東海大学海洋科学博物館
今回は、静岡県の三保にある東海大学海洋科学博物館に行ってきました! 大学が運営している水族館なので、大学での研究の発表のような堅苦しい雰囲気だと思っていたのですが、展示の仕方や生き物の種類が期待以上の水族館でとても楽しかったです。
特に熱帯魚の水槽がほかの水族館よりいろんな種類の魚がいて、私が図鑑でしか見たことないようなチョウチョウウオもたくさんいて、とてもテンションが上がりました。
しかし、水槽施設の老朽化と、近くに海洋文化施設を整備する計画がきっかけで、有料入館は2023年の3月で閉館してしまいました。これからは大学の研究活動と学校単位での無料バックヤードツアーなどに使われるそうです!
アクセス : JR東海道線清水駅下車、駅前のバス停から『東海大学三保水族館』行きバスに乗り、終点で降りて少し戻ると博物館が見えてきます。バス停から歩いて約1分です。
ふつうの魚だけじゃない!?
東海大学海洋科学博物館は1階には水族館部門、2階には科学博物館部門があります。私が特に面白いなと思ったのは、機械水族館メクアリウムです。魚やカニなどの甲殻類が実際にどういう動きをしているのか、機械で学ぶことが出来ます。
いろいろな動き方をするメカニマルを実際に自分で操縦することもでき、普通の水族館にはないような展示がたくさんあって、時間が過ぎるのがあっという間でした。
他にも、まだ正確な世界地図ができる前に作られた年代別の世界地図のレプリカの展示があり、その地図を見るとその年代にどの国が力を持っていたのかなども分かり、面白かったです。
くまのみ水族館
1977年に世界で初めてカクレクマノミの繁殖・育成に成功したことで、特にクマノミの展示に力が入っている水族館です。
クマノミの幼魚から成魚にかけての成長を見れる水槽もありました。カクレクマノミだけが数百匹以上いるドーナツ状のリング水槽は永遠と見てられそうな気持ちになりました。
また、世界各国のクマノミの種類を見ることができ、クマノミの絵で作られた世界地図はとても面白かったです!
クラウンアネモネフィッシュ
見た目がカクレクマノミと良く似ていて、日本では映画「ファインディングニモ」の元になった魚はカクレクマノミと言われていますが、舞台がグレートバリアリーフなので、分布域からするとニモはカクレクマノミではなく、クラウンアネモネフィッシュだと考えることが出来ます!
体の白色帯の縁に黒い線があるところから2種は区別できると私は思っていましたが、カクレクマノミにも細い線があることがあり、また、クラウンアネモネフィッシュについても黒い線がとても細い個体がいるそうです。
しかし、2種とも分布域が違うので、パプアニューギニアやグレートバリアリーフで見られるのはクラウンアネモネフィッシュ、沖縄から大西洋で見られるのはカクレクマノミだと思った方が良さそうです!
わたしの好きな歌
ちびまる子ちゃんのシリーズの中で幻の名作とも言われている映画『ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』の配信が2023年4月1日より、Netflixで始まりました。早速、配信開始当日に家族で見ていたら、見覚えのある場所が出てきたのです!
ちびまる子ちゃんが絵描きのお姉さんと行ったのが東海大学海洋科学博物館だったのです! 外観の建物も、大水槽もそっくりに描かれていて、30年前のアニメと変わっていませんでした!!
私の父も昔10回くらいこの映画を見ていたそうですが、このことは知らなくてびっくりしていました。父によると使用されている曲の権利化が難しくて、DVD化されなかったということです。
鐘庵(しょうあん)清水三保総本店
東海大学海洋科学博物館に行く途中に鐘庵というお店で、桜えびのかき揚げ丼と桜えびのそばと静岡おでんを食べました。
桜えびのかき揚げ丼が特に美味しく、ご飯と桜えびのかき揚げの間に大根おろしが入っていて、さっぱりとした口触りでご飯が進みました。