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コラム
キャンプ場開拓日誌*16
『スロープの土木工事のこと』

前回からの続き

1月の「開拓DAY」が滞りなく終わった翌々日。間髪を開けず我が「なちゅガール」キャンプ場では大掛かりな工事が始まりました! 本格的な土木屋さんと、重機を入れての造成工事になります!!

現場は2本のエントランススロープです

本当は業者さんの手を借りず、できるかぎり自分たちの「手」で開拓していきたい所存なのですが……将来はお客さんを入れて経営していく予定です。きちんとしなくてはならない所はきちんとしなくてはいけません。

特にキャンプ場の入り口となるエントランスのスロープ。車のトラブルなどがあっては絶対にいけません。自分たちの素人施工で安く仕上げるよりも、まずは業者さんに相談しよう……という運びになりました。

ですので今回は「開拓してもらった日記」になります



スロープの変遷

そもそもウチがここの土地を購入する前、敷地には車の出入りは不可能な場所になっていました。ダウンサイトとなる下段には、何とか軽自動車なら乗り入れることができる狭いコンクリの道がありました。でもアッパーサイトの上段には、軽自動車でも無理!!

徒歩で上がるにも急すぎる半間ほどの道があるだけ

昔ここに別荘を建てられていた方は、スロープを上がらずに下に車を停めて、階段を利用して敷地に入っていたということです。しかしキャンプ場にする以上、車を横付けしてテントが建てられる「オートサイト」が理想ですよね? やっぱり。

しかも今回は両親の家(つまり私の新しい実家)も建つので、工事車両も入れなくてはいけません。3tトラックや、4tトラック、クレーン車にコンクリート車……必然的に大々的な造成工事が必要になりました。




砂利の道

……ということで家を建てる半年前、元からあった小さなコンクリートの道を砕いて、大量の土を運び出し、仮のスロープが造成されました。一般庶民からすれば規模の大きい、これだけでも圧巻の光景でした。

しかしその後に家の土台を作り、資材を運び込むのです。大型トラックやコンクリート車、キャタピラーの付いたユンボまで登ることになるので、スロープの仕上げはせず、簡易的な舗装と砂利のままで残す事になりました。

綺麗に仕上げても、どうせ傷ついちゃうらしいのです

それから家が建ち、引越しをして、先日の「開拓DAY」が終わるまでの1年半以上の間、その仮の舗装の砂利スロープを使ってきたのですが、う〜ん……。やっぱりこのままではお客さまを迎える訳にはいきません。

車高の低い車は下を擦っちゃうし、タイヤは砂利でスリップしがち。大雨が降ると小石が流されて下の道路に迷惑をかけてしまうのです。やはり当初の予定通り、土木屋さんに入ってもらって、仕上げの工事をして頂くことになりました。




スロープの青写真

そうとなったら設計・計画です!! 大雑把な形状は、最初の土木工事の段階でもう決まっているのですが、細部の仕上げとなると、土木業者さんと現地打ち合わせをしてリクエストしていきます。

まず最低限必要なのは、安全に登れるスロープにすること。スリップすることなく、均一な傾斜で、車高の低い車でもノーズやお腹を擦ったりすることがない坂。ダウンサイト(下段)への傾斜は緩いのですが、アッパーサイト(上段)へは急です!!

電動車椅子でも登れる傾斜に……とお願いしました

それでもアッパーサイトへのまだ急なので、車道の脇に小さな階段も作ることにします。階段ならよく手作りキャンプ場でもDIYされていますよね。後から自分たちで作っていくことにしました。

スロープの模様は母の好みからすると「よくコンクリの坂道にある◎の模様がいっぱい付いてるのが可愛い!」となるのですが……分からなくもありません。でも古くて昭和な感じだし、キャンプ場っぽいナチュラルさもないし……。

もっと何かこのキャンプ場に合うデザインは……

餅は餅屋で土木工事の社長さんに相談してみると、スロープにスリットを入れて、間に草を生やす方法があるとのこと。施工例の写真も見せていただいて、「うん、これなら!!」と納得のデザインが決定しました。




次回に続く

なんだか今回は説明だらけの記事になってしまい、実動のご報告はありませんでしたね。その裏では土や根っことの格闘も依然として続いているのですが、記事にして報告するまでもない内容なんですよね。

しかし工事の方は派手な展開になってきました。さすがプロの施工はすごい規模感です。次の記事か、次の次の記事では、下の写真のようなダイナミックな作業と、完成の様子までご報告できると思います。

グーンと首を長〜くしてお待ちくださいっ!!













Author
森風美
年間80泊するほどキャンプを愛し、女性でも楽しめるキャンプスタイルを発信しているキャンプ女子の森風美です。 幼少の頃からアウトドア好きな家族の影響で、キャンパーとして育ち、キャンプ歴は年齢=27年。