高圧洗浄機
連載中の『キャンプ場開拓日誌』では時おり「欲しい、欲しい」と漏らしてきたのですが、高圧洗浄機「ケルヒャー」……ずっと書き続けていれば誰かがくれるかなー、天から降って来ないかなーというと、そんな甘いお話もなく……。
いつまで経っても降って来ないので、シビレを切らして買っちゃいました! だって、ホームセンターで目が合ってしまったんですもの。この黄色いパッケージの可愛いやつと。しかも期間限定の35周年モデル。
通常バージョンはこのパッケージが「黒」なんだそうですが、今だけ限定のイエロー! しかもその日はホームセンターの割引DAYで10%OFF!! ネットで調べると、いちばん安い所と比べても、数千円は安くなってる……。
KARCHER (K MINI)
ということで、今回は「ケルヒャー」についてお話します。気になっている人はいますよね。特にオフロードに車やバイクを突っ込むアウトドアマンの方々には。あとは家の壁をキレイにしたい、窓や網戸を洗いたい……。
でも同じケルヒャーだけでも種類がたくさんあるんですよね〜。価格もまちまち。特徴もそれぞれ。でも実際に使い比べてみる機会はめったにない。ウチも購入まではどれがどれやら、皆目見当もつかなくて、なかなか手を出せずにいました。
何を決め手に決定すれば良いか分からないんですよね。その仕組みも分からず、性能も分からず、水道との接続の仕方も分からない……。決め手になったのは、やっぱりこの黄色いバケツ。35周年記念のパッケージ……。
ちなみに性能でいちばんの違いが出るのは水圧。メガパスカルという謎の数値で7MPa〜12MPaの幅があります。この「K MINI」は9MPa。これなら問題はないはずですが、ウチが読者さんの人柱となって、その使い方と使用感をレポートいたしましょう!!
準備&試射
説明書をあらためて読むと、水の補給の仕方は2種類ありました。直接ホースや蛇口から給水する方法と、この黄色いバケツに水を貯めて吸い込む方法です。使用場所が近ければ、水道から直接とるのが良いですね。
あと問題になるのが電源。屋外で使うマシンですが、コンセントが必要です。しかもホームセンターの店員さんの注意では、延長するなら15Aのちゃんとした太い電源コードを使った方が故障せずに長持ちするとのこと……ドイツ製だからシビアなのかな?
ホースとコンセントを繋いだら、あとはスイッチを2ついれるだけ。本体の「回転式スイッチ」を3時の位置に回すと、ブルブルブルと本体が震え、結構な音を鳴らしはじめました。だから「サイレントモデル」というのもあったんですね。
そして2つ目のスイッチは、ノズルの「トリガー(引き金)」。グッと引くと、シャワー状の水が勢いよくシャーッと吹き出しました! 虹もかかってます!! ノズルを絞ると水流が細くなり、「おぉーっ!」と声が出ちゃうくらい、手元に水圧が伝わってきます!!
洗ってみた!!
試し撃ち(?)が終わったら、母と一緒にとりあえずは、家の外壁を洗浄してみました。洗剤も何もつけずに、水だけをビューッと吹き付けます。おぉーっ!! 引っ越してから半年近く。白いと思っていた壁なのに、うす茶色い汚れが取れていくのが目で確認できます。
続いて窓。窓はこの家で唯一こだわったオーシャンビューウィンドウ。普段から洗剤で拭いて、ワイパーをかけてピカピカを心がけています。ケルヒャーの水流を吹き付けても汚れ水は出ませんでしたが、乾いてから母が言うには……
ワイパー不要で、壁と一緒に丸洗いしちゃえば良いのはラクちんです。続いて車。こちらが本番。ノズルを絞って一番強い水圧をビーッとかけると、家の外壁と同様、汚れ水が流れていきます。
特に車の下の方、タイヤ周りなどは威力が実感できますね。水だけでもかなり綺麗になります。そしてこの35周年セットには「車用洗剤とフォームノズル」が同梱されていました。こちらもちょっと試してみましょう!!
これからの活躍に期待!!
モコモコ、モコモコ〜……。写真でご覧の通り、なんだか「洗車の動画で見るくらい大げさな泡」が発生しました!! アメリカのYouTubeでビキニの美女がスポーツカーを洗っているようなレベルの(発想が貧困)!!
でも、家の壁を洗った時から思ったのですが、この機械ってけっこう水しぶきが跳ね返ってくるんですね。本当に水着でやった方が効率的だし、暑い夏にやった方が気持ち良いかもしれません。
開拓中のキャンプ場でも、次は前々から洗浄したかったブロック壁を、ピャーっと綺麗にしちゃいたいと思います。ゴールデンウィークの頃くらいかな? 初夏のように暑くて、水がすぐに乾くようなお天気の良い日に!!