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コラム
はななのフィッシュ日和*02
『琴ヶ浜(神奈川県真鶴)』

今回は神奈川県真鶴町にある琴ヶ浜海岸に行ってきました。私が海に入り始めた3歳のときから、毎年のように通っている思い出がたくさんある海で 、前回の記事でも書いていたように、私が人生で初めて豆チョウ(赤ちゃんのチョウチョウウオ)を採った海です!




*海の地形と思い出

琴ヶ浜海岸は、大きく分けると3つの地形があります

左の方にある岩場が、1番チョウチョウウオが採れやすいと思います! そしてこの場所で、人生初めての豆チョウを採ることができました!私の両親は元々チョウチョウウオの採集をしていて、私が狙ったところで採れない魚だなーと思いあまり興味がなく、両親の近くでぷかぷかしながら、ハゼなどの地味な色の魚を採っていました。

すると、とってもちっちゃいチョウチョウウオが私の近くを泳いでいって、この子なら私でも採れるかもしれない!と思い、とにかく追いかけ回しました。そして、左の方の岩場の滑らかな大きな石が横たわっている場所まで追い込んで、採ることができました。

あの時はすごく嬉しかったなー!

中央には防波堤があるおかげで、波が他の地形と比べて穏やかでいつも5〜6匹くらいはチョウチョウウオを見かけることができます。海底の石がごろごろしているからチョウチョウウオを採ることは難しいです……。でも、波が穏やかなので小さなお子さんがいても安全に泳ぐことが出来ます。(水深が一気に深くなるので浮き輪は忘れずに!)

水面の上に浮いてる藻をすくって見ると、もしかしたら幼魚のカワハギが採れるかも!

右の方はタイドプールになっていて、小さなお子さんが小魚を捕まえに中を覗いているのをよく見かけます。私はすごい魚がいるかもしれないと思い、海から上がった後によく覗いて見ています。

JR真鶴駅からバスで7分です



ダイビング発祥の地

琴ヶ浜海岸はファンダイビング発祥の地と言われています。横須賀のアメリカの水兵たちが、日本で初めて神奈川県の真鶴町で琴ヶ浜でダイビングをしたと聞いたことがあります。ダイビングは九州などのもっと南の方の地域が発祥だと思っていたので、それを知ってすごく驚きました。

琴ヶ浜海岸の近くには琴ヶ浜潜水博物館というものがあるのでいつか行ってみます!

ファンダイビングとはライセンスを持っている人が、体験することができるダイビングで、最大約40mまで潜ることができます。私はまだダイビングをした事がないので、いつか琴ヶ浜海岸の海に潜ってみたいなー!




琴ヶ浜のチョウチョウウオ

今回は関東でも見ることが出来るけれども、ちょっと珍しいチョウチョウウオを紹介したいと思います。

ハタタテダイというお魚は、成魚になると25cmにもなります! 背びれがすごく長く尖っていることから「鋭く尖った」という意味から名前がついています。たまに、この長く伸びた背びれが2又に分かれた個体もいるそうです。見てみたい!

見た目は、白色の体に2本の太い黒い線が走っていて、背びれの後ろの方・胸びれ・尾びれは黄色です。ハタタテダイは泳ぐときにとても長い背びれが優雅にひらひらするのがとても綺麗で好きな魚です。

ハタタテダイ(写真左)と似ている、ツノダシ(写真右)という魚もいて見分け方はハタタテダイは口先に模様がなく、尾びれが黄色っぽく、ツノダシは口先に模様があり、尾びれは黒く、白で縁取られています。

これを知るまでザラザラしてそうなのがツノダシ、ツルツルしてそうなのがハタタテダイって見分けてました……



はななのフィッシュ日和

今回の琴ヶ浜海岸ではチョウチョウウオを5匹くらい見かけただけで採ることが出来なかったので、琴ヶ浜海岸に行った日のことをあまり書けなく、紹介だけになってしまいました……。次の九十浜、えびす島の記事ではたくさんのネタがあったのでお楽しみに!














Author
はなな
海と魚が大好きな高校生です。特に泳いだり、潜ったりするのが大好きです。豆チョウ採集や釣り、アクアリウムやお魚料理など、海や魚に関することをお伝えしていきます!