ずっとこのコが欲しかった!!
こんにちは、森風美です。もう本当に嬉しくて! ずっと、ちょーっと欲しかったアイテムをgetできちゃいました!!レコードプレーヤーです!! しかもポータブル!!
実は少しだけ、アナログレコードも持ってたんです。大好きなバンドや、大好きなサントラの「フィッシュマンズ」や「N’夙川ボーイズ」や「ロッキーホラーピクチャーショー」などなど。
CD屋さん行くと大きなLP版のジャケットが飾られていて、なんだか惹かれちゃうんですよね。今どき、CDから配信へと移行しているこの時代に。CDで聴けるものはだいたいサブスクで聴けますし。
大好きなバンドが限定○○枚とか謳っていたらそっちの方が欲しくなっちゃうじゃないですか!? つい買っちゃうじゃないですか? ……そんな折、オーディオテクニカさんからご提供頂いちゃったのが、このコになります!!
『サウンドバーガーAT-SB727』
見てください! この’80年代を彷彿とさせるフォルム。そしてカラー。今、若者の間で「カセットテープ」や「シティポップ」が少しだけブームになっていますが、まさにあの時代のテイスト!!
私も小さい頃から「うる星やつら」や「魔法の天使クリィミーマミ」を見て(見せられて)育ったので、懐かしさは分かります。ローラースケートやイヤーマッフルがPOPだった時代ですよね。
お友だちの「ちょもか」ちゃんも’70年代のナショナル(パナソニック)のラジオ『MARINE No.1』を愛用しています。「野外のもりこ」さんはコロンビアの「GP-3-R」。私もひそかにそんなサウンドライフに憧れていたのでした。
そこに来てこの「サウンドバーガー」は、1982年当時に発売されたオリジナルの姿をできるだけ踏襲して復活。オーディオテクニカさんの創立60周年を記念した数量限定モデル(AT-SB2022)として、昨年蘇ったのです!!
ネット限定だったそうで、私も後から気付いて悔しい思いをしたの……ですが! それが今年、通常販売となって復活!! カラーバリエーションも新たに3色加わって、入手しやすくなりました!!
レトロな中に最新機能!!
もちろんこの「サウンドバーガー」くん。復活の復活!!と言えども、実際に届いて使ってみるまで、そのポータブル性能には疑問符が湧いていました。
ところがいざ、アウトドアに持ち出してみたら、確かにキャンプやバンライフにぴったり!! 新たにリニューアルされた今風の機能が、音を「持ち出す」ための性能を格段に向上させていました!!
*Bluetooth(ブルートゥース)接続!!
ふだん使っている「ワイヤレスイヤホン」や「Bluetoothスピーカー」とボタンひとつでペアリングして、出力OK!! 10〜100mと言われるBluetoothの範囲は、移動ができちゃいます。
小さな音で少し遠くにスピーカーを置くのが私の好みですが、風が強くて埃の気になる天候では、テントや車の中にサウンドスピーカーを置いておいて、スピーカーだけ持ち出すなんてウラ技も!
*バッテリー内蔵!!
USBから充電できる「リチウムイオンバッテリー」が付いてます。昔は「乾電池」or「ACアダプター」だったそうなので大進化!! しかもフル充電時の連続再生時間は12時間。一泊のキャンプには十分です。
乾電池の消費と交換を気にせずアウトドアで使えるのは、すっごく助かります。しかも今どきの車には、たいていUSBソケットが付いているので、繋ぎながら再生するのも可能。コンセント接続より助かっちゃいます。
エモーショナルなひとときに……
お読みの通り、音質や機械的なことはよく分からない私です。詳しい専門的なことを書いている人のブログでも高評価を得ている「サウンドバーガー」くんですが、確かに音はかなり良い気がします。
しかもアナログの滑らかで優しいサウンドって、アウトドアに溶け込んで自然とマッチしている感じ。やっぱりCDや配信のデジタルサウンドじゃ、風の音や鳥の声とは合わない気がします。
代わりに見た目から言えば、33RPMでまわるゆっくりとした回転が心地よくて。トーンアームを持ち上げると自動的にターンテーブルがまわり始めるワクワク感。今どのあたりを聴いているか可視化されている分かりやすさ。
A面からB面へとビニール盤をひっくり返したり、ジャケットから次のレコードを取り出したり……回転に合わせてじわじわと移動していく針が、ゆっくりと流れるキャンプ時間を実感させてくれます。
「丁寧な暮らし」……キャンプ自体が火を起こしたり、コーヒーを淹れたり。わざわざ手間暇のかかるひとつひとつの所作を味わう遊びなのですから、そんなエモーションに寄り添ってくれそうですね。
私はこれから、ビニール盤ばかりを収集している2人の叔父を襲撃しようかと考えています。レコードをお持ちでない方も「サウンドバーガー」おひとついかがでしょうか? 中で聴くより、外にテイクアウトした方が美味しいですよ!