ホーム画面に追加してね>>
入 門
女子キャンプ入門*26
『焚き火をしよう(実践編)』

真打ち登場!!

これまで3回にわたってお送りしてきました「焚き火をしよう」編も、今回で最終回を迎えます。……というより、いよいよ「実践編」。実際の火起こしから鎮火までの様子を、過程を追ってお伝えしていきます。

今回レクチャーしてくださるのは、お馴染み編集長の森風美先生。愛用のRobSnowの焚き火台「Rabat(ラバト)」で、幼少の頃から鍛えた焚き火のテクニックを披露してくださいます。自慢の腕前がいかほどのものか……とくとご覧いただきましょう!!

……なんて思いっきりハードル上げまくってますが、ここまで準備できていれば、後はどうにでもなります



今回は形を変えて……

「薪割り編」で用意した薪は写真の通り。左から「広葉樹(数本だけ半分に割った)」の束、「針葉樹(売られているそのまま)」の束、「焚き付け(針葉樹を細く割った)」の束です。リンちゃんの袋には焚き火グッズが入っています。

これで焚き火をどのくらい長く楽しめるのか……燃焼時間もビギナーさんには気になる所だと思います。「実践」というより「実況」形式になりますので、トラブルも含めて何が起こるかわかりませんが、経緯をお見守りください。

「入門」というより、「外ごはん」レシピや「開発部」でよくやっている「実験」に近くなってきましたねっ



現場から実況中継(!?)

まずは革手袋をはめて、焚き火台に「焚き付け」をバラッと投入。よく指南書では「井桁型」や「ティピー型」に組むよう指示されていますが、焚き火台の形状からこのテキトーな形を選んだようです。

「凝らなくて良い……」というのが本人の言。年季を感じさせるお言葉ですね

「松ぼっくり」と「ゲジゲジ(杉の枯葉)」を散らしたら、おもむろにマッチを取り出して着火。迷うことなく「文化焚き付け」を使います。巡り巡るとコレに戻るんだそうですが、ビギナーさんも無理をせずに着火剤に頼った方が良いですね。

焚き付けに火が移ると、すかさず太めの針葉樹の薪をつかみ、手でその上にかざしました。本人は黙ったままですが、なちゅガールメンバーのYouTubeでもあまり見ない手法です。ここまで僅か3分。玄人技を感じますね。

15分経ちました。針葉樹の薪を焚(く)べて、ある程度まんべんなく火が行き渡ったら、いきなり一番太い広葉樹をゴンっと投入しました。意外です! 5cm角くらいに割った細い広葉樹もあったのに、1番太い燃えにくそうな薪を序盤に投入です!

「どんな燃え方するか分からないから、とりあえず様子を見てみる……」とぼそり

この順番は定石から外れるような気もしますが、炎を生き物とするならば、薪も様々です。湿っているものや密度の高いもの……実際に燃やしてみないと分かりません。長年の経験からそれを察知して、賭けてみたのでしょうか!?

おぉーっと、間違っていたようです! そこから10分経っても、薪が太すぎて火が移りません。仕方なく他の広葉樹を細く割り始めました。「この前の入門の記事……鉈の方が割りやすいって書いてあったけど、斧の方が割りやすいと思う……」

悔し紛れなのか、斧で薪を割りながら「女子キャンプ入門*24」への文句を言っています

安定して広葉樹が燃えるようになりました。ここまでくると、後は適宜、広葉樹の薪を割って入れたり、そのまま入れたり……炎を楽しみながらの「焚き火タイム」がスタートします。陽もすっかり暮れて、開始から40分ちょっとかかりました。

またさらに2時間ほど経ち、すべての広葉樹が熾火(おきび)になりました。ここからもまだ30分くらいは楽しめます。この赤く輝き、揺らめく火が好きだというベテランさんも多くいらっしゃいます。

トータルで言うと、この薪の量で2〜3時間は焚き火が楽しめるといったところでしょうか

ちなみに編集長にまかせた結果、半分以上の「焚き付け」と「針葉樹」は使わないまま残りました。これは火起こしが非常にスムーズだったおかげです。ビギナーの方は、やはり多めに用意しておいた方が安心です。




安全に注意して楽しみましょう

翌朝、全ての薪がサラサラの灰になりました。初心者のうちはけっこう燃え残りが出てしまうものですが、さすが編集長。あとはキャンプ場の「灰捨て場」にきちんと捨てに行きましょう。

途中「生き物」に喩えた通り、焚き火はその日の天候や薪の状態で、異なる表情を見せてくれます。今回の例はあくまでも目安だとお考えください。この夜は2束の薪で十分でしたが、長く楽しみたいなら広葉樹はもう1束あっても良いかもしれません。

最後に、あくまでも火を扱っていることを忘れずに、安全に注意するようにしましょう。近くにテントやタープなどの可燃物、ガス缶などがないように。万一のための水か消化器も用意して、楽しい焚き火をお楽しみください。







メンバーの中でも最高スキルの「あらなみさん」の動画をどうぞ(男性ですけどね)!







Author
なちゅガール編集部
アウトドアの楽しさをお伝えしたくて、日々おもしろいことを探しています。皆様からの情報提供もメールでお待ちしています!! また記事につきましては正確を期しておりますが、最新の情報や価格については都度お調べください。