シュウマイではありません!
『なちゅガール』のお膝元は、編集長の森風美の出身と同じ神奈川県です。神奈川県と言えばシウマイです。厳密に言えば横浜の名物だと思うのですが、メディアで紹介される場合の神奈川名物は、だいたいシウマイになっています。
表記は「シューマイ」でも「シュウマイ」でもありません。「シウマイ」です。もし間違えたら、「いばらぎ」と発音してしまった時のように怒られてしまいます(ウソ)。中国語の発音に近づけた表記なんだそうです。
♪おいしいシウマイ……
そんな神奈川には、有名な「崎陽軒」のお店がたくさんにあります。横浜だけじゃなく、あちこちの駅の中、デパートの中。路面店にはおしょうゆ入れのキャラクター「ひょうちゃん」グッズのコーナーも大々的に展開されています!
でも今回の外ごはんレシピのきっかけは、他でもない、こちらの商品です! 「ポケットシウマイ」っ!! 6個入りのミニサイズながら、崎陽軒伝統の赤い中華柄のパッケージに入って、お手頃価格で販売されています!
キャンパーならそう考えますよね? もうこれだけの理由で今回のレシピが決定しました!! 肝心のシウマイをどう調理するのか。後先は考えずに、さっそく「ポケットシウマイ」をポケットに入れて、フィールドへ出かけましょう!!
作り方
「蒸し」も出来るのがメスティンの特性です。底にメッシュトレイを敷いて、シウマイを蒸す……というのが定番の調理法になりますが、そんなありきたりは編集長が許しても、編集部が許しません!
そこで今回は同じ崎陽軒の路面店、大型店舗で売っていた中華粥のレトルトパックでアレンジしてみることにしました。アレンジ……というか、こちらも「美味しそうだから!」という理由で、あとさき考えずに買った一品です。
用意した材料もこちらだけ。崎陽軒の「ポケットシウマイ」に崎陽軒の「帆立粥」、それとスーパーの「ネギ(わけぎ)」だけです。調理手順を説明するまでもないんですが……。
① メスティンにレトルトのお粥をあけて……
② シウマイをポイポイ投入して……
③ 10分弱火にかけるだけ……
④ バカっと蓋を取り、ほわっと湯気が出たら、出来上がりで〜す!!
お味見タイム!!
こちらの「帆立粥」なる中華粥。これを買うこと自体が初めてなのですが、スプーンですくってぱくっ、美味し〜い!! これ美味しいです!! ほわ〜っとまろやかで、深みのある貝の出汁が出ていて、朝のお腹に優しい、あっさりとしたお味です。
そしてシウマイの方も……うん、お粥に合う〜! ギョウザと違って、もともとがあっさりですから、これもキャンプの朝に良い感じ。今回はお粥の中で茹でたようなものですが、食感は蒸した時と変わりません。
元から調理済みで、レンジでチンしても良い「ポケットシウマイ」ですからね! 冷凍だったら無理だったでしょう。ただ、その分賞味期限は短くなっていますから、お気をつけください。それと最近の「外ごはん」記事……
アイディアはともかく、調理法は手抜きのインスタントやレトルトが増えてきている気がします。要するに手抜き……。でも美味しいし、ソロキャンにぴったりだし、シウマイの箱が可愛かったから、まいっか(まるみさん風)!!