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外ごはん
大人のねるねるねるね
『巨峰のコンポートジュレ』

ぐるぐる→ねるねる?

前回はベビースターの「ぐるぐるもんじゃ」を使ってオムレツを作ってみました。駄菓子の味が合わないかな〜と危惧もしていたのですが、予想に反して美味しく出来上がってしまいました〜!

そして今回レシピ班の目に止まったのがこちらの駄菓子。「大人のねるねるねるね」です!「大人の」という枕詞が付いていますから「駄菓子」ではなく、「お菓子」と呼んだ方が良いかもしれませんが……。

パッケージには「知育菓子」と書かれています!

この秋に新発売になり、一部で注目されていましたが「コンコード種の赤ぶどう果汁」と「シャルドネ種の白ぶどう果汁」が配合されているそうです。お値段も「ソーダ味」の約2倍になっていますから、まさに大人向け!

今回はこちらの商品を使って、本格的な「大人向けデザート」を作っていきたいと思います。「ぐるぐる」から→「ねるねる」へ。前回の「ぐるぐるもんじゃオムレツ」の食後に召し上がってほしいデザートです!!

「果実煮」じゃなく「コンポート」、「ゼリー」じゃなく「ジュレ」です!!



材料&作り方

《材料》
・大人のねるねるねるね(1袋)
・巨峰(6〜8粒)
・赤ワイン(200〜250cc)
・ゼラチン(1/2袋 3g)
・砂糖(15g)
・レモン・ミント(適量)

① まず、ぶどうの皮を剥きます。ぶどうを熱湯にさっとくぐらせてから、水で冷やすと早くきれいに剥けます(湯むき)。

② 赤ワインに剥いた「皮」を入れ、ひと煮立ちしたらレモン汁少々を加えます。

③ 皮を取り出し、代わりに「実」を投入。スティックシュガーを加えてコンポート(砂糖煮)にします。

④ 実を取り出して、残ったぶどう汁が200ccになるように調整。少なければ水かワインを足してゼラチンを溶かします。ゼラチンのメーカーによって溶かす温度は違うので、間違えるとゼリーが固まりません!

あっ、ゼリーじゃなかった……ジュレです!

⑤ 氷or保冷剤を入れたクーラーボックスで固めます。冷蔵庫より温度が低かったので、小一時間程度で固まりました。

⑥「ねるねるねるね」はパッケージの指示通りに作るだけ。お子様でも分かるようになっていますので、説明は要りませんね。2ばんの粉も忘れずに……

こんなん、なんぼあっても良いですからねー(これが言いたかっただけ)

⑦ 練り上がったら、ワイングラスに盛り付けてください。巨峰のコンポートジュレを下に、上にアイスクリームのように「ねるねるねるね」をトッピングして……。




試食でーす!!

出来上がりました! 見た目としてはなかなかオシャレになりました〜! わざわざワイングラスに盛り付けて、ミントの葉まで……大人の雰囲気もバッチリ!? フレンチやイタリアンの食後に出てきても違和感ないかも?

中身が「ねるねるねるね」だなんて気付かれません!

それでは食べてみましょう。スプーンですくって、パクっ。「ん?」違和感。いや、ただの「ぶどう味のねるねるねるね」なんですけどね。見た目がこうだと味とのギャップが……。

脳が予想していた味と違うんで、違和感が拭えないんです。駄菓子だと思ってしばらく食べていれば、うん、「ねるねるねるね」としては良い味です。大人の味に仕上がっています。続いて下のコンポートジュレの方にスプーンを伸ばしてみると……。

「まずぅっ!」……美味しくないです!!

なんだか生々しい風味が舌にまとわりつきます。ボケた甘さの中に果実の「生」感だけが伝わってくるというか……。「なちゅガール」にしては珍しい高級食材を用意したのに、巨峰とワインって合わないんですかね?

そんなことありません。こちらもしばらく食べ続けていると美味しくなってきます。先ほど生々しく感じた味も、水々しい風味として香り立ってきます。レストランのデザートに出ても遜色ないレベルです!

単に、ちょっと高級な「ぶどうゼリー」の味ですけど……

混ぜると不味いんです。酸味と甘みの強い駄菓子の味と、自然なままの果実の甘みがマッチしないんです。珍しく、連戦連勝を続けてきた「なちゅガール実験レシピ」としては初めての失敗作かも!?

結局、2つをそれぞれ取り分けて、別個のものとしてスタッフが美味しく頂きました。今回たどり着いた教訓! 「ねるねるねるね」は練っても良いけど「混ぜるな危険」ですね!!

「ぐるぐる」は成功、「ねるねる」は失敗でした〜!!










Author
なちゅガール編集部
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