自己紹介?
海に潜ったり、釣りをするのが大好きで、1年を通して海に行っています。こちらで不定期更新させてもらうことになった『はななのフィッシュ日和』では、海のアウトドアの楽しさをお伝えしていきます。
私は3歳ごろから海に入っていて、最初は父と母の近くで浮き輪の中に入ってぷかぷか浮きながら、アクアスコープで海の中を覗いていました。5歳ごろには、お風呂の中でシュノーケルマスクを使う練習していました。
そして、小学校4年生のときにもっと泳ぐのが上手くなりたい! と思い、スイミングスクールに通い始めて海の中に潜るのがどんどん楽しくなりました。
また、家の水槽ではファインディング・ニモで有名なクマノミやナンヨウハギなども飼っていました。クマノミはオスとメスの区別がない魚で、グループの中で1番大きな個体がメスになり、2番目に大きな個体がオスになります。
実際にクマノミを幼魚から成魚まで育ててみると、ほんとにメスが死んでしまうとオスがメスになっていてとても驚きました!
南の島の魚たち
チョウチョウウオという南の方のサンゴ礁で暮らしている魚がいます。見た目は、体は左右に平たい形で、口は小さく「おちょぼぐち」です。色や模様はそれぞれ違うけれど、みんなが想像するような「The・熱帯魚!」という感じです!
また、同じチョウチョウウオなのに口先がとても長かったり、背びれの棘の1部が長く伸びているものもいて、とにかくたくさんの種類がいます。
沖縄などの南の方で台風が起きると、チョウチョウウオたちの卵が付いている海藻が黒潮(日本海流)に乗って、茨城県の方にまで流されてきます。そして、私たちの身近な漁港などで卵が孵化し、一円玉サイズぐらいに成長したものを見ることができます。
しかし、本来暖かい熱帯の方に生息しているチョウチョウウオは、冬になると海の水温に耐えきれなくなり、死んでしまうので死滅回遊魚(季節来遊魚)と呼ばれています。
また、海の水温は陸上の気温よりも1ヶ月遅れているので、9月〜10月に20度以上になり、そこが絶好の採集のシーズンです。
私が好きな「豆チョウ」
私は中学1年生のときに、神奈川県真鶴町で初めて「トゲチョウチョウウオ」を採ったときから、チョウチョウウオに興味を持ち始めました。
チョウチョウウオは、成長するに連れてどんどんすばしっこくなるので、まだまだ下手な私は幼魚の中でも、ちっちゃいものしか採ることができません……。
チョウチョウウオにもたくさんの種類がいて、いちばんスタンダードな種類のものがナミチョウチョウウオ。全身が黄色で、海の中で一番数多く見かけます。
よく見かけるけど私的に1番見分けづらいものは、フウライチョウチョウウオとトゲチョウチョウウオです。尾びれの方が黒で縁どりされているようなものがフウライチョウチョウウオ(左)。されていないのがトゲチョウチョウウオ(右)です。
そして、私がチョウチョウウオの中で1番好きなのは、アケボノチョウチョウウオです! おにぎりのような形をしていて、真っ黄色の鮮やかなヒレと背びれの方から中心部への黒から白へのグラデーションが、とても綺麗です。
名前の由来も「夜明けの地平線差してくる太陽の光」で、とても素敵な名前です。まだ1回しか採れたことが無いのでこれからの採集期待していてください!
はななのフィッシュ日和
「はななのフィッシュ日和」では海での採集だけでなく、いつもどうやって採集したり飼っているのかについて、釣りや水族館のことなど山だけじゃないアウトドアの楽しさを伝えられたらなと思っています!
また、絵を描くことも大大大好きなので、海の中で見かけた魚などをたくさん絵にしていきたいです。よろしくお願いします!