続編レシピです!!
前回の「外ごはん」レシピ……スパイスに対抗!?『焼肉スープ』では、一大ブームとなっている「アウトドアスパイス」に対抗して「アウトドアスープ」なるものに挑戦してみました。焼肉を浸して食べる「焼肉スープ」です。
森風美プロデュースのアウトドアスパイス「motteco(もってこ)」の味噌味にインスパイアされて、「お味噌汁ベースのキムチ味」でチャレンジしてみたのですが、そのお味は……みごとに大成功!! 焼肉とお野菜とをからめて、たいへん美味しく頂くことができました〜!!
ということで、今回は洋風スープに挑戦です! 表題の「スパイスに迎合?」とはどういうコトか? 「ほりにしスープ」という命名はいったい何なのか? ……その詳細については、記事を読み進めるうちにハッキリしてくると思います!!
ビーフコンソメで挑戦!!
まず今回の材料となるのは、*牛肉 *ビーフコンソメ *タマネギ(少々) *ジャガイモ(少々) *パセリ(少々)……あとは水だけ! というシンプルぶり。写真からお分かりのとおり、この時点ではまだ「ほりにし」の「ほ」の字も登場予定ではありませんでした。
今回はお手軽に、シェラカップを直接バーナーにかけて作ります。シェラカップ半分の水から、薄切りにしたタマネギとジャガイモを煮始めて、沸騰した頃には火が通っているという算段。
クノールの固形コンソメは1つ300cc用なので、半分に割って投入。あとは刻んだパセリを散らして完成!! 前回もラクラク料理でしたが、今回はそれ以上にラックラク!!
お次はお肉の方も焼いていきましょう。必ず炭火でこんがりと焼いてくださいね! それが「最初からお肉が入っているスープ」との違いを生みます! ここが一番大切なポイントです!!
焼けたらひとつ取っていただいてみましょう!……う〜ん、さすが!! 「ビーフ×ビーフコンソメ」で合わないはずはありません。それにま・ろ・や・か〜。タレやスパイスで食べる焼肉とも違います。断然まろやかで、それが新食感!!
キャンプならではの炭火で焼いたお肉の香ばしさや、滴る脂などが相俟って、本当に初めての感覚なんです! お家で焼いたお肉でもこうは行きません。アウトドアスパイスの刺激に飽きてきたら是非、スープ焼肉もお試しください!!
「ほりにし」登場!!
アウトドアスパイスの刺激……そこでふと思い至りました。スパイスボックスに「ほりにし」が常備してあることに。このスープに「ほりにし」をプラスしたら更に美味しくなるかも……。実験のセカンドステージ突入です。
とはいっても、今食べてたスープに「ほりにし」をふりかけるだけのこと。辛くなりすぎないようにパッパッと味を調整しながら慎重に……。するとこれが、少しずつ味見をしている段階からBestMatch〜!! めちゃくちゃ合います!!
さっきまで塩味も辛味も足りていなかったことに気づかされました。が、それ以上に旨味成分が加わったせいか、奥行きのある深〜いお味に! お肉を浸して食べてみると、肉の美味しさが前面に出て来るような立体感までありました!!
今後の考察!?
前回の「キムチ味噌汁」もめちゃくちゃ美味しかったのですが、今回の「ほりにしスープ」も引けを取らない美味しさとなりました。反省点としては、野菜をもっと投入しても良かったかな〜ということぐらい。スープに浸すというより、お肉と野菜を一緒に食べるのが美味しかったので!!
タマネギ、ジャガイモ以外にも、セロリ、もやし、にんじん、えのき茸……なども合うと思います。野菜は同じ大きさ、同じカットの仕方に揃えると食味が増すのはお料理の基本。マッチ棒くらいの細さで揃えるのがオススメです。
それとクタクタになるまで煮過ぎないように。お肉と一緒に噛んだ時に、ある程度シャキシャキ感が残っている方がメリハリが出ますし、ヘルシー感も味わえます。スープ単体でも、立派なキャンプ飯メニューになれそうです。
でも、やっぱりお肉と一緒に食べて欲しい!! 途中でも書きましたが、新食感的なまろやかさがウリのメニューですので。いつも通り「ほりにし」をかけてお肉を食べて、箸休め的な存在として、このスープに時折浸すのもアリだと思います。