マルチグリドル
昨年の発売以来じわじわと話題になり、感度の高い(?)なちゅガールメンバーも次々と導入中の「マルチグリドル」。大型なのに軽量、油を敷かなくても焦げ付かない、楽しいキャンプ飯にうってつけの調理器具です。
先日はリノキャンプさんの「Rinoの冷凍キャンプ飯」をすべてコマ切れにして、いっぺんに焼いてしまうという暴挙に出たのですが、元の食材が美味しいせいもあって、仕上がりは「絶品!」でした。
「マルチグリドル」って焼きながら食べ、つまみながら焼く……という失敗も少なくて楽しい調理法が可能なんですよね。そんなマルチグリドルで、かねてから焼いてみたかった食材がありました。その名も……。
マックグリドル
ダジャレじゃんと言われそうですが、そうです。その通りです。単なるダジャレからの発想です。しかし、以前から「マルチグリドル」と発音すると、どうしても脳裏によぎるのが、この、朝マック専用メニューなのでした。
食べたことのない方のために少しご説明しますと、「マックグリドル」はソーセージやベーコンをパンケーキで挟んだような商品になります。ハンバーガーのパンケーキ版と言えばいいのかな?
これが正直言って、好き嫌いの分かれる味で、ひとことで言うと「甘じょっぱい」んです! パンケーキの甘い生地と、ベーコンやソーセージのしょっぱい味の融合です。これが美味しいって人もいれば、苦手って人もいて……。
何を隠そう私は大好き! おせんべいとかでも、甘じょっぱいの大好きですから! マックグリドルも最早ロングセラー商品ですからね。日本の方でも、好きな人は沢山いらっしゃるのでしょう!
作り方
材料……ってほどのことではないのですが、今回朝マックで買って来たのは「マックグリドル ベーコンエッグ」と「マックグリドル ソーセージ」の2つです。これをキャンプ場に着いて、お昼に食べます。当然、両方とももう冷めています。
カッティングボードの上でコマ切れにしていきます。2cm角ぐらいの大きさが良いでしょう。これで、焼くときにボロボロっと崩れて、ちょうど良い大きさになると思います。
油も敷かずにマックグリドルで焼いていきます。間違えた! マルチグリドルで焼きます。マックグリドルでマルチグリドルを焼くんじゃなくて、マルチグリドルでマックグリドルを焼くんです。一度調理されているんで、弱火で十分です。
ちょっと温まったぐらいで、上からメイプルシロップをかけて完成。でも火は弱火のままでキープ。止めません。火にかけたまま食べ始めるのがマルチグリドルの醍醐味なのです!
試食タイム
あっという間に完成してしまい、とてもとても「調理」とは言えませんが、見た目はなんとなく「それっぽく」なったと思いませんか? これで葉物の野菜を添えたら、立派なお料理になりそうです。
そしてお味の方は……「美味しい!」&「やっぱりダメだ!」の真っ2つに分かれました。やっぱり元からの好き嫌いが反映されるようですね。「甘じょっぱ」味をちょっと苦手としている編集長は「食べられなくはないけど……」という微妙な反応。
この味を食べ慣れた私にとっては、普通にマックグリドルを食べるよりも美味しかったです! その美味しさはグラデーションのおかげです! 湿ってしっとりしている箇所と、カリカリに焦げている箇所の味の違いが楽しめるのです!
これがマルチグリドルの本領発揮なんですよね〜。 火にかけたまま、もう少し焼きたいな〜とか、味をもう少し足したいな〜とか、皆でわいわいガヤガヤしながら、ちょっとずつ突つき合って食べられるんです!
そしてマックグリドルの甘じょっぱさも、この調理法にはぴったり! アメリカの人はこれが大好きなんですよね。ホテルなどのブレックファストで、ワンプレートにパンケーキとベーコンが乗っていると、わざとメイプルシロップをはみ出させちゃったりして……。