私の住む神奈川県真鶴町のあたらしいおみやげを作るプロジェクト! それが『ぼんぼん鮫最中日記』です!! お寺の釣鐘の形のモナカの皮に、自分でアンコとサメ型のチョコを入れるお菓子。
【町長日記:11日目 11/22(水)】 今日はお世話になった方の所に訪問する際、お土産を持っていこうとしてハタと困った。何を持っていけばいいのだろう。ミカンか?…
— 小林のぶゆき (@nobuyuki121) November 22, 2023
「ぼんぼん鮫」というのは真鶴岬に伝わる昔話。暴れザメを海に沈めたお寺の鐘で閉じ込めたというので、今でもサメが鐘を叩く音が「ぼーんぼーん」と聞こえるそう!? このちょっと不思議な民話をモチーフに考案しました。
お知らせです!!
今回は重大発表があります! 本当なら「はななセブ島へ行く④」をお送りする予定だったのですが、お休みをして「ぼんぼん鮫最中日記」を2回連続でお届けします。「ぼんぼん鮫最中日記」は今年の4月から始まり、今回でもう第5回目。
最中の「皮」について
私が注文した「松原商店」さんは、兵庫県で1963年から最中の皮を専門に製造販売している歴史あるお店。国産の二種類のもち米を使用し、熟練の職人さんが手焼きで作っています。
最中の皮はメールで注文することができ、ビジネスメールに慣れていなくて、文面がぎこちない私にも、とっても親切に対応していただきました。私のぼんぼん鮫最中のお話も熱心に聞いていただけて嬉しかったです。
1ロット1,000組単位で注文できるので、自宅に大きな箱が届くと、もなか屋さんのようになってしまいました。最中はひとつずつ個包装してもらったので、皆さんの手に渡るまでパリパリのまま提供できます。そんなこだわりが詰まった最中は、パリパリなのはもちろん香ばしくてとっても美味しいです。
チョコが完成!!
前回、愛知県にあるシリコン会社「ワイテック」さんに3Dモデリングをしてもらったサメのシリコンモールドがやっとお家に届きました! モールドは思っていたよりも分厚くて、しっかりした作りでした。
さっそくチョコを型に流し込んでサメのチョコを作りたいところ……ですが、真鶴町にあるケーキ屋「タカヤナイ」さんにチョコレートを作っていただくことが決まっていたので、届いた日のうちにシリコンモールドを預けてきました!
後日、パティシエの吉川さんとぼんぼん鮫最中の試作会をしてきました。吉川さんにテンパリング(なめらかで艶のあるチョコレートを作るための工程)、細部のところからチョコレートを流し込むことなど、チョコレートの作り方のコツを教えていただきました。
そして、できあがったサメのチョコレートがこちらです!! 白と水色の二色なので夏らしい涼しさのあるチョコレートになりました。こうしてたくさん並べてみると、とってもかわいい!!
最中も家から持ってきて、試食してみました。パリパリの香ばしい皮の風味とあんことアイスの甘さが口の中に広がった後に、サメのチョコレートの品のある甘さがとってもおいしかったです。
重大発表!!
そして、初めに書いた重大発表とは……なんと!8月5日(月)11:00〜17:00に真鶴町にあるカフェ「ぺぺコーヒー」で「ぼんぼん鮫最中試食会」を開催することになりました! ぜひ遊びに来てください♪
さらに、真鶴町の地域誌「広報真鶴」にも掲載していただけることになりました。一番上に載せてもらえるなんて、びっくり!いつかは丸々一ページに載せてもらえる日が来るといいなぁ
ネコザメ
みなさんも一度は触ったことがあるであろう水族館のタッチプールの人気者。可愛い名前の由来は横顔が猫のように見えるから。イヌザメというサメもいますが、犬に横顔が似ているのかな?
以前「はななのフィッシュ日和」でも取り上げた下田海中水族館では、日本で初めてネコザメの水槽内繁殖・産卵・孵化育成に成功しています! ネコザメの卵はドリルのような形状をしているんですよ。
「タカヤナイ」
真鶴では貴重なパティストリー、洋菓子やさんです。Googleのレビューを見ると☆4.5!! どのケーキもと〜っても美味しいです。真鶴お土産の先輩『鯵サブレ』を作られているのもこちらです。
今回、サメのチョコを作って頂けることになって、厨房での技とこだわりをたくさん知りました。オーダーで似顔絵ケーキやキャラクターを描いたケーキも作ってもらえるので、私の誕生日にはチョウチョウウオのケーキを作ってもらおうかなと思っています。
最近食べたのは、食後のデザートとしてシフォンケーキです。とってもふわふわでおいしかったです。季節限定の湘南ゴールド味のシフォンケーキはさっぱりとした柑橘系の香りが爽やかでした。