日本一のキャンプ場
キャンプを始めてしばらく経てば、その名を聞かないことはない有名キャンプ場『北軽井沢スウィートグラス』。開設27周年を超える中で、雑誌やイベントなどで数回に渡り「日本一のキャンプ場」に選出されてきました。
編集長の森風美も最初に訪れた時からその素晴らしさに感動し続けてきてはいたのですが、先日テレビの企画で「雪中キャンプ」に赴いたおり、あらためて「冬のスウィートグラス」に心打たれて帰ってきましたので、記事にしてお伝えしたいと思います。
まずは冬景色をご覧ください!
昨年内に訪れたこの時はまだ、それほど雪も積もってはいなかったのですが、見てください! この晴天に恵まれた青い空と白い雪のコントラスト! 3万坪の広大な土地と、背景に浅間山を擁するこの風景は、郊外のキャンプ場ではちょっと味わえない雄大さですよね。
冬の雑木林もすっかりと葉が落ちて、木立に陽が射すと、白い雪に複雑な影模様を描いて幻想的。「赤毛のアン」が親友ダイアナと遊ぶ「アイドルワイルド(まどろんでいる大自然……みたいな意味かな?)」を思い起こします。
冬対策万全のファシリティー
まずは冬キャンプで何より嬉しい設備。写真を見てお分かりの通り、温水が出ます! 洗いもので指先が紫色にならずに済みますね。大きなシンクに、タイル貼りの広い流し台。アクリル板の仕切りや、湯沸かし器には木製のカバーまで! 細やかな配慮が行き届いています。
洗面台の方もパウダールームと言っても良いくらい、広くて使いやすいです。おむつ台まであるキャンプ場はなかなかありませんよね。トイレも清潔に保たれていて、当然のように温水洗浄式の便座まであります。
そして「スウィートグラス」といえば何より、充実したコテージとキャビンが有名です。トイレも冷蔵庫も家具も食器も……なんと石窯まで備わった「家同然」のコテージと、電気と薪ストーブという最低限の設備におさえたキャビン。もちろんテントサイトもあるので、ご自分のレベルに合わせて冬キャンプに挑戦できます。
本当のホスピタリティーとは……
でもでも、風美が本当に心打たれたのはスタッフさんたちの心遣い。あちこちに冬キャンプの注意書きが掲示されています。煩く感じてしまうこともあるこのような掲示も、分かりやすく、本当にお客さんのことを想っているのが伝わってくると、温水以上に暖かくなりますよね。
そしてただ注意を促すだけではなく、冬を彩る楽しい演出にも配慮されています。編集長が訪れた時には、このようなオブジェがそびえ立っていました。絵馬に願い事を書いて御神木の「ヒエドン」に祀ると、1月9日の「どんど焼き」でお焚き上げいただけるそうです。
他にも「北軽井沢スウィートグラス」さんのホームページを覗いてみると、冬キャンプ仕様のコンテンツがいっぱい! 季節によってホームページを変えるキャンプ場さんもなかなかありませんが、月ごとの気温や服装アドバイスまで……ファシリティー以上のホスピタリティーが感じられます。
公式ホームページ&予約 : https://sweetgrass.jp