新しい武器の入荷!!
前々から欲しい、欲しいと思っていたのですが、とうとう買っちゃいました! この謎の機械!! 何だか分かります? まだ世の中にあまり流通していないのか、知名度が低いのか、このコの名前もいまひとつ定まってないようですが……。
とりあえず「レーザー彫刻機」としましょう。レーザーというと、あの「レーザー光線」のレーザーです。宇宙で戦争する時に鉄砲の先からビーッて出るアレですね。もしくは、ウルトラセブンの額のほくろから、ビーッと出るアレです!!
このレーザーで何ができるかというと、レーシック手術でもなく、無駄毛の処理でもなく(まだ偏ってる)、彫刻、彫印、焼印です。木や紙やステンレスの表面を焼いて、切ったり、模様をつけたりができるのです。
冒頭から「キャンプ関係ないじゃーん」と思っているそこのあなた!! そうです。キャンプでは使いません。でもこれがあるればガレージブランドさんのような、オリジナルのシェラカップやククサを作ることも可能なのです! ちょっと良くないですか? これっ!?
まずは機種えらび……
名前がよく分からないので、購入する時はネットで「レーザー彫刻」と検索しました。すると初めて見るような商品が次々と表示されます。そして見た目も、大きさも、値段もそれぞれ大きく異なるのです。
こーゆー時は、とりあえず「初心者向け」「ビギナー用」「入門機」などと書かれているお手頃価格のものを選べば良いでしょう。レビューの☆の数が多かった、この「Jinsoku Z4」という機種を購入することに決めました。
価格はAmazonや楽天で4〜5万円くらい。一番安い部類です。もちろん入門用。レーザーの焦点を合わせたり、台座を回転させたりなどの、高度なセッティングが要らないようなのでコレに決めました。
他の商品は、「取り扱い注意」とか「レーザーを直接見てはいけません」とか、木を焼き切ったり、鉄を焼き切ったり、煙が出ている動画がついていたり……女の子が扱うには恐そうだったんですよね(あと値段も高いし)。
以外にカンタン……!?
ところが送られてきた商品には「英語の取り扱い説明書」しか付いてません。分からない単語をネットで調べながら、どうにか使えるようになりましたので、その使用法を備忘録として記事にします。そして購入を検討される方の参考になればと思います!!
しかし、さすがは入門機!! コンセントにつないでアプリから操作するだけで、何とかなっちゃいました! まずはそのアプリを、上の写真にある「取り扱い説明書」のQRコードからスマホなどのデバイスにインストール。
本体の方にはコンセントからの電源を挿すだけ。本体はそれだけで終わり。なんかのボタンなども付いているのですが、それは何もイジリません。後はすべてデバイスの方から操作するだけです。
デバイスの「写真」などに保存されているイラストを、アプリに読み込ませ、イラストを加工したり、トリミング(切り取り)すれば準備完了。これで良いなと思ったら、焼き付けの濃さなどを設定し、本体に送信するだけ!
レーザー彫刻スタート!!
イラストのデータが本体に送られると、何の前触れもなくレーザーの光が「チーッ」と動き始めます。嘘です。「チーッ」という音さえしません。まったくの無音で、細かく光の線が揺れ動きます。この光をずっと直視してはいけないようです。
そして少しすると「プ〜ン」と焦げ臭い匂いが……。初回は試しに付属してきた「厚紙」に彫印してみたのですが、要はレーザーで焼いてる訳ですからね。表面が焦げた香りがしてくるのも当然です。煙などは出ないようです。
うーん、あまり細かいイラストには向かないみたいですね。安い機械ですので、小さな範囲にしか彫印できないんですよ。次は本番。木のまな板に、もうちょっとシンプルなイラストを焼き付けてみます、チーッ……だから音はしないんだって!!
木が焦げる匂いも、紙とはそれほど変わりませんね。そして出来上がった焼印は……うーん、良い感じっ!! やっぱり細かくないイラストの方が上手くいきました!! よく見ると、焦がすことで元の木目の模様が浮かび上がって、味も出ました!!
とりあえずは大満足!!
気に入りました!! この機械は「買い」でしたね!! これでちょっとした「なちゅガールグッズ」を作ったり、イベントなどで焼印サービスを施したり……さまざまな使い方ができそうです。
ただ「入門機」だけあって、このコの出力はほんの5W。もっと高級な10Wとか40Wとかのパワーがあって……さらに広範囲にレーザー彫刻できる機種となると、10万円とか30万円になっちゃいます。
しばらくはこのハンディな「Z4」くんで遊んでみようかな、と思います。コルクや革製品なら確実に彫刻できるそうなので。そしてその5Wのパワーで、ステンレスやアクリル板などにも彫刻できるかも、いずれ試してみようと思います。