進化するキャンプギア!!
先日ご紹介した画期的なポータブル冷蔵庫『Frozen Pack』……バックパック型で背中に背負えちゃう冷蔵庫! クラファン終了3日前の記事でしたが、その後もグーンと寄付が集まり、目標額17,000%を達成されました!!
そんな新機軸のイノベーションをキャンプ業界に提案してくれる「Litheli」さんから、もうひとつ新たなご提供品が……こちらもさらに画期的なキャリーワゴン。なんと、キャンプ用のワゴンが電動で動いちゃうんです!
一度使うと手放せなくなるキャンプ用キャリーワゴン。それが電動になるとどう進化するんだろう!? ……興味が湧いてきませんか? 今回の記事では編集部が、その使い心地を徹底的にレポートしようと思います。
使用前レビュー
まず、気になるのはその重さ。うん。やっぱり重いです(約15kg)。普通のワゴンの1.5〜2倍くらいでしょうか? 他社のキャリーワゴンと比べてタイヤもフレームもガッチリ頑丈な印象ですが、一番の原因はバッテリーとモーターでしょうね。
そしてパカッと展開してみると……。うん。やっぱりシッカリしている。フレームも生地も高級感(とは言わないまでも)、良いものを使っているな……と実感します(600Dオックスフォードクロスという耐久生地だそうです)。
タイヤ周りも安定感ありますね。一般的なキャリーワゴンより見るからにゴツい、ラジアルタイヤみたいなのが付いています。SUV規格のオールテレーンタイヤと言うらしいのですが、悪路の多いキャンプ場でも頼りになりそう。
使用レビュー
駆動とコントロールはもちろん全て手元でOK。3段階変速により自分の歩きたい速度にスピード調整、ハンドルを握って傾けると発進します。案ずるより生むが易しで、やってみたら意外とカンタン!
ウィーンと動かしてみて思ったのは楽っ……! 軽っ……! 使用前に重さを確認していたので、その落差にびっくりしました。荷物を目一杯載せても楽々です。電動ですから当たり前っちゃ、当たり前なのですが……。
電チャリです。電動アシスト自転車。重量は普通の自転車よりずっと重いのに、走り出してみるとラクラク。重さをまったく感じなくなります。そして一度慣れてしまうと普通の自転車に戻れなくなるという……。
この『W2 pro』の場合、口径が大きく幅も太いタイヤのおかげで、凸凹した地面や砂利道もラクラク。小さなタイヤだと苦労する芝の上もスイスイ。坂道だってぐんぐん登っちゃいます。
普通の電動自転車のモーターが200〜350W。それよりパワーのある電動バイク(日本にはあまりありません)のモーターが500W。どちらも人を乗せて坂道を上がる訳ですから、キャリーワゴンのパワーとしては十分過ぎる!?
ポータブル電源Flint288
気になる駆動時間は約20分、3.4kmを移動可能だそうです。もっともそれは『U20』という専用バッテリーをひとつ使った場合の話。さらに長距離を行きたい時には簡単にバッテリー交換できます。
ぜひ、この『Flint288』というポータブル電源と一緒にご使用ください。これが普通のポータブル電源と、モバイルバッテリーの充電ステーションを合体させたような画期的なシロモノで……。
先ほどの『U20』をカチッと挿入すれば、簡単に充電でき、そのままの使用も可。本体にも充電できる上、『U20』は単品でモバイルバッテリーとして独立。先日の冷蔵庫『Frozen Pack』とも共有できます!!
普段使いでもGood!!
「ポータブル電源」と「電動キャリーワゴン」と「ポータブル冷蔵庫」と……3種の神器が揃ってなんだか立派なキャンプシステムになりましたね。家族が集まるグループキャンプやイベントなどで活躍しそうです。
シンプルなギアで自然に溶け込むワイルドなキャンプも良いものですが、家族が増えて荷物が増えると、便利なものはやっぱり便利。サイトに車が横付けできないキャンプ場などでは重宝するものです。
また日常生活でも何かと役に立ちます。旅行やお子さまの運動会、普段のお買い物でも荷物が多くなりそうな時には車に載せて……冷凍食品を買い出す時は『FrozenPack』も一緒に載せて……。