クリスマスと言えば……
なんだかんだで今年も年の瀬。クリスマスシーズンの到来。すでにキャンプ場を予約してる人、お家でゆっくり過ごす予定の人……様々いらっしゃると思いますが、なちゅガール「外ごはん」レシピも、クリスマスらしいメニューをお届けしなくてはなりません!
いつも奇妙奇天烈な新レシピにチャレンジしているので、正式でオーセンティックなお料理となると、腰が引けちゃうのです。でも今年はオーソドックスにまいりますよ! タイトルにある通り、「ブッシュ・ド・ノエル」をお届けします!
きっかけは無印良品!!
無印良品と言えば、なちゅガール黎明期の頃に上梓した「無印良品カレーパーティー」なる伝説(?)のレシピが存在します。これを「レシピ」と呼べるかどうかは疑問も残りますが、知人からも、読者の方々からも大好評を博してきました!!
そして今回も、発想としては同じになるのかな? 無印良品で多数のバリエーションが販売されているカレー同様、バウムクーヘンも凄い数のラインナップが揃っているのです。それをどっちゃり購入してきちゃいました!!
今回用意したのは「バナナ」「かぼちゃ」「紫さつまいも」「きなこ」「メープル」「焼きリンゴ」「いちご」「コーヒー」「塩キャラメル」「さつまいも」……の10種。でもお店にはまだまだ他の種類も並んでいます!!
ブッシュ・ド・ノエル
そしてこの「無印バウム」を合体させて、ホールサイズのケーキに仕立てちゃおう! ……というのが今回の野望です。しかもクリスマスらしく「ブッシュ・ド・ノエル」風に! フランス語で「クリスマス(ノエル)の丸太(ブッシュ)」を意味する定番!!
早速バウムを組んでいきましょう。……と言ってもただ丸く並べるだけなのですが、早々にして編集部にとっては想定外の出来事が! どう説明しましょうか、思っていたよりも円周が大きいというか、穴が広いというか……。
これは、そもそものバウムの数が多すぎたのですね。あまりにも中央の穴が大きく、巨大化してしまうので、真ん中にバウムを立てて、穴を開けないことに決定しました。こうしてもまだ、結構な大きさがあります。
材料&作り方
ケーキ生地はもう出来ているも同然ですから、あとはチョコクリームを準備するだけ! アウトドアで生クリームをホイップするのはハードル高いので、スプレーや冷凍の市販品を使っても良いかと思います。
しかし写真の材料(生クリーム200ml×2パック、板チョコ50g×2枚)だけで、案外かんたんに出来上がっちゃったりもします。下に手順を載せましたので、チャレンジされたい方は参考にしてください。
① まず最初に板チョコを生クリームに溶かします。湯煎をするので、お馴染みの「アイラップ」に生クリームを少し流し入れて(100mlぐらい)、板チョコをパキパキ割り入れます。
② お鍋に水を張って、50℃くらいまで温めます。お風呂よりちょっと熱いくらいですね。先ほどのアイラップの口を結んで、湯煎にかけながら滑らかになるように時々モミモミ……。チョコが溶けたら、冷えて固まらないように湯煎にかけたままにしておいて下さい。
③ 残りの生クリーム(約300ml)をボウルに注いで、ゆるめに泡立てます。この時、最後までホイップしないように注意。ちょっととろみが増してきたかな〜というあたりでストップ!
④ 湯煎にしていた生チョコクームを混ぜ入れます。全体的にさっと混ぜ合わせると、チョコの色が広がって、ちょうど良い茶色になります。チョコの効果で硬くなりやすくなるので、ホイップも急速に仕上がります。
完成&試食
最後に、出来上がった生チョコクリームを土台のバウムに塗りこめば完成です。フォークで木の皮の模様をつけたり、クリスマスのオーナメントを載せたり、お好きにデコレーションしてみてください。
それでは試食に移りますが、お味の方は間違いようがありませんね。元から美味しい無印用品のバウムクーヘンに、砂糖不使用で、甘さ控えめに仕上げた生チョコクリームを加えただけ。失敗のしようもありません!
そしてよくあるケーキのように放射線状に切り分けるのではなく、横に段々と切り分け、味の違いを楽しんでいきます。茶色系の似たような色のバウムが多いから、フレーバーの違いが分からなくなるかな……と懸念もしていたのですが、
どのピースもハッキリと元の味が分かります! そして皆で食べると楽しい〜!! 「あ、これ塩キャラメルだ!」とか「これ美味しいから食べてみて!」などなど……クリスマスのテーブルが盛り上がります!!
イブまであと1週間。ニュースによると今年のクリスマスケーキの平均価格は4,468円になるそうです! お高くなりましたね。そんな折、この無印良品『ブッシュ・ド・ノエル・バウム』なら、約半額でボリュームたっぷりだし、美味しくて、楽しい!!