INUTABIさん情報です
YouTubeやSNSでご存知の方もいらっしゃると思いますが、ひょんなことから、なちゅガールメンバーの「INUTABIファミリー」さんと、編集長の森風美の家族が、なぜか伊豆半島で遊んでくるという珍事がありました。
この時は森風美の妹の「花菜(はなな)」に付き合う形で、INUTABIファミリーさんもスノーケリングを初体験。伊豆のもっと先にある下田の海で泳いできた後に、こちらのRVパークを利用されたそうです。
RVパークといえば、最低限、駐車場とトイレがあるだけってイメージもありますが、先日ご紹介した高知の「アロハヴィレッジ」さんのように、施設が充実しているところも増えてきています。
『RVパーク伊豆黒根岬』さんもそんな施設のひとつ。まだまだ発展途上の所もあるようですが、各サイトに用意されたデッキと焚き火のできるスペース、そしてマップから分かる通りの眺望が素晴らしかったので、今回記事として紹介することになりました。
コージーな夜に……
『RVパーク伊豆黒根岬』には全部で7つのサイト……というか駐車スペースがあります。そのうち5つのサイトがオーシャンビュー。具体的な番号で言うと、3番と4番以外なら車窓から海が望めるのです!
そして両家族が今回泊まったのが3番と4番! 予約が直前過ぎて、海が見えないところしか空いてなかったそうです。ところが写真をご覧ください。そんなデメリットが吹き飛んでしまうような、このCozy(居心地の良い)空間!!
偶然にもこの日は、こちらの4番サイトにウッドデッキが設置されたばかり。 行き掛けに立ち寄った際には、まだ大工さんがトンカン作っていた最中だったということですから、なんとINUTABI家と森家がファーストユーザー!!
キャンプ場とは違って、RVパークは旅の間に立ち寄ることが多い施設です。キャンプ場のように昼間から遊んだり、お料理をしたりすることはあまりありません。でも、こうしてちょっとくつろげる夜が過ごせると最高なのです!
爽やかな朝に……
そして朝が来ましたーっ! 日の出です!! 上のMAPからもお分かりの通り、このRVパークはほぼ真東を向いています。太陽は季節によって昇る位置を変えますが、編集部の見たところ、1年365日、夏至から冬至にいたるまで、海から昇る朝日が拝めるはずです!
この日の日の出は5時50分、方角は東南東。柵もないので「自己責任で」となっている高台からバッチリ望めたそうです。両家族は空が白み始める頃から早起きをして、暁光が雲を染め、ゆっくりと太陽が顔をのぞかせる瞬間を楽しみました。
そしてまたデッキに戻り、ゆっくりコーヒーを淹れ、朝食を摂り……キャンプのようにテントやギアの撤収も要らず、その日の予定に向かって軽快に走り出して行ける……キャンピングカーライフにはうってつけの拠点になりました。
施設紹介
以上のように空間と眺望が最高なRVパークなのですが、簡単にその設備の方も紹介しておきましょう。まずトイレ、水道などの必要な物は揃っていますし、温水シャワー施設もあります。真冬もお湯の流し台が使えるのはポイント高い!
ゴミは可燃物のみ有料の袋を買って、ゴミステーションへ。そして日本ではまだ珍しい、キャンピングカーのグレータンク(生活排水)、ブラックタンク(トイレの汚水)の排水パイプもありました。
各スペースは電源サイト(15A)にもなっていて、しかもその使用料は無料! 1泊1,500〜3,000円の宿泊費用に含まれています(お盆、年末年始は最高4,000円)。ライトを追加したり、家電製品を使ったり、もちろんバッテリー充電にも使えます。
駐車スペースも広いので、フルコンキャンパーも利用可能。この日はバスコン(バスを改造した大型キャンピングカー)も来ていました! それでもスペースに余裕があるので、焚き火台を使っての焚き火もできちゃいます。
伊豆が変わり始めてる!?
ほんの数年前までは、その広大さに比べてキャンプ場も少なかった伊豆半島。海も山も自然がいっぱいで、首都圏からもアクセスしやすいのに、空いているキャンプ場を探すのに本当に苦労しました。特に東伊豆では。
ところがブームのおかげか、少しずつキャンプ場もRVパークも増えてきています。今回の「伊豆黒根岬」さんもオープンしたばかり。まだ敷地内に木材なども積まれていて、これからの進化が楽しみです。
『RVパーク伊豆黒根岬』
住所 : 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3009-1
電話 : 090-2166-0447
くるま旅HP : https://www.kurumatabi.com/park/rvpark/862.html