新年を占うフォーチュンクッキー
本当は新年明けてからの記事にしようとも思っていたのですが、そうすると皆さんの準備が間に合わなくなってしまうので、本日リリースすることにしたレシピです。
♪カモンカモンベイビーでおなじみの「フォーチュンクッキー」。元来は「恋を占うもの」ではなく、「新年を占う」縁起物だったそうです。まぁ、小難しい話は後回しにすることにして、これが手作りできるとなったら楽しいとは思いませんか?
特にキャンプでやる必然性もないのですが、キャンプのメニューって日常と違うネタを探しているものでしょう? しかも中身にイベント性の高い「占い」を仕込めるとなったら! みんな盛り上がること間違いなし!
材料と作り方
まずはレシピとは別に「占いの紙」を準備します。写真のように1cm×10cmほどのの紙片に、占いを書きましょう(文言の方は参考にして下さらなくて結構です)。あるいは懐かしの「点取り占い」を入れてもOKです。
材料(10個分)
*薄力粉(大さじ3強)
*卵白(Lサイズ1個分)
*砂糖(大さじ3)
*バター(30g)
*バニラエッセンス(少々)
卵白を軽くほぐし、砂糖を加えながら「もったり」した状態になるまで混ぜます。ふるった薄力粉とバニラエッセンスを加えて「粉っぽさがなくなるまで」混ぜ、さらに溶かしバターも流し込みます。
温めたスキレットに生地を大さじ一杯ほど流し込み、スプーンの背で直径10cmくらいに薄〜く広げます。弱火でじっくり焼いていき、裏面が焦んがりキツネ色になったらひっくり返します。
おもて面は申し訳程度に焼くだけでOK。占いの紙を載せてからフチを圧着します。急ぐ必要はないので、火傷には注意してください。
本来は「コップのフチを使って」となっているのですが、ここはやはりシェラカップ で成型しましょう。ほんのり温かいうちは、くんにゃり曲げられます。
実は日本古来の「辻占煎餅」
キャンプ場で作っても良いのですが、事前に作っておいて容器に入れて持っていくのも良いでしょう。メンバーに合わせて、オリジナルの占いを仕込むと盛り上がりますし、「点取り占い」もシュールで笑えますよ。
そして冒頭で後回しにしました「フォーチュンクッキー」の由来をお伝えします。これがwikiによりますと、実は江戸時代の北陸地方に端を発するそうです。「新年の祝いに神社で配られていた辻占煎餅」……実は日本発祥だったのです!
てっきりアメリカ、しかもチャイナレストランが発祥だと思っていたのですが、 wikiに書いてあるので間違いないです。てか、続きはwikiで確認してください(責任放棄)。日本もまだまだ捨てたもんじゃありませんね。