浜名湖の弁天島
今回は、静岡県浜松市の弁天島に行ってきました! えびすき漁の集合時刻までやることが無かったので、「クルマのおうちフェス2022」が行われた「渚園」のとなりにある「浜名湖体験学習施設 ウォット」を観光したり、弁天島にある鳥居を見に行ってきました。
また、人生で初めて1人で新幹線に乗りました。きっぷ売り場できっぷを買う時に「自由席特急券」と「自由席特急券+乗車券」の違いが分からなくて慌ててしまいました。8年ぶりに乗る新幹線は想像以上に速くて、1時間半であっという間に浜松駅に着きました!
えびすき漁ってなに?
浜名湖は元々は淡水湖でした。しかし、1498年の大地震と高潮によって決壊して遠州灘と繋がり汽水湖になりました。えびすき漁は、満潮から干潮にかけて浜名湖の水が遠州灘に向かって勢いよく流れ出す時間帯に、湖で大きく育った車えびを網ですくうという、浜名湖で昔から行われている伝統的な漁法です。
えびすき漁をするポイントや潮の状況、天候などによって漁獲量が左右され、漁師さんによると雨の降った日の次の日が最もとれやすいそうです。とれるものも様々で運が良いと3時間で車えびが1,000匹以上獲れることも! 平均的には100〜200匹以上はとれるので期待大!!
夜中に出港!
浜名湖の心地よい夜風に吹かれながら、えびすき漁をするポイントに着きました。そして、ワイヤーの大きな網を持って水面をのぞきます。
始めは浜名湖の方から遠州灘にかけて流れてくるタコクラゲしか見えませんでしたが、湖の深いところにいるスズキが車エビや小魚を追いかけ始め、車エビが水面に上がってきました。それをすかさずCATCH! 船全体で250匹とることができました!
えびすき漁はえびの他にもウミヘビやダツ、カニや幼魚などなんでも流れてくるところがとても面白かったです。えびすき漁が始まって10分後くらいに、ウミヘビやダツとは違う雰囲気の長細い魚をすくい上げました。ウナギのような顔をしていて浜名湖のウナギをとれた! と喜んでいたら「ハモ」でした。
クルマエビ
クルマエビは身体を曲げたときの縞模様が車輪のように見えることから「車海老」と呼ばれるようになったそうです。体長は15~20㎝が1番多く、メスは最大30㎝になることもあるらしく、オスよりもメスの方が大きいのがとても特徴的です。
「出世魚」ならぬ「出世エビ」で、身のサイズによって名前が色々と変わっていきます。5~6㎝は「さいまき」、10㎝は「まき」、10㎝以上は「くるまえび」と呼ばれるらしいです! 家に帰って車エビを観察してみるとしっぽの先に鮮やかな黄色と青の差し色が入っていることに驚きました。
えび料理
私は普段あまり料理作らないので、レシピを調べたり母にアドバイスをもらって一生懸命料理しました。車エビたちは揚げたり、炊き込みご飯にしたり、アヒージョにしました。
車エビは普段食べてるエビよりもずっと甘みが強く、料理前は透明だった身は鮮やかな赤色になりました。小ぶりの車エビだったので、背わたの処理も要らないので簡単に調理できて良かったです!
普段は食べられる魚をとってないので、初めて自分でとったものを料理するできてとても楽しかったです! ハモ料理も作ったけれど、今回の記事じゃ収まりきらないので次の記事で書く予定です。
えびすき漁に行ってきました🦐
— 森 花菜(もりはなな) (@hanana_fish) June 21, 2023
ハモも網ですくうことができて、とっても楽しかったです!! pic.twitter.com/jguJqJkr8V