チンアナゴ

きょう、わたしはすいぞくかんに行きました。すいぞくかんには、チンアナゴとニシキアナゴがいました。しろいのがチンアナゴ、オレンジいろのがニシキアナゴです。かわいかったです。

ごめんなさい。いつもの「外ごはん」レシピの記事だと思って読み始めた方々……びっくりしましたか? 今回のレシピにかこつけて、『はななのフィッシュ日和』のフリをしてみました。編集長の妹の「花菜」ちゃんによる連載です。

ながーいマシュマロ!!

ここからが本題です。いつもヘンテコレシピばかりをご紹介している、なちゅガールの「外ごはん」レシピですが、変な食材だったり、変な組み合わせの料理だったり、ダジャレ料理だったり、そのパターンはいくつかありますよね。

水族館などで見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか? ちなみにこれは普通のスーパーでも売っていました。チンアナゴのパッケージに入った、長〜いマシュマロです!!

しかし袋から取り出すと、ただの白い棒になっちゃうんですよね。目とか斑紋などの黒い模様は、フィルムのパッケージの方に印刷されているだけです。買ったは良いのですが、ただの白い棒では話になりません。

でも、キャンパーがマシュマロで何か作るとなったらやっぱり「スモア(S’more)」になりますよね。焼いて溶かしたマシュマロを、チョコやビスケットで挟んだ、お子さんが大好きなキャンプスイーツです。

材料&作り方

パッケージ同様の顔や模様を作るなら、黒いビスケットを使うことになります。そしたらもう「オレオ」一択!! 今どきは普通サイズのスタンダードタイプと、ミニサイズの”bits”の2種類が売られています。

あとはついでに、編集長からもらった韓国のお土産(でもフィリピン産?)の「お魚の形の棒つきマシュマロ」もたまたま手元にあったので、それも一緒に焼いてみます。あくまでもこちらはオマケです。

① まずはパッケージから長〜いマシュマロを取り出し、顔になる部分を加工します。デフォルトでは、円筒をそのまま切り落としたカタチ。ハサミで角を切り落とし、口の部分に切り込みを入れます。

② そのままでは、ぐでんぐでんに柔らかいので、下からは長い棒を挿し、口の方からは適度に曲げた針金を挿しました。これで本体の方は完成です。

③ 続いてオレオを砕いて、黒い模様の部品をつくります。小さい頃に必ずやっていたようにオレオをパカッと開いて、中の白いクリームを先に食べちゃう……あの要領ですね。

④ 本当は点々模様になるような、丸いカケラが欲しいのですが、手で割るとどうしても鋭角になっちゃいますね。目の部品の方は、小さい”bits”を使って、ちょうど良いサイズにできました!

⑤ 焚き火で本体を炙ります。やったことある人は、皆さんお分かりになると思うのですが、気を抜くとマシュマロがとろっと溶けちゃったり、焦げちゃったり、火が移って燃えちゃったりするんですよね。

⑥ 最後にオレオで模様をつけていくのですが、誤算がありました。火で炙れば、いつものようにマシュマロが溶けて、表面にオレオのカケラが貼りつくだろうと思っていたのですが、このチンアナゴマシュマロの表面はサラサラです。

⑦ 仕方がないので、ハチミツを使って貼り付けることにしました。だけど途中から、尖ったカケラをぶっ刺した方が良いことに気付きました。この方が「点」のようにに見えるんです!!

試食&感想

ちなみに小さい方の「お魚マシュマロ」は、金網の上に乗せて焼きました。焦げ跡をつけて焼き魚っぽくしたかったからです。こちらも焼きすぎに注意!! 火にあたっている面が見えないので、あとちょっとのところで真っ黒に焦げちゃう所でした。

いかがでしょう? 2つ並べてみると? まぁ、お子様ならお喜びになるでしょうね。食べてみると味の方も……まぁ、お子様ならお喜びになるでしょう。まったくもってして普通の味。普通の焼いたマシュマロの味です。

やっぱりちゃんとしたチョコレートと、ダイジェスティブビスケットで挟んだスモアの方が美味しいですね。でも……元々がヘンテコ食材から決まったレシピ。そしてダジャレで決まったレシピ名なので、これで「良し」としましょう!!