ホーム画面に追加してね>>
コラム
はななのフィッシュ日和*33
『お菓子の水族館』

お菓子の水族館?

ある日、𝕏(twitter)を見ていたら「全国銘菓展 お菓子の水族館」という興味を惹かれるポスト(ツイート)が流れてきました。私は甘いものに目がないので、ポストを見た瞬間に「よし、行こう!」と決めちゃいました!


場所は「三越本店」です! 東京です!! 日本橋です!!!

そこで今回は、一人で地元真鶴町を出発して大都会にやってきました。三越の中に入って最初に目にしたお店が「ティファニー」や「カルティエ」という高校生の私には馴染みのないハイブランドのお店ばかりで緊張し、心細くなってしまいました……。

お店に入ってからイベント会場までの道のりがとても長く感じました



「おでかけえのすい」

イベント会場に入ってすぐに「おでかけえのすい」という新江ノ島水族館からやってきたクラゲの展示が私を出迎えてくれました。開店したばかりにも関わらず、たくさんの人がいました。開始15分には売り切れているお菓子もあるほどの大盛況です!!

クラゲたちを見て癒され、少し緊張が解けたように感じました

「えのすい」はクラゲで全国的に有名な水族館なので、ご存知の方も多いと思います! 私は子供の頃から何回も通っている親しみ深い水族館です。えのすいの大水槽の前で寝泊まりするイベントに参加したのも懐かしいなぁ……。

行くと大抵知り合いのカップルをみかけます



水族館ならぬ水族缶!?

まずは、私がこの日最もお目当てにしていた「鎌倉 豊島屋」の水族缶を購入しました。鳩サブレーが8枚入った全国銘菓展だけの限定缶で、新江ノ島水族館とコラボしている商品です。とってもかわいいので私の宝物入れにすることにしました〜!

「鳩サブレ」ではなく「鳩サブレー」なことをこの記事を書くまで知らなかった……

缶のイラストをよく見てみると…アケボノチョウチョウウオやハシナガチョウチョウウオなど、「えのすい」に実際にいるお魚たちが描かれています。小魚(イワシ)の群れを遠目で見てみると鳩サブレーの形になっていたり、イルカのトレーナー姿の鳩三郎(鳩サブレーのマスコットキャラクター)もいます。

実際にいるお魚をちゃんと描写しているイラストです!!



「練り切り」と「御菓印」

その後、全国各地の老舗の和菓子屋さんが出している海の生き物の練り切りを購入しました。その中で私の気に入ったのが、埼玉にある和菓子屋さん「龜屋」で売られていたメンダコちゃんです。リアル路線で練り切りを作っているお店が多い中、デフォルメされたかわいさが気に入りました。

練り切りが並んで売られている姿が可愛すぎてたくさん写真を撮りました

ところで、御朱印集めのお菓子バージョンをご存知ですか? 「御菓印」というもので、日本全国の有名な和菓子屋さんで手に入れることができます。「全国銘菓展」では各店舗で1500円以上のお買い物をするともらうことができ、凝ったデザインのものが多くて目を惹かれました。

私も初めて知ったので、これから見かけたら集めていきたいなと思いました



ミズクラゲ

おでかけえのすいで展示されていたミズクラゲ。数年前は横浜の中華街の近くの川で大量発生していると話題になっていました。雨傘のデザインに取り入れられたりするほど人気があり、素敵なフォルムのクラゲです。

ミズクラゲのクローバーのような模様は実は「胃」なんです。水族館でよーく観察していると胃が5つや6つの個体が紛れていることも!? 四葉のクローバー探しの様でとっても楽しいです!




悲しみながらの実食

練り切りは生菓子なので買った日に食べ切らないといけませんでした……悲しい。お菓子職人さんの作った練り切りは、繊細で美しくて食べるのが勿体ないくらいでした。たい焼きをどこから食べればいいのかと悩むのと同じ様な感じです。

可愛すぎて、こんなにいっぱい買って帰っちゃいました〜

味は上品な甘さで、お店によってつぶあんだったり、こしあんだったり、チョコあんだったり……。使っている材料によっては口の中でとろけたり、普段はなかなかできない練り切りの味の違いが楽しめました。











Author
はなな
海と魚が大好きな高校生です。特に泳いだり、潜ったりするのが大好きです。豆チョウ採集や釣り、アクアリウムやお魚料理など、海や魚に関することをお伝えしていきます!