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入 門
軽キャンパー入門*25
『ファンと網戸は必須!?』

夏の快眠のために……

夏が近づいてくると困った問題として浮上してくるのが、車内にこもる熱。換気の問題になります。昼間の暑さが上昇するのは一般車も変わりありませんが、軽キャンパーの場合、夜の寝苦しさが最大の敵。解決の難しい難問となります。

若い時にハイエースに4人で寝たことがありますが、皆の体温で暑苦しくて、汗だらだらになりました!

窓を開ければ夜風は涼しいのですが、そうすると今度は「蚊」が入ってきて閉口します。軽キャンパーに何よりも大切な「快眠」のために「ファン(換気扇)」と「網戸」は欠かせない存在だと筆者は考えています。

もちろん中には「要らない」という人もいらっしゃいますが、その是非を問う前に、どのような設置方法があるのかを考えてみましょう。軽キャブコンと軽バンコンとで、状況が大きく異なることがお分かりになると思います。




軽キャンパーのファン

ファン(換気扇)の機能は主に「換気」ですが、その目的は室内温度の上昇を防ぐことと、一般家庭の換気扇と同様に「匂い」をリフレッシュすることにあります。筆者はあまり気にならないのですが、車内で調理した匂いのせいで眠れない人も存在します。

ならば「調理しなければ良いじゃん」という話になるのですが、それはそうですね。キャンプなら外での調理にすれば良いし、旅行時ならば外食やスーパーのお惣菜、お弁当で済ませれば良いのです。でも室内温度となると……。

家庭の換気扇は「室温」のために付いているのではありませんが、軽キャンパーのファンは扇風機の代わりに近いんです

*軽キャブコンのファン
ビルダーさんの作るキャブコンなら、天井に取り付ける「ルーフファン」が一般的。別注の「オプション」となっていることが多いので、できれば取り付けてもらうことをお勧めします。費用もそれほどかかりません。

涼しくなると止まる「サーモ機能」は要らないと思います、逆に真冬に回転しなくなっちゃうので

モバイルハウスの場合は壁についてくることが多いですね。自作する人の中には、台所用の換気扇をそのまま取り付けちゃう人もいますが、最強すぎます!! もうちょっと小型のものでも十分です。

*軽バンコンのファン
問題はDIYが多い軽バンにファンを取り付ける方法です。天井に取り付けるにも、ボディに穴を開ける作業は素人にはムリ。ビルダーさん製作よる場合でも後部の窓(スライドドアなど)に小さなファンを取り付ける方法を採択されることが多いです。

具体的に説明すると……後部スライドドアの窓を半開きにして、開いた部分にボードをはめ込みます。そこに「USBファン」と呼ばれるPC冷却用のパーツを取り付けて、虫が入らないように網戸をかぶせて……とDIYするキットも売っています。

電源はUSBなので、サブバッテリーにつなげなくても「ポタ電」や「モバ充」でも供給できます




軽キャンパーの網戸

実のところ、換気の能力は「ファン」よりも「網戸」の方がずっと高いでしょう。実際、「ファン」を強力にするよりも「網戸」を大きくした方が、より多く涼しい風が運ばれてきます。しかし網戸の弱点はその「弱さ」にあります。破られて侵入されてしまう危険性を考えると……。

*軽キャブコンの網戸
ビルダーさんが作る窓と網戸なら、何の問題もないはずです。家での泥棒防止と同じルーバーウィンドウが採用できますし、ポップアップする軽キャンパーなら、だいたい大きな網戸が付いてます。就寝時に上げておけば、下のダイネット部分にまでサーッと夜風が流れ込んできます。

ボッブアッブの真の魅力は「2階に寝れる」ことより、「大きな網戸」にあるのかもしれません!

*軽バンコンの網戸
しかし、難易度が高いのが軽バンの網戸です。人気車なら、各車種に合わせた網戸のキットも売られていたりもするのですが、気兼ねなく使えるのは昼の間だけ。就寝時は防犯の都合上、どうしてもウィンドウを閉めなくてはなりません。


ルーバーウィンドウなどを自在に設置できるキャブコンと違って、バンコンには元からの窓が大きく開いています。人が侵入しないようにするためには半分以上閉めなくてなりませんし、車内に腕を伸ばされたくなければ、隙間を10cm以下にしなくてはならないでしょう。

女性にとっては2〜3cmの隙間でも、まだ少し不安が残りますよね

という訳で、軽バンコンであってもポップアップ仕様になっていると、夏場の車中泊がガラリと変わります。軽バンのルーフ高が180cmであっても、網戸部分は2mを超えてきますから、安易に侵入できなくなるのです。




発想を逆転させてみる?

まとめると「ファン(換気扇)」も「網戸」も、DIYにはちょっと敷居が高いようです。でも、だからと言って「ぜったい業者に任せなくてはいけない」とか「キャブコンを買わなければならない」という訳ではありません。

いっそのこと、網戸もファンもなしで「バンライフを楽しんじゃおう!」って割り切っても良いのです。そもそも遊びなんですからルールはありません。キャンプだって、わざわざ不便を楽しむような遊びですから、それは車中泊も同じことです。

「こうしなくちゃいけない」って発想から「こうしたい!」って発想に逆転させてみて!

編集長の森風美の軽バンにも網戸やファンは付いていません。でも彼女は「夏は車中泊しない!」と割り切っています。「夏はテント泊にする!」って。あるいは「標高の高い涼しいところに行く」って……。

キャンパーたるものテントに泊まったって、何もおかしくはありません。真冬だって、あえて雪中キャンプに挑んだって良いんですものね。不便を逆手にとれば、自分の遊びの幅を広げるきっかけにもなったりするものです。近々「軽キャンパー向けのクーラー」が発売されるかもしれませんしね。







「ちょもか」ちゃんがファンの取り付けに挑戦! このマグネットの発想は素晴らしいですね!







Author
なちゅガール編集部
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