夏は夏のお楽しみが……
梅雨も明けて、子どもたちは夏休み。気温もグングン上がって、キャンプもすっかり夏仕様。暑さ対策や虫さん対策も必要になって、快適なキャンプには工夫が必要になってくる季節ですが……。
スイカ割りや流しソーメン……そして、花火!! 夏の夜はお楽しみの「焚き火」もちょっとキツくなってくるものですが(編集部も夏は薪をゴーゴー燃やすのではなく、炭火で調理ぐらいに留めています)、代わりの火遊びに花火があります!!
そこで今回の記事はあらためまして「花火」に注目いたします。私自身がキャンプを始めてから長年知らなかった注意、気にしなかったマナーからお話を始めます。小さなお子さまのいらっしゃる方は、特にお目通しください。
花火の注意とマナー
花火なんて子どもの頃からやってるし、学生時代は仲間と海岸で打ち上げたし、キャンプなんて元々自然の中なんだから、特に問題なんて起こらないだろう……と思っていました。私も。しかしキャンプならではの注意点もあるんですね。
*サイトでは花火をしない!
これが一番です。まったく知らなかったのですが、このトラブルが最も多いそうです。花火の火の粉が飛んで、近くの人のテントに穴が開いてしまったと……。最近は10万円、20万円もする高級なテントも増えています。
お子さんは花火を持っていきなり走り出したり、予測不能な行動をされます。そもそもテントが並ぶサイトでの花火は控えましょう。河原や海岸、空き地など、花火に適した場所をキャンプ場の人に聞きましょう。
*キャンプ場のルールをcheck
上記のトラブルは予想以上に多いらしく、そもそも「花火自体が禁止」のキャンプ場も多くなっています。打ち上げ花火はもちろん、ロケット花火やドラゴン花火のような噴出系の花火はほとんどのキャンプ場で禁止になっています。
そして、花火ができる「場所」だけでなく、「時間」も制限されているキャンプ場もあります。指定されていなくても、消灯時間になったら慎みましょう。真っ暗になってからよりも、日が暮れて、晩ごはん前くらいの薄暗い時間が良いですね。
*光害に注意
そのほか、大声を出して騒いだり、走り回ったりなどの、当たり前のマナーにも気を使いましょう。場内の照明も少なく、自然な環境と雰囲気を大切にしているキャンプ場では、光害も迷惑になります。写真や動画の撮影、星空の観察をしたい人もいらっしゃいます。
あとは普段の花火と同じ、基本的な注意を守って楽しみましょう。万一に備えての水と、使用後の花火を鎮火させるためのバケツの水を用意する、燃え移りやすいヒラヒラした化繊の服を着ない……などですね。
キャンプ専用花火
そんなキャンプでの注意事項に配慮した専用花火『CAMPING HANABI』をご紹介します。販売元は70余年の歴史を誇る「葛城煙火」株式会社さん。花火大会の打ち上げ花火まで手掛ける本職の花火屋さんです!
『CAMPING HANABI』は、優しい光と控えめの煙で周囲のサイトにご迷惑がかからないように設計されています。そして、ビニール製品不使用の紙製パッケージ。遊んだ後はすべて燃やせますし、ゴミに出しても環境に負荷をかけません。
種類は3種類。各8本入りの[01]ススキ、[02]スパークラー、[03]線香花火……そしてすべてが入った「手持ち花火セット」。実際に火をつけてみると、確かに煙り少なく、優しい感じがします。
焚き火の代わりに……
これは大人の落ち着いたキャンプにも良いですね。派手派手なパッケージの子ども向け花火セットが多い中、『CAMPING HANABI』は「日本パッケージデザイン大賞」を受賞しています。
冬の焚き火も、静かにパチパチと燃えるあの静寂さがお好きな皆さんも多い事でしょう。暑い夏の夜は、お子さんとでも、大人同士でも、情緒感たっぷりの『CAMPING HANABI』をお楽しみになってみてはいかがでしょうか?
CAMPING HANABI 販売サイト: http://www.firebrand.jp/camping.html