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外ごはん
勝手にカレー対決!!
『ほりにしvsFIVE&DIME』

レシピ記事ではありません!

いつもならこちらの「外ごはん」の記事では、キャンプ料理の作り方を披露しているのですが、今回は「レシピ」ではありません。キャンプ料理を「試食」してみよう! …… という試みになります。試食の記事だって「外ごはん」の記事には変わりありませんからね。

それというのも、編集部に2種類の「アウトドアカレー」が届いたからです! 昔からキャンプといえばカレー。しかも夏といえばカレー。まだ関東は梅雨に入ったばかりですが、これからの季節にはピッタリ!!

表題の「ほりにしカレー」と「FIVE&DIMEカレー」は、どちらもキャンプで美味しく食べることを前提に開発され、早くもキャンパーたちからの注目を集めまくってます。読者の方の中にも、その味を知りたいと思っている人はいるはずです!!

今回は編集長とともに、贅沢にもその2つを食べ比べさせて頂きたいと思います!



ほりにしカレー

アウトドアスパイスとして、今やキャンパーでなくてもその名を知っている「ほりにし」。和歌山のアウトドアショップ「Orange」さん発の150万本突破の全国的大ヒット! このたびそのスパイスを生かして「カレー」も開発されました!! 6月1日から「Makuake」で先行販売中です!

プロデュースはもちろん伝説のショップマネージャー「掘西晃弘」さん。カレーが大好きで、その愛を全投入して、一般的に「大阪カレー」として知られる「甘くて辛いカレー」をベースに、「どこか懐かしい味わい」と「ほりにしスパイス」との融合を目指されました。

そのお味は「最初のひと口はフルーティーな甘さが来て、次に旨さ、その後にジワっとした辛さが追いかけてくる」と説明されています。いっぺんに全ての味がするのではなく、「甘い」「旨い」「辛い」が次々と追いかけてくるカレーってどんな味なのでしょう……?

これは黒い三連星の襲撃、ジェットストリームによるアタックが楽しみになってきました!!



FIVE&DIMEカレー

正式な商品名は「5&10カレートート」、なんとこちらは「アウトドアモンスター」の可愛いミニトートに入って販売されているのです! カレー本体は、有楽町で60年続くカレー専門店「ふくてい」さんの味を、1年半の歳月をかけてレトルトに仕上げたもの。

プロデュースはアウトドアブランドの「FIVE&DIME」 さん。古き良きアメリカンスピリッツを社名に込めたその想いは「歴史や物にまつわるストーリー、素材にこだわって商品をつくりたい」というもの。老舗本格カレー専門店の物語が、ここに新たに紡がれることになりました!

気になるお味の方は……食べられたことがある方はご存知だとは思いますが、こちらも気取らない「懐かしい系」とも言うべきカレー。「コンセプトはあくまでもスタンドカレー」ということで「6〜7時間かけて、トリガラをしっかり煮込む」丁寧な作りを信条にされています。

お茶屋さんともコラボしている「アウトドアモンスター」は、まさに「神出鬼没」!



それでは実食です!!

そんな素晴らしい2つのカレーを頂くのですから、キャンパーなら誰もが知っている最高のスパイス「戸外(アウトドア)」を外す訳にはいきません! 湯煎で袋を温めるのは屋内と変わりませんが、外の空気によって、お料理がより美味しくなるのがキャンプ飯です!

そして今回は、このように「ダムカレー」にインスピレーションを得た盛り付けにしてみました。「なちゅガール」創設時からの名物料理「無印良品カレー」では、十何種類もの味を食べ比べしましたが、今回は2つ。シンプルにこの形におさまりました。

ちなみに「無印カレー」の盛り付け方はこんな感じ……夏に盛り上がるのでオススメです!!

*「5&10カレートート」
それではまずは右側、「FIVE&DIME」さんの「ふくていカレー」から試食してみます。色はほとんど変わりませんが、ちょっとだけ濃いかな? お味の方も、これは濃い〜! すっごく濃厚!! コクのあるお味です。表面的に辛いスパイス優先のカレーではなく、奥行きのあるお味です。

さらにお伝えすると(味を文章でお伝えするのは本当に難しいんですが)、「懐かしい」とは言っても、おウチのカレーというよりお店のカレー寄りですね。ちょっと珍しいのは「塩味」が少し効いているところ。カレー全体の「旨味」にひと役買っています。

ルゥがポテっとしている昔ながらのカレー! スキレットでたくさんのご飯と一緒に炒めてドライカレーにするのも美味しそう!

*「ほりにしカレー」
辛いのが苦手な編集部は迷わず白い箱の「ちょい辛」を選択。左側に盛ると「ふくていカレー」よりやや赤味がかった色かな? でもほとんど変わりありません。味は一口食べると「甘っ!」……確かに「♪リンゴとハチミツとろ〜り溶けてる」以上のフルーティーな甘みが広がります。

けど、ごっくん食べ終わると口の中に「スパイスの辛さ」が残るんです。不思議!! 大阪の人はこんなカレーがデフォルトなんでしょうか? しかも苦手な編集部にとってはギリギリの「辛さ」なのに、次の一口の「甘味」が欲しくて、無限♾カレーになっちゃいます。

辛いのが苦手な私は白で「ぎりぎり美味しいライン」上の辛さ。甘さと辛さで頭が混乱して癖になります。カレーうどんにしてみたい!



新しい盛り付けの誕生!

でも正直言って……こういうこと言っちゃうと両社さんから怒られちゃいそうですが……どちらもコクのある系のカレーで、甲乙つけ難く……しかも食べ進めるうちにご飯の堤防も決壊。カレーも混ざり合っちゃったので、カレー対決は引き分け。とにかく美味しかったです!

せっかくご飯で仕切っていたのが、すべて「無駄」となる結果になってしまいました!

「ほりにし」さんのmakuakeページでは、白の「ちょい辛」と赤の「辛口」をブレンドして「中辛」にする方法が提案されていますが、このダムカレーにヒントを得た「ご飯で仕切る」方法なら、食べるときに「味変」をコントロールしながら楽しめると思います。

ということで、せっかくの仕切りを無駄にしてしまうこの「なちゅガール」独自の盛り付け方を「ムダカレー」と命名させていただくことにしました。皆さんもアウトドアで、ご家庭で、「ムダカレー」……お試しください!!




*「ほりにしカレー」先行販売ページ : 『MAKUAKE』ほりにしカレー
*「5&10カレートート」販売ページ : 『FIVE&DIME』販売サイト








Author
なちゅガール編集部
アウトドアの楽しさをお伝えしたくて、日々おもしろいことを探しています。皆様からの情報提供もメールでお待ちしています!! また記事につきましては正確を期しておりますが、最新の情報や価格については都度お調べください。