ポータブルが欲しい!!
お久しぶりの大型ギアのご紹介! ポータブル冷蔵庫!! そして(ちょっと)ポタ電のご紹介になります!!! 「ポタ電」という呼び方に慣れない方もいらっしゃると思いますが、我々アウトドア業界では常識……「ポータブル電源」のことです。
う〜ん……。そう呼んでいる人に会ったことはありませんね。ポータブル冷蔵庫自体がまだまだ贅沢品。それほど普及してないからかもしれません。でも、どちらも欲しくはありますよね。
アウトドアライフをステップアップ、レベルアップできちゃうアイテム。そんなポータブル冷蔵庫とポータブル電源の組み合わせ……それがEENOURさんからリリースされた『ポータブル冷蔵庫D10』になります!
『ポータブル冷蔵庫D10』
① バッテリー内蔵で独立できる!!
② 縦型にすることで省スペース!!
③ ポタ電として流用できる!!
ポータブル冷蔵庫を使用したことのない人にとっては、あまりピンとこないかもしれませんが、正直言って似たような製品、同じような機能の多い業界で、個性が3つもあるということは、それだけで検討の余地ありです。
① バッテリー内蔵で独立できる!!
これはつまり、コンセントにつながなくてもOK!! ……ということです。最近は様々な家電がバッテリー内蔵でコードレスになっているので、あたりまえっちゃ、あたりまえのような気がしますが……。
AC電源というと家庭用の普通のコンセント。突起が二つ出ているお馴染みの交流電源ですね。一方、DC電源は筒状の車用。シガーソケットとも呼ばれ、車のバッテリーから直流電源を供給します。
キャンプ場に向かうまで、走行中はシガーソケット(DC電源)があれば良いのです。けど到着して、キャンプを始めてしまったら使えません。車の停止中に電気を使ってしまったら、バッテリーが上がってしまいます。
ですからキャンプ場で冷蔵庫を使うなんて、サブバッテリー(車とは別の電源)が装備されたキャンピングカーだけに許された贅沢だったのです。電源サイトにACコンセントがあったって、走行中は冷やせませんからね。
それが内蔵バッテリーで外に持ち出せるようになったことで、普通のキャンパーにとってもグッと身近な存在になりました。自分のサイト、チェアに座ったすぐ脇で、冷たい物が取り出せるんです!!
② 縦型にすることで省スペース!!
この利点については、先日公開された編集長、森風美のYouTubeで、さんざん力説されています。長年(?)のバンライフ生活に裏付けられた解説には、さすがの説得力があります。ぜひご覧ください。
縦型だからフタが開けやすい……、持ち運びやすい……、(まだまだあるのですが)確かに編集長の言う通り、これはメリット大きいですね。これまでのポータブル冷蔵庫といえば、まず横型だったのです。
結果、編集部としては付記することがなくなっちゃったのですが、一点だけ。おかげで、ご家庭での使用でも使い勝手が良くなりました。特に冷凍食品やアイスを買いすぎちゃって、ピンチヒッター用の冷凍庫が欲しい時ってあるじゃないですか?
つまりキャンプ時とは違って、コンセントにつなげっぱなしで使うのです。そんな時に横型だと、低い上に床面積ばかりとってしまって使いにくい。縦型だとスッキリ感があって気になりません。ちょっとした事ですが、新たに提案したいと思います。
③ ポタ電として流用できる!!
最後にポタ電機能。「ちょっとした」とお断りしているとおり、10万円もする本格的なポータブル電源ほどのパワーはありません。スマホやパソコンなど省電力の機器が使える程度です。
「Type-Cポート」と「USB-A(従来の普通のUSB)ポート」が搭載されていて、両方同時に使用可能。心配される災害時に備えるなら、予備のバッテリーを追加購入しない手はありません!
「防災製品等推奨品マーク」を取得済みで、編集部の苦手な数値でいうと、15600mAh/170.82Whと記載されている大容量。最大15時間駆動ということで、普通の一泊キャンプならまずまかなえる優等生。
就寝時にテントでデバイスを充電したり、車中泊旅などで交互に充電しながら使えると、と〜っても重宝します。独立したポタ電はポタ電で、重いし、事前の充電が面倒だったり……大げさすぎる時があるんですよね。
18Lバージョンもあるよ!!
いかがでしたでしょうか? Amazonや楽天でのレビューも高いので、ぜひ導入を検討なさってみてはいかがでしょう? 編集長によると、なかなかのお手軽価格で販売されているようです!!
そして「プチっとキャンプ@えり」さんが持っているのは、さらに大きい18Lタイプ。手回しの良い10Lタイプにはない魅力もありますね。後は車の積載量と、ご自分の体力に相談して、どちらか決めちゃってください!!