タダほど美味い飯はない!!
今回は使われている写真を見ればお分かりになる通り、編集長の森風美プレゼンツです。「牡蠣のカンカン焼き」をご馳走してくれるというんで、タダ飯にあやかろうと、ノコノコと出かけて来ました。
……なワケありません。ちゃっかりご提供品です。何やら日本に3台しかない高性能冷凍庫で、水揚げされてすぐに凍らせた新鮮な牡蠣!! 水産業界では初の導入となるらしいですが、牡蠣の方自体も兵庫県は播磨灘産の高級品とのこと。
このチャンスを逃す手はないっ! 記事にして読者さまにもお裾分けしようっ! ……ってことで、様々な調味料を持って出掛けました。ただ焼いて食べるだけでは「レシピ」にならないので、様々な食べ方で味の違いを比べてみます。
カンカン焼き
元々は漁師さんたちが発祥。漁港で一斗缶を火にかけて始まったというカンカン焼き。一斗缶と言うと石油などを容れるのによく使われる18ℓの缶ですからね。大きすぎます。こちらは使いやすいコンパクトサイズなので、家庭の冷凍庫やクーラーボックスなどにも入ります。
そして作り方も簡単。缶に100ccほどの水を注いで、凍ったまま火にかけるだけ。牡蠣は殻の平べったい方を上に、丸い方を下にして並べます。その方が美味しい牡蠣の汁(エキス?)がこぼれずに済みますからね。
缶の見た目から、焚き火の炎で豪快に炙りたくなりますが、コンロの火でも十分。缶の中央の穴から湯気がもうもうと出て来て、磯の香りが漂い始めます。強火にかけて6分〜8分ぐらいで焼き上がり。簡単、簡単♪
熱いので軍手をはめて(付属品として缶に入ってました)、牡蠣を取り出します。利き手にナイフ(これも付属品でした)を持って、牡蠣の口から差し込みます。フタになっている平たい殻に繋がる貝柱を断ち切ると、パカッ!! 上手に貝を開けられました〜。
スーパーじゅるるるっTIME♪
じゃーん、見てくださいっ!! 分葱(わけぎ)とレモンとポン酢で味付けしただけですが、美味しそ〜!! そして、いろいろ持参した調味料を駆使して、2回目は和洋取り混ぜたカラフルな味付けに仕上げてみました〜!!
*分葱+レモン+ポン酢
安定の美味しさです!! お箸なんて使わずに、牡蠣の殻のフチに口をつけて直接じゅるるるるっ!! 磯の香りがお口いっぱいに広がって、刺激もあるはずなのにまろやか〜。まさに海のミルクですね。
*バジル+レモン
洋風、イタリアンテイストにも仕上げてみました。このアレンジは以前、オイスターバーでも食べたことがあったので、間違いありません。用意できれば、生のバジルの葉を載せるだけでも良いかも。
*ホワイトソース+モッツァレラチーズ+バジル
レトルトのHEINZ(ハインツ)のホワイトソースにチーズをふりかけて、ガストーチで少し炙ってバジルを乗せてみました。これ美味しい!! 牡蠣のグラタンやドリアっぽくなって、簡単なのに手の込んだお料理の味になりますよ。
*もみじおろし+ポン酢
こちらはポン酢のスタンダードな食べ方に、もみじおろしのピリリ感が効いた一品。辛い〜って言っている人もいましたが、個人的にはこれが一番!! ただ「もみじおろしが好き」っていう理由だけなんだけど……あまり食べる機会もありませんもんね。
……ということで色々な食べ方にチャレンジしてみましたが、痛感したのはシンプルな和風が一番美味しかったということです。日本人って偉大です!! だ〜が〜しかし! この後さらなる牡蠣の美味しさを引き出すアレンジが……っ!!
今回はここまで!
……と、編集部が最後に編み出したもっと美味しい食べ方をみなさんに披露したかったのですが、ここで紙面が尽きてしまいました(ウソです。webですから枚数の制限も字数の制限もありません)。いつもの記事より長くなってしまうので、次回に続けます。
さて、今回の「牡蠣のカンカン焼き」をご提供くださったのは、こちらのロックでオシャレなロゴの『SEAFOOD JUNKY(シーフードジャンキー)』さんです。ロゴは今風ですが兵庫県播磨灘で25年の実績を持つ老舗の海産業者さんです。
下記の公式ページから注文すると、大粒の牡蠣が15個も入った缶が季節を問わずご自宅まで届きます。もちろんご自宅のコンロでも調理可能ですが、ここはやっぱり特別なキャンプ、気合の入ったキャンプに持って行きたいですねっ!!
SEAFOOD JUNKY 販売ページ : https://seafoodjunky.co