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コラム
キャンプ場開拓日誌*07
『琴ヶ浜のこと』

前回からの続き

少しずつ情報を解禁してまいりました「なちゅガール」のキャンプ場。正確にはウチの家族が引越しをして、母が運営する1日1組限定のタイニーなキャンプ場となるのですが、前回はその所在地を発表いたしました!

神奈川県の真鶴町……小さな半島の先っちょになります!

そして今回はその詳細な場所、さらには周辺の様子などもご紹介。とうとう全ての情報を解禁する運びとなりました。……というのもつい先日、ウチの家族が引越しを終えたからです。

そうです。管理人が常駐しているというか……住居があるのですから「ガーデンキャンプ場」に近いでしょうか。1日1組ということで、女性の方も安心。そして初心者の方も、困った時に安心。

「さすが、なちゅガール!」と言ってもらえるキャンプ場を目指します!!



住所のご案内

もっともご利用いただけるようになるのはまだまだ先。「仮オープン」を今年の冬、「本オープン」を来年の夏に予定しています。そしてその詳細な住所は……ジャーン! 「真鶴町真鶴1200-20」ですっ!!

そんな大々的に発表しなくても……グーグルMAPをご覧ください!

まだマップのピンも立たず、何もヒットしない場所です。北に「インク瓶美術館」さん、南に「スタジオタチバナ」さん、西に「真凛ホテル」さんに囲まれた、県道沿いの場所になります。

「ポツンと一軒屋」感覚でMAPを拡大してみてください!



経路のご案内

真鶴半島には岬を巡る県道がぐるっとUターンして走っています。県道739号「真鶴半島公園線」です。真鶴駅から南に行って最初のY字路を左に行くと「海まわり」の道、右に行くと「山まわり」の道。このローソンのY字路を右に、山まわりの道を上ってください。

ちなみに岬巡りのバスも走ってます♪(1時間に1本くらい)

先ほど「半島の先っちょ」と書きましたが、実際の位置は半島の真ん中ぐらい。でもその先は「県立自然公園区」となっていますので、人が住める場所で言うならほぼ先端、駅から2.5kmくらい道をぐねぐね、アップダウンしながら行ったところになります。

こんな景色になったら「現地」です。左手は海、右手は石垣。石垣に沿って側道の斜面(私道)が右手の方に上ってますので、海を背にしてぐいっと上がってすぐ。まだ草ボーボーの未開の地がそこです!!

3tトラックも上がれましたが、大型トレーラーは難しいかな?

首都圏からなら1〜3時間くらいでしょうか? 西湘バイパスや小田厚道路の『早川口(小田原)』から30分かからないぐらい。近場でもちょっと自然が楽しめるキャンプ場というのも、ウチの両親の好みです。

特に父は海でもキャンプでも「帰ってからお昼寝ができる」というのに昔からこだわっていました。元々運転嫌いってのもありますけど、遊んで疲れてたり、寝不足だったりするところ、3時くらいに帰宅してお昼寝できるとサイコーなのだそうです。




琴ヶ浜

ここは海抜50m。下に見降ろしているのが琴ヶ浜。私が子どもの頃から最も泳いだ(実際は連れて行かれた)海です。今も下から子どもたちの楽しそうな歓声が聞こえてきますが、夏は大勢のファミリーで賑わいます。

毎週末は結構広い駐車場もいっぱいになっちゃっいます!

湘南の海のようなオシャレさはありませんが、水質はかなりクリア。砂地ではなく岩場が多いので、お魚や生き物がいっぱい! 干潮時にはタイドプール(潮溜まり)が出来るので、小さなお子さんも楽しめちゃう!

そして隣には消波ブロックで囲まれた安全エリアが広がります。ここを別に分けて「山下浜」と呼ぶこともあります。波の高い日にも穏やかなので、お子さまのスノーケルデビューには最適な海です。

私もここでスノーケルデビューしました

そしてデビューと言えばこの琴ヶ浜は、日本のダイビング文化の発祥の地とも言われています。横須賀に駐留していた米軍の方々が、初めてファンダイブを始めたのがここ。「琴ヶ浜ダイビングセンター」には、その歴史を語る「潜水博物館」もあります。




LYRE BEACH

そんな琴ヶ浜に住む日が来るなんて思ってもいませんでした。実際に住むのはウチの家族で、場所も厳密には琴ヶ浜ではなく、その50m上の高台になるのですが……。とにかく家族みんな「琴ヶ浜に住むんだ!」と思っています。

勢い余ってこんなアメリカンプレートも作ってしまいました。しかも3枚。LYRE BEACH、ライアビーチ……英語で「琴ヶ浜」です。LYREというのが小さな手琴のこと、星座の 琴座はギリシャ語で「リラ」って言いますね。

大きな琴は皆さんご存知の通り「ハープ」です

実は島根県大田市にも「琴ヶ浜」はあるのです。あちらは全長1.6km……まさに巨大なハープの琴ヶ浜。鳴き砂がキュッキュッと鳴る白い砂浜で有名だそうです。比べるとこちらの小っちゃな琴ヶ浜はまだまだ無名!?

このキャンプ場で全国規模になれるように頑張ります!



次回に続く……

ということで、今回はようやく所在地が発表できました。「開拓日誌」と言いつつ、ちょっとずつの情報解禁になってしまい、読者さんをジラすような展開になってしまったことをお詫び申しあげます。

……言い訳を言いますと、そこまで熱心な読者さんはいらっしゃらないかもしれませんが、ウチが引っ越す前から下見にいらっしゃる方が出没されてしまうと、ご近所さんにご迷惑をかけてしまうかもしれなかったからです。

なちゅガールの読者さんはマナーの良い方ばかりだと思いますが

今はもう住人が常時住んでおりますので、正々堂々と下見にいらっしゃってください。上の家に母か父、祖母か妹……誰かしらいると思いますので、お声をかけて下さっても結構です(時間帯などは常識的な範囲でお願いしますね)。

前の道からそっと覗いて頂くぐらいがちょうど良いかもしれません













Author
森風美
年間80泊するほどキャンプを愛し、女性でも楽しめるキャンプスタイルを発信しているキャンプ女子の森風美です。 幼少の頃からアウトドア好きな家族の影響で、キャンパーとして育ち、キャンプ歴は年齢=27年。