完全メシ『豆乳カスタードクリームフォンデュ』

常に外ごはんレシピのことを考えながら過ごしている編集部です。「そういえば、シリアルとかグラノーラとか使ったことないなぁ……色々アレンジできるのに」……と思っていたところ、お店でこんなパワーワードに出会ってしまいました!

完全メシ! 即買いです!! ちょっとオシャレで優雅な朝食を彷彿とさせるグラノーラ(偏見です)に、体育会系フレーズである「完全メシ」のミスマッチ(さらに偏見です)……これはいつもヘンテコなキャンプ飯を提案している「なちゅガール」にピッタリ(これは偏見ではありません)!!

とりあえず購入しておいて、レシピは後から考えましょう

それとはまた別に、最近はなちゅガールメンバーも含めて、編集部全員がハマっている調理器「マルチグリドル」……これで「UKIちゃん」が美味しそうなチーズフォンデュっぽい(?)メニューを披露していました。

思わず「これやりたい!!」と思ったのですが、パクりはいけません。チーズ以外の食材で、熱したり、溶かしたりして、ディップするのに適当なメニューってないかな……そう考えているウチに思いついたのが「カスタードクリーム」!

私ってば天才(超偏見)かも!?

お作りになった経験のある方はご存知の通り、生クリームと違ってカスタードクリームは、パン(お鍋)で熱しながら、クリーミーに形成していくんですよね。焦げ付きにくいマルチグリドルの本領発揮です!

食材は「パン(バゲット)」と「完全メシフルーツグラノーラ」。そして「豆乳カスタードクリーム」を作るために、以下の材料となります。

＊卵(2個)
＊豆乳(200cc)牛乳でも可
＊砂糖(大さじ4〜5杯＝40g)
＊薄力粉(大さじ1半＝20g)顆粒タイプ推奨
＊バニラエッセンス(数滴)

① まずは卵2個を割り、卵黄だけをうまく取り出します。そこに砂糖(40g)を入れてよくかき混ぜます。ご家庭だったらボールを使うところですが、キャンプならシェラカップで可。ザラザラ状によく練り上げたら、バニラエッセンスを数滴加えましょう。

② 続いて、薄力粉と豆乳(牛乳)を少しずつ加えながら混ぜていきます。この時のためにも「ボトル入りの顆粒タイプがあると便利。全体的にゆるゆるの液体ができたら準備OKです。

③ マルチグリドルを弱火にかけて熱します。ここで油をひく必要がないのもマルチグリドルの強み! サラ〜ッと全部流し込んで、スプーンやヘラで混ぜていきます。

④ コツとしては、広がる液体が焦げ付かないように、こそいで周辺から中央に集めていく感じです。だんだんとろみがついて、中央が山盛りになってきます。煮立ち始めて、ふつふつと大きめの気泡が沸くようになったら火を止めてください。

やりすぎると焦げてしまうので注意です!!

⑤「完全メシフルーツグラノーラ」を混ぜ入れて、板チョコも少し差し込んで、ミントの葉をちょこんと載せてみました。ここら辺の味付けは、ご自由にしてくださって結構です。フルーツなども合いますね。

⑥ 最後になって、ちょっとした失敗に気付きました。パン(バゲット)を先に焼いておくべきだったのです。マルチグリドルは火元が小さいと、周辺がよく焼けないんです。仕方がないので別に焼くことにしました。

ぐる〜っと、お花のように並べたら完成です!!

思ってた以上にオシャレに出来上がっちゃいました〜! 森風美編集長がすかさずワインとグラスを持ってきて、映え写真を撮っていたほどです(朝ごはんなのに〜)。そしてバケットにたっぷりディップしていただきます!

「これ重くない?」さすがいつもキビしい編集長です。「あ、けど美味しい、美味しい」……でも柔軟性があるのは良いところ。「食べ続けてみたら、そんなに重くなくなった」「甘さも控えめだし、カスタードがやさしいから朝ごはんにちょうど良いね!」

紆余曲折の食レポの果てに、お褒めの言葉を頂きました〜!!

皆んなの感想も上々で、ここに新たなマルチグリドルメニューが誕生しました。カスタードクリームです! キャンプではハードルの高い生クリームに代わって、色んなスイーツに応用可能! クレープとかも良いですね!!

思ったより簡単お手軽で、作って楽しいメニューです!!