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外どうぐ
つま先から見る
『クロックス再発見!!』

唐突ですが、まず最初に読者の皆さんに主張したいことがあります! それは「足のつま先が不快だとヤル気が出ない!」という、およそ人類共通のセントラルドグマ(基本原則)です!! 特に水たまりに足ズボして、靴下が濡れた時のヤル気の出なさ……ったら、もう!

つま先の靴下がグジュグジュ……気持ち悪くて、冷たくて……うぅ……

本題に入ります

冒頭から訳の分からないコト息巻いていますが、本題のCrocs(クロックス)……今や誰もがその名前を知っているサンダルの代名詞。 軽くて、履き心地がめちゃくちゃ良くて、丈夫で長持ち!! これからの季節、どこに行くにもクロックスという方も多いのではないでしょうか?

Wikiによると「クロスライト(特許)」という発泡樹脂は「素足より疲労を62%軽減する」んだそうです!!

あまりにも巷に浸透、普及しているので、すっかり「タウンユースがあたりまえ」だと思っていたのですが、実はコレ、元々は「ザ・クロックス・ビーチ」という名前で2002年に発表されたんだそうです。水陸両用なのでクロコダイル(ワニ)のマークなんですね!




再発見その1



そんなクロックスの新しいモデルを編集長が履いていて、「これ滑らないよ!」と編集部にススメてきました。先日の動画で履いていたモデルです。最初は「クロックスは元から滑らないじゃん!」と思ったのですが、よくよく話を聞いてみると「滑らない」の意味が違うようです。

その名は『クラシック オールテレイン クロッグ 』……何やら後部にストラップが付いていて、「キュッ」と長さ調節可能なよう。つまり編集部は「ソール(靴底)が滑らない」のを「あたりまえ」だと思っていたのですが、ニューモデルは「中で足が滑らない」んだそうです。

そう言われると思い当たるフシがあります。ダイビングやスノーケル好きの編集部は、よく海辺の岩場でもクロックスを多用しているのですが、靴底は滑りにくいのに、サンダルの中で足が横滑りしちゃうんですよね。特に水に濡れていると。

そういうもんだと思って、諦めていましたが……

「なら、マリンシューズ履けば良いじゃん」って話ですが、違うんです。クロックスが好きなんです! だってフィンを装着する本格ダイビングの時はとにかく、マリンシューズは「濡れた靴下」と同じじゃないですか? つま先の指の開放感が、クロックスはたまらないんです!!

これって、他のマリンスポーツや渓流釣りの人からも絶大な共感をいただけると自負しています!! 実際、編集部も「オールテレイン」を試着してみましたが、踵のストラップだけでこの密着感! 見た目から予想される以上です!! これ好きっ!!! 良いですよっ!!!!

※とはいっても、どんな靴も万全ではありません。岩場では十分に気をつけてくださいね。特に岩海苔の上!!



再発見その2

話はギューンとぶっ飛んで、真冬の話になります。思いっきり季節ハズレです。皆さん、冬の凍えるキャンプを思い出しながらお読みください。これは画期的な発見かもしれません! しかもキッカケはウチの父。キャンプ歴ウン十年になるベテラン……というか沼ハマ親父です。

キャンプ歴だけは無駄に長いのに、父は長年「つま先冷え」の問題に悩まされ続けてきたのです。その末端冷え性は、2万円越えの本格スノーブーツですら解決ならず、「靴用カイロ」に手を出し、それでも足らずにレギュラーサイズの「カイロ」にも手を出し……

正確には「足を出し」かな?

たまたまワンサイズ上でぶかぶかの「Beanブーツ(定番!)」があったんで、それに無理やり「服用の使い捨てカイロ」を突っ込んでるんですよ!! それでも「寒い、寒い」が止まらず「追いカイロ」を突っ込み……。片足2つずつの、計4つも突っ込んでいる有様です。

しかし父は気付いたのです。装着してしばらくは暖かいのに、すぐに冷たくなってしまう。これはブーツの構造上、カイロに必要な空気(酸素)が供給されてないのではないかと。そこで冬なのに愛用のクロックスに履き替え、カイロ挿入! これがいつまでも暖っか〜い! んだそうです。

サンダルなんて寒そうなのに、厚手の靴下と足の甲のカイロの組み合わせが最強なんだそうです!

気付くのにここまでかかったのも、例のセントラルドグマが発動していたせい。つま先が冷え切った父は、焚き火に足の裏をかざしながら思考停止していたのです。本来なら低温やけどしそうな程に熱くなるカイロです。やはり「つま先の不快」は人間から覇気を奪います。

父は長年愛用してきた「マンモスevo」という冬用クロックスのボアを外して、カイロinしました(かなり古いですが「丈夫」の証です)!!

クロックスの構造は、中にゆとりがあり、穴がたくさん空いていて、カイロ挿入にぴったり! しかも、テントやキャンピングカーで面倒な、靴の脱ぎ履きも楽っ々!! 何を隠そう末端冷え性をしっかり遺伝している私も、この冬から真似をするようになりました。

本格的な雪中キャンプなどには不向きですが、2月の一番寒い時期でもポッカポカ! 皆さんお試しを!



再発見その3

こんな風に、夏でも冬でも大活躍するクロックスの魅力を再発見してきた編集部ですが、最後の再発見にはいつもの「なちゅガール開発部」が出動します! 説明するよりは見るが早しで、こちらのイラストをご覧ください!!

その名も「クロックス サンドドレイン(SandDrain)」!! 内底に溝を設けることで、クロックス内に侵入した砂(Sand)を排出(Drain)しやすい新構造。つまり3つ目の発見は、編集部が発見した「クロックスさんに提案したい商品案」になります!!

これはビーチサンダルなどでも、誰でも経験があると思います。足の指の間に入った砂もまた、嫌〜な不快感の元になるんですよね〜。思わずセントラルドグマが発動しそうになります! サンダル型だとさらに取りにくくて……これが唯一、クロックスの弱点だとも言えます。

砂を取りにくい分、足をカバーする安全性はダンゼン上なんですけどね!

それを解決するのがこの流出(Drain)構造。溝のつけ方には開発の余地アリですが、サッと水に浸けたり、水道で洗い流すだけで、砂が流れ出してくれると、ど〜んなにありがたいことか!! クロックスさん、これ「オールテレイン」と組み合わせると売れますよ! 絶対!! (と思いますよ!! きっと……。おそらく……。願わくば……。)




3足買っちゃいましょう!

ということで、今回はクロックスの様々な利点を再発見してきました。父のように長年愛用していても、なかなか気付かない発見もあるものですね。キャンプギアでもそうですが、シンプルな中にも完成された銘品にはよくあることです。

そして編集部のオススメは、この際もう「3足買っちゃいましょう!」ということです!!

1足は「夏用にピッタリサイズのオールテレイン」を。2足目は「冬にカイロを入れる用のワンサイズ大きいクロックス」を(父はボアを外したのでワンサイズ大きくなっていました)。そして3足目はいつか発売されるであろうなちゅガール発案の「サンドドレイン」をっっ!!














Author
なちゅガール編集部
アウトドアの楽しさをお伝えしたくて、日々おもしろいことを探しています。皆様からの情報提供もメールでお待ちしています!! また記事につきましては正確を期しておりますが、最新の情報や価格については都度お調べください。