お菓子の水族館?
ある日、𝕏(twitter)を見ていたら「全国銘菓展 お菓子の水族館」という興味を惹かれるポスト(ツイート)が流れてきました。私は甘いものに目がないので、ポストを見た瞬間に「よし、行こう!」と決めちゃいました!
\「お菓子の水族館」つくっちゃいました/
— 日本橋三越本店 MITSUKOSHI (@mitsukoshi_nh) March 20, 2024
第78回 #全国銘菓展https://t.co/hGuoZad5lo pic.twitter.com/PS39L2IrJ5
そこで今回は、一人で地元真鶴町を出発して大都会にやってきました。三越の中に入って最初に目にしたお店が「ティファニー」や「カルティエ」という高校生の私には馴染みのないハイブランドのお店ばかりで緊張し、心細くなってしまいました……。
「おでかけえのすい」
イベント会場に入ってすぐに「おでかけえのすい」という新江ノ島水族館からやってきたクラゲの展示が私を出迎えてくれました。開店したばかりにも関わらず、たくさんの人がいました。開始15分には売り切れているお菓子もあるほどの大盛況です!!
「えのすい」はクラゲで全国的に有名な水族館なので、ご存知の方も多いと思います! 私は子供の頃から何回も通っている親しみ深い水族館です。えのすいの大水槽の前で寝泊まりするイベントに参加したのも懐かしいなぁ……。
水族館ならぬ水族缶!?
まずは、私がこの日最もお目当てにしていた「鎌倉 豊島屋」の水族缶を購入しました。鳩サブレーが8枚入った全国銘菓展だけの限定缶で、新江ノ島水族館とコラボしている商品です。とってもかわいいので私の宝物入れにすることにしました〜!
缶のイラストをよく見てみると…アケボノチョウチョウウオやハシナガチョウチョウウオなど、「えのすい」に実際にいるお魚たちが描かれています。小魚(イワシ)の群れを遠目で見てみると鳩サブレーの形になっていたり、イルカのトレーナー姿の鳩三郎(鳩サブレーのマスコットキャラクター)もいます。
「練り切り」と「御菓印」
その後、全国各地の老舗の和菓子屋さんが出している海の生き物の練り切りを購入しました。その中で私の気に入ったのが、埼玉にある和菓子屋さん「龜屋」で売られていたメンダコちゃんです。リアル路線で練り切りを作っているお店が多い中、デフォルメされたかわいさが気に入りました。
ところで、御朱印集めのお菓子バージョンをご存知ですか? 「御菓印」というもので、日本全国の有名な和菓子屋さんで手に入れることができます。「全国銘菓展」では各店舗で1500円以上のお買い物をするともらうことができ、凝ったデザインのものが多くて目を惹かれました。
ミズクラゲ
おでかけえのすいで展示されていたミズクラゲ。数年前は横浜の中華街の近くの川で大量発生していると話題になっていました。雨傘のデザインに取り入れられたりするほど人気があり、素敵なフォルムのクラゲです。
ミズクラゲのクローバーのような模様は実は「胃」なんです。水族館でよーく観察していると胃が5つや6つの個体が紛れていることも!? 四葉のクローバー探しの様でとっても楽しいです!
悲しみながらの実食
練り切りは生菓子なので買った日に食べ切らないといけませんでした……悲しい。お菓子職人さんの作った練り切りは、繊細で美しくて食べるのが勿体ないくらいでした。たい焼きをどこから食べればいいのかと悩むのと同じ様な感じです。
味は上品な甘さで、お店によってつぶあんだったり、こしあんだったり、チョコあんだったり……。使っている材料によっては口の中でとろけたり、普段はなかなかできない練り切りの味の違いが楽しめました。