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外あそび
南国宮崎へフェリー旅①
『さんふらわあきりしま』

寒いので南国へ!!

暖冬とはいえども、冬って寒くて苦手。特に海沿い出身の私にとっては、先日の開拓日誌でも書いた通り雪が降ったり水道管が破裂したりする山間部の寒さが身にこたえてしまい、引きこもって冬眠生活になることも……。そんなときは夏のキャンプと反対に、緯度を下げて南国に行っちゃえばいいのです!!

大学生のときはスーツケース1つでキャンプする「キャリーキャンパー」だったので、飛行機に乗って沖縄や台湾に繰り出していましたが、今は愛犬どんちゃんも愛車なまけもの号もいる身。ということで、犬もクルマもフェリーに乗っけて、南国と名高い宮崎県の最南端、串間市の「高松キャンプ公園」に行ってきました!

なぜなら今まで行ったことがない県だったから!

ということで今回は「さんふらわあフェリー編」と「串間キャンプ編」の2回に分けて、車中泊旅の様子をお届けします!!




陸路で向かうと16時間!

まず車で宮崎最南端の串間市に向かうとなると、陸路で16時間1400kmの運転が必要になります。なので今回は、大阪での仕事ついでにフェリーを使うことに!! これなら寝ている間に鹿児島志布志港まで運ばれます。

最終目的地の「串間高松キャンプ公園」 までは、志布志港を降りてから車で大体15分ぐらいなので移動で疲れることなくキャンプを楽しめそうです。どんちゃんを飼い始めてから数多のフェリーに乗ってきましたが、大阪鹿児島は初めて乗る航路。さらに2018年にデビューしたばかりの新しい船なのでとっても楽しみです!!




犬連れに優しい!

飛行機で旅をする場合はどんちゃんを貨物室に預ける形になりますが、フェリーならペットと一緒に寝泊まりできる「ウィズペットルーム」というのがあります。 今回はこちらのお部屋を予約しました。

室内にはトイレシートやフード用のお皿、 コロコロまでついています。 私は、ドッグフード、乗船/室内留守番用ペットケージ、どんちゃんのお気に入りのタオルケットだけを持って入りました。ちなみにベッドやソファにペットを乗せるのは禁止されているので注意してください。

リーズナブルに旅をしたい場合には専用の「ペットケージ」を借りて、犬を預ける形になりますが、日中好きなときに犬の様子を見てご飯をあげたり、ドッグランに連れ出して遊べます。 最近流行りの「タイパ(タイムパフォーマンス)」 だけで見ると飛行機よりは時間がかかりますが、 人も犬も安心して一緒にまったり快適な船旅を楽しめます。




キャンピングカー乗りの味方!

そして、フェリー旅の最大のメリットは「車と一緒に目的地まで行ける」こと!! 私たちキャンピングカー乗りやバンライファーは愛車がないと遠くへお出かけするのが不安な人も多いはず(私だけ??)。 旅先でレンタカーを借りたり、宿を取ったりすることなく、自由に旅をしたいので、 とってもありがたいです。

さらに大量のキャンプ道具やどんちゃんのケア用品、お子さん連れの方なら、ベビーカーやオムツまで車に乗るものであれば、何でも持っていけちゃいます(※危険物等は除く!!)。もちろん帰りは、隣近所に大量のお土産を買い込んで帰っても大丈夫!ときには旅先で出会った家具なんかも積んで帰ってきちゃいます。

クルマが快適すぎて最近はカバン一つで都内に行くのもちょっと不安になります笑



何よりも旅の非日常感が最高!

乗ってみるとびっくりするんですが、フェリーは本当にホテルみたいに豪華で綺麗!!今回乗船した「さんふらわあ きりしま」も入ってすぐに吹き抜けのエントランスホールがあって、大海原を眺めながらゆっくりできる大浴場、 豪華なビュッフェスタイルのレストランがあります。

貧乏症&貧乏旅の私は豪華ホテルに泊まったり、旅館に泊まったりはあんまりしないんですが、その分フェリーは特別。全力で楽しみ尽くします。 船窓から見える景色を楽しみながら、食べるお刺身とカレーが特に最高でした!!

船内はキッズルームやベビールームがあって、バリアフリーも進んでいます。乗り換えもないし、 体への負担も少ない。お子さんからご老人まで、周りを気にすることなく、個室で過ごせるのもフェリーの良いところかもしれません。

いまは体力も有り余っているけど、今後その良さがさらにわかるような気がします



次回に続く

他にも売店で売っている限定のお土産や、 神社の御朱印ならぬ「御船印」 を集めるのもフェリー旅の醍醐味。 今はなんと宗谷岬と佐多岬「さんふらわあ 端ッコスタンプラリー」 という企画もあって、 より旅を楽しくしてくれるきっかけも与えてくれます。どこでも陸続きで、普段通りに車中泊できるからこそ、旅の非日常感が失われている人もいるかもしれません。 そんな時はフェリーを選択してみるのも楽しいですよ。

長距離運転もしないで済みますしね! ボンボヤージュ!!


*「さんふらわあ」端ッコスタンプラリー : https://twitter.com/molsunflower/status/1707621599032361313











Author
森風美
年間80泊するほどキャンプを愛し、女性でも楽しめるキャンプスタイルを発信しているキャンプ女子の森風美です。 幼少の頃からアウトドア好きな家族の影響で、キャンパーとして育ち、キャンプ歴は年齢=27年。