水槽を立ち上げます!
お姉ちゃん(森 風美)の『キャンプ場開拓日誌』でもお伝えしていますが、このたび神奈川県の真鶴町に引越すことになりました! 「琴ヶ浜海岸」や「真鶴港」、「遠藤貝類博物館」などに通うのが楽しみです。そして、それに伴って、今までも採ってきた豆チョウやクマノミを飼ってきた水槽もお引越しすることになります!
水槽を置くために、トイレの個室が普通のお家とはちょこっと変わった作りになっています。なんと、写真のようにトイレの後ろに少しスペースがあります。「これじゃあトイレを後ろから覗き放題!?」と思ってしまいますが、カーテンと水槽をしっかりと置くので問題はありません!
水槽をトイレに置く理由
これまで水槽はリビングに置いていましたが、トイレにお引越しするメリットが3つあります。1つ目は暗めで直射日光を避けられること。直射日光が当たると海水の温度が高くなってしまい、コケが沢山生えてきてしまいます……。
2つ目は夜に真っ暗にできること。夜中真っ暗だとお魚さんも安心して寝ることができます。3つ目はトイレも水場なので、少しの水漏れくらいなら安心出来ること。他にも色々ありますが、とにかくトイレは水槽を置くためにぴったりの場所なのです。
水槽台作り
水槽台は自作する人が多いので、私も自分で1から作ります! 材料の木材は、新しい家を建てているときに、大工さんが『焚き火用に』と倉庫に置いていってくれた端材から選んで使います。DIYは不慣れですが、お父さんに色々なアドバイスをもらって頑張って作っていきます。
水槽を作るために設計図を描いてみました。重い水槽を乗せるので、できるだけ頑丈な形になるように意識しました。そして、木材の長さをしっかりと測って丁寧に印を付けていきます。水槽の横幅をトイレの壁のギリギリにするので、最終的にどのくらいの長さがあれば入るのか苦戦しました。
初めて使う工具
木材をカットするために使用したのは「電気マルノコ」。円形の歯を高速回転させながらカットします。「電気マルノコの歯が手に当たりそうで怖い……」と密かに不安に思いながらも頑張ってきれいに木を切ることが出来ました。
「電動ドライバー」で木ネジをしっかり奥まで入れて水槽台を組み立てました。電動ドライバーは小さい頃からたまーに使っているので、余裕のよっちゃんでした! あとは、紙やすりを軽くかけてペンキで白色を塗るだけ! だと思っていましたが……
電動サンダー
組み立てているときの歪みで、出来上がった水槽台がトイレの幅よりほんの少し大きくなってしまいました。トイレに入りません。そこで、削って横幅を丁度良くするために「ブラックサンダー」……ではなく「電動サンダー」を使いました。以前からなぜか、母が「電動サンダーが欲しい!」と言っていたこともあり、この水槽台を作るために買ってもらった新品ホヤホヤです。
電動サンダーは、紙やすりを先端にはさむだけでセッティング完了の簡単な機械です。「ヴヴヴ……」と震えながら木材をゴシゴシするような感覚で削っていきます。この震えが腕全体に伝わるので、次の日はペンを持つ気にならないほど筋肉痛になってしまいました。
メジナ
真鶴のタイドプールで網をぶん回して採ってきたメジナの子供です。パイロットフィッシュとして、真鶴の新しい水槽に入れる予定です。
パイロットフィッシュの役割は、水槽の海水を落ち着かせることです。フンなどで海水が汚れるとバクテリアが繁殖して、生物濾過が立ち上がるのです。
最後の仕上げ
最後は表面を白いペンキで綺麗に塗装していきます! 「アクリル塗料」は耐水に優れているので、水槽を置くにはぴったりなペンキでした。しかし、すぐ分離してしまうのでよくかき混ぜてから2度塗りをすることで、とてもきれいに完成しました!!
トイレの後ろにすっぽり収まるいいサイズになりました。まだ、水を入れた水槽を置いていないので、崩れないかは心配です。まあでも、とりあえず完成!! ぱちぱちー! これから、水槽の中のレイアウトや入れる魚などを考えるのが楽しみです。