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コラム
キャンプ場開拓日誌*09
『開拓前のサイトのこと』

前回からの続き

↑この「前回からの続き」は、私の好きな「COTEN RADIO」からの引用になるのですが、「開拓日誌」を連載しているのですから、毎回続いていくのはあたりまえですよね。今回もよろしくおねがいします!!

本家は「ゼンカイカラノツヅキ」みたいな発音です!

さて、今回は土地の様子をぐるっとお見せしましょう。↑こちらの「給電させてもらえませんか?#2」の動画内でもチラっと映っていたり、先月、地元で配布された↓こちらの「湘南ジャーナル」でも映っていたりはしているのですが……。

外(キャンプ場予定地)と中(両親の新居)での撮影でした

※「湘南ジャーナル」さんのバックナンバーはコチラでご覧になれます!!

そして今後の開拓の計画……どんな施設を作っていくのかのプランもお話していきます。もちろん皆さんからの提案やリクエストも受け付けたいので、お読みになって良いアイディアが浮かびましたら、お聞かせください!




オーシャンビュー!!

まずお見せしたいのが海の景色!! 「絶景!!」とまでは行かないかもしれませんが、なかなか良い眺めでしょう(自画自賛)? ウチの両親が「海の見える物件」を3年以上探し求めて、辿り着いたのがココです。

海の色は毎日変わりますがキレイな時はこんなブルー!!

波打ち際のビーチサイドの「ビーチサイト」という訳ではありせんが、海抜50mの高台です。その分遠くまで海を見渡せますし、春分の日から秋分の日までの間は海から昇る朝日を拝むことができます。地球の丸さが(ちょっとだけ)感じられる立地です。

眼下に広がるのは「琴ヶ浜海岸」……夏は賑わい、子どもたちのはしゃぐ声が微かに聞こえてきます。でも本当に微か〜にです。50mも下になるので。おかげで海に行くには回り道して、徒歩だと15分くらいはかかってしまいます。

でも標高50mのおかげで、キャンプには大敵になるナライ(海からの強風)を受けることがほとんどありません。台風などは別ですが、周囲がビュービューと大荒れの時でも、ウチのサイトは爽やかなそよ風レベルだったりします。

満月の夜で季節が合えば、ムーンロードも見ることができます!



入り口の様子

真鶴駅から2.2kmほど。真鶴半島を背骨のように走る県道739号線「真鶴半島公園線」を半島の先端(三ツ石海岸の)方へ南下。バスの場合、駅から5分ほどの「大浜口」というバス停から歩いて300mほど歩くと左手に海、右手に石垣が見えてきます。

この青い「インク瓶美術館」のちょっと(50mくらい)先!

まだ看板も何もないのですが、キャンプ場の名前も決まっていないので、看板を作ろうにも作れません。「なちゅガール」のキャンプ場であることには変わりないので、「なちゅ祭り」などで使っているバナーを掲げるのも良いかな……と思っています。

名前も良いアイディアがありましたら、教えてください!!

敷地へは県道から右手に、細い私道を上がって頂きます。一番細いところで幅2.7mになります。これまで「3tトラック」や「プラド」「ハイエース」などは上がれていますが、大型トレーラーハウスは無理かもしれません。

そこから「第5回」の土木工事によって造成したスロープが、上段と下段への二手に分岐します。お客様は下段の方へお進みください。ゆくゆくはここの三角地帯に「灯台」や「船」っぽいオブジェか受付棟(?)を建てたいと思っています。




下段の様子

それではサイト自体のご紹介にまいりましょう! 図の通り、楕円形の土地が3m〜4mの段差によって上段と下段とに分かれています。お客さんに使っていただくのは下段の土地まるまる全部! 約200坪ほどの1区画限定キャンプサイトになります。

今は見ての通り草ボーボーなのですが、少しずつ全面に芝生を貼っていく予定です。もちろん車の乗り入れもOKに……。アメリカンフェンスでゲートを作り、全面ドッグラン状態に……。海の方には白い垣根を作りたいな……。

芳美リンさんと給電くん動画を撮った時のオフショットです

真ん中あたりにはサビサビの鉄階段があって、綺麗にペンキを塗る予定。ブロック塀も汚いので白く塗りなおし、さらにはOSBボードで巨大スクリーンを設置。プロジェクターで300インチくらいに投影できる、ドライブINシアターのようなボードにします。

前回の記事の通り、草刈りで大量の枯れ草も出たので撤去しなくちゃ!

そしてその向こう(写真右側)の農具小屋も完全リフォーム。骨組みはしっかりとしているのでそのまま流用し、トタン板を透明なポリカーボネイド板に張り替え、雨天時に使って頂けるようにします。4人用テントくらいなら中に張れるスペースがあります。

その奥には工事で出た土がお山のように盛られていて、さらに向こうにはミカンの木が三本植えられています。ここはもうジャングル状態の未開の地。切り開いてトイレ&シャワー棟、炊事場などを作ったり、トレーラーハウスを置いたりしたいな……。

このジャングルだけでも結構広いので、他にも何か建てられるかも……



上段の様子

さらに急なスロープを登ると上段。両親の家が建っています。私の新しい実家ですね。このスロープもまだ建築車両用のジャリ道なので、土木屋さんに舗装してもらう予定。家も実はまだ未完成で、玄関前のデッキが仕上がっていません。

もう両親も妹も住み始めてはいるのですが……

上段にもテントを2つぐらい張るスペースがあるのですが、こちらも草ボーボー。いずれはここにも芝生を敷いて「なちゅガール専用サイト」……メンバーやお友だちに使ってもらうプライベートエリアにしようかな、と思ってます。

そしてその一番奥……実はここからの眺めがイチバン良かったりするのですが、ここには父の野望が……。サウナ小屋を建てたいらしいのです。1階半建てのオーシャンビューのサウナ小屋を。もちろん水風呂&ととのいデッキも併設して……。

大宮の「おふろcafe utatane」のサウナコタが理想だそうです!



ジカイニツヅク……

その他にも「外に暖炉を作りたい」「小さなステージを作りたい」「海を眺めるコーヒーカウンターを作りたい」「ピザ釜を作りたい」「立体的な土地なのでブランコを作りたい、すべり台を作りたい」「ボルダリングを作りたい」……。

夢だけはめちゃくちゃ広がっているようです!!

両親は10年スパンでゆっくり、ゆっくり開拓&開発を進めて行くつもりらしいので、どんなキャンプ場になっていくのか? お越しになるたびに充実していくと良いのですが……長い目でその成長をお見守りください。

とりあえず現状は、新しい施設を作るどころか、雑草や荒地や雑芥ゴミとの格闘中!! しばらくの間はこの連載も文字通り「開拓」の様子をお伝えしていくことになると思います。そちらも長い目でお見守りください。

冬には仮オープンを目指していますが、間に合うかな?
















Author
森風美
年間80泊するほどキャンプを愛し、女性でも楽しめるキャンプスタイルを発信しているキャンプ女子の森風美です。 幼少の頃からアウトドア好きな家族の影響で、キャンパーとして育ち、キャンプ歴は年齢=27年。