*材料&作り方
・もんじゃ焼きのもと(一袋)
・ナン(1枚)
・キャベツ(150g)
・水(250cc)
・明太子(お好みで)
・チーズ(お好みで)
・おたふくソース(お好みで)
① 最初に「ナン」を焼いておきましょう。何を使って焼いても良いのですが、今回、編集部は「マルチグリドル」で焼きました。理由は後でお話しします。
② 次は「もんじゃ焼き」のネタ作りに入ります。パッケージに書いてある手順に沿って、材料を投入するだけですが、深めのボウルや丼に「粉」を入れて、「水」を注ぎ、「ソース」をかけてよく撹拌。
③ 具材は「キャベツ」をドカっと投入し、付属の「イカ」「エビ」「あげ玉」などを入れていきます。自分で焼くもんじゃ焼き屋さんでは、こんな盛り方で出てきますよね?
④ 具材が揃ったら、器の中でよくかき混ぜます。粉を溶いた汁が、キャベツやその他の具材にまんべんなく絡むようにしてください。
⑤ 器からお箸で具材だけを取り出し、マルチグリドルで焼いていきます。汁は器の中に残しておきます。キャベツがしんなりして火が通ってきたら、円く「土手」を作っていきます。
⑥ 土手の中心に、残った汁の半分を注ぎます。ここでマルチグリドルの本領発揮!! 普通のお好み焼き屋さんの鉄板と違って、ゆるやかに湾曲しているので、土手をそんなにしっかり作らなくても、汁が中央に集まって広がらないのです。
⑦ 中央の汁が煮えて気泡が立ってきたら、残りの汁も追加します。それも煮立ってトロみがついてきたら全体を混ぜて、火を通しながらまとめ上げ、もんじゃ焼きの出来上がりです。
⑧ 最初に焼いたナンに「おたふくソース」を薄く塗って、上にもんじゃを盛りつけます。それだけで「完成」としても良いのですが、彩りのため、上に「明太子のチューブ(今は便利なものがありますね)」と「チーズ」をかけ、「青のり」をまぶしました。
試食&感想
それでは試食と行きましょう。作ってみて気付いたのですが、焼きそばパンを思い起こさせる見た目ですね。味もなんだか似ています。ただデカい!! 崩れないように両手で持ち上げて、口まで運ぶのがひと苦労。
お味の方は……美味しいです! もんじゃって、やっぱり美味しいですね!! てか、もんじゃの味しかしません。そりゃ、味のないナンにもんじゃを載せただけなのですから、あたりまえっちゃ、あたりまえなのですが。
予想通り焼きそばパンに似てなくてもありませんが、別物と言ったら別物です。これも、焼きそばともんじゃが違うくらい違います。麺とキャベツの違い。ソースとだしの違い……といったところですね。
ただ食べ続けてみて思ったのは、しょっぱい! おたふくソースは塗らない方が良かったかもです。元からもんじゃに十分味付けがしてありますから。あと、食べ応えがある!! これはメリットと言っても良いかもしれません。
なぜかと言えば、いつももんじゃ焼きだけでは物足りないからです。お腹が満たされません。これ、下がナンでもパンでも良いですから、炭水化物が加わることで、ちょうど良いボリュームとなりました。
後口上
今回はいつもの外ごはん記事とは違った順番で、前口上は抜きにして、いきなり「材料と作り方」から書いてみました。だって、よそのレシピサイトは普通この順で書かれているものですから。最初に完成写真があって、材料が書いてあって、作り方が続いて……。
でも今回は、レシピ名が「ナンジャもんじゃ」……ですからね。これまでのダジャレレシピの中でも、群を抜いてしょーもない、安易なネーミング。それを誤魔化すために、この構成にしたのです。
ところで皆さんは「なんじゃもんじゃ」って何だか知っていますか? ↑こんなゲームもありますが、その正体を知っている人は多くはありません。答えは植物、樹木の呼び名です。Wikiを引用してみましょう。
特定の場所に生えている見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。あんにゃもんにゃとも呼ばれる。
……ですって。何か特定の樹じゃないんですね。でも画像検索してみたら、白い綺麗なお花で全く「なんじゃもんじゃ」って感じはしませんね。怪木や珍木って感じもしません。なちゅガールのレシピの方がいつも、なんじゃもんじゃ? ……って感じです。