予約の仕方はそれぞれ異なります!
さぁ、キャンプの計画が定まってきたら、実際にキャンプ場に予約を入れましょう。ただ、それぞれのキャンプ場は基本的に「個人経営」ですから、予約のシステムや方法がまちまちになっています。

また、キャンプ場のルールもそれぞれ異なりますから、見落としていると「お金をもう払い込んでいるのに、そんなはずじゃなかった!」という事態になりかねません。まずはそんな注意点から見ていきましょう。
予約前に確かめること
最近はネットに「じゃらん」や「なっぷ」などのように「まとめてキャンプ場を探して予約できる」便利なサービスが増えてきましたから、個別のキャンプ場のHPを見に行かなくても予約はできてしまいます。
もちろん、そんな総合サイトにも個々の規則は記載されているのですが、それぞれのキャンプ場のHPを見ると、さらに細かい注意書きがされていることもあります。最低限、次のようなポイントには注意をしておきましょう。

*車の入れるキャンプ場かcheck!
『軽キャンパー入門』の方でも触れられていますが、「徒歩キャンプ」が前提になっているキャンプ場もあります。サイトまで車が乗り入れられない場合、荷物を何往復も運ばなくてはならないこともあります。
*追加料金をcheck!
料金体系も各キャンプ場によって異なります。利用料が一律で決まっていることの方が珍しいぐらいで、人数で別々に計算する方が多く、他に入場料、駐車場代、入浴料などが設定されていたり、1日目と2日目で別計算になっている所もあります。
*ペットOKかcheck!
自然の中だし、お外だから「どこでも大丈夫だろう」と思っていると、愛犬が入れなくなっちゃうこともあります。ペットNGのところもあるのです。鳴き声や排泄物の問題もありますからね。逆に動物アレルギーの人もいるので、お気をつけください。

*その他のルールもcheck!
「焚き火と直火のルール」「ゴミの処理の仕方の規則」「チェックイン&アウトや就寝時間」「スピーカーや楽器などの音の規制」などが一般的ですが、「トイレットペーパー持参」などの独自ルールもあったりします。
予約の仕方
ほ〜んの若干ですが、今でも無料のキャンプ場があるように、予約の要らないキャンプ場もあったりします。でもそんなキャンプ場は、オープン前に長蛇の車の列が出来たりもしますから、逆に独自の下調べと勘が必要になります。場合によっては予約を取るより難しいかも。
予約の方法のパターン
*公式HPから予約(これが一番多い)
*予約サイトから(「じゃらん」「なっぷ」など)
*電話・メールで予約(昔ながらの直接やりとり)

また予約期間を設けているキャンプ場も多いです。人気のキャンプ場ともなると、嵐のコンサートのように予約合戦が必要です。逆に、1年以上先の「年越しキャンプ」まで受け付けてくれる所もありますが……。
予約期間のパターン
*?ヶ月前から予約(予定日から逆算)
*前の月の1日に予約(予約合戦を覚悟)
*先?ヶ月分を指定日に予約開始(合戦必至!?)
などいろいろあります。
最初は無難なところから……
やっぱりキャンプ場は個人運営が多いため、規則も予約方法も多種多様ですね。中にはインスタなどのSNSだけでしか受け付けてないとか、月額定額のサブスク形式のところまであったりします。
また「支払い方法」も、基本的には「当日の受付時に」が多いのですが、予約時に全額銀行振込という所もあったりするので、カードやネット決済を受け付けてくれるかどうかも含めて、確認しておきましょう。

やはり初回は地元で名の知れ渡った、有名キャンプ場から始めてみるのが無難かもしれませんね。大きなところは、あまり変わったシステムやルールは採用してないでしょうから。前回オススメした通り、動画を見ながら決めるのも間違いが少ないでしょう。


