前回からの続き!!

いや〜前回の記事ではごちそうさまでした! 牡蠣のカンカン焼き。珍しく編集長が奢ってくれて(……と言ってもご提供品)、和風に、洋風にアレンジして、お腹いっぱい食べました。美味しゅうございました。

瀬戸内海は播磨灘産の牡蠣。大粒でプリップリの身が最新の冷凍技術で瞬間冷凍されています。そのまんま「カンカン焼き」に使える缶に入って届くので、お家のコンロでも、焚き火の炎でも、火にかけるだけで召し上がれます。

そして今回はその続き、おかわり編になります。上↑の記事タイトルをお読みになれば分かってしまうのですが、前回「だ〜が〜しかし! この後さらなる牡蠣の美味しさを引き出すアレンジが……っ!!」と予告したお料理を続けます。

牡蠣のスモーク

さらなるアレンジ……公式にも載ってなかった調理法……それはスモークです!! 以前DELI系のお店で食べたことがあったので、せっかくだからやってみようということになりました。アルミホイルで作ったお皿にスモークチップを一掴み投入。周りに牡蠣を並べます。

たぶん、これ、重要なんですけど……冷凍の牡蠣の状態からスモークを始めるのは良くないと思います。燻製は食材に水分がついていると、苦味やエグみの元になると言われます。カンカン焼きで一度焼いた後の牡蠣を使用しました。

カンカン焼きは強火でゴーッと焼きあげるのですが、スモークは弱火で……10分くらいかな。貝は食材としては柔らかい部類だし、中身はもう火が通っていますからね。短い時間で十分です。牡蠣のフタは開けておいた方が良いですよ。

そして完成したこちらは……大反響!! みんなコレが一番美味しいって言ってます!! 前回のカンカン焼きは、和風・洋風いろいろ試したのち「やっぱりポン酢にもみじおろしのシンプルな味が一番!」なんて言っていたのですが、さらにその上が現れました!!

牡蠣とスモークって合うんですね。ほんのちょっと燻製しただけなのに、味が滲み入っていて、貝の旨味が引き出されています。そして貝柱……噛めば噛むほどその旨味成分がお口の中に広がって、クニクニクニクニ……これ、上質な珍味の味です!!

牡蠣のリゾット

そして〆はご飯。編集長が固めに炊いてきたご飯を使ってリゾットを作ります。こちらは公式サイトに載っていたレシピなのですが、牡蠣の身は使わずに(もう全部食べちゃいました〜)、缶に残った吹きこぼれの汁(エキス)を使います。

《材料》
・牡蠣の汁
・ご飯
・塩
・醤油
・チーズ
・黒胡椒

《作り方》
作り方はいたって簡単。お鍋のあとの残った汁と具材に、ご飯やうどんを投入して〆を作りますよね。あれとまったく変わりません。投入するごはんはお家で固めに炊いてきて、保存袋で持参するのが良いでしょう。

カンカン焼きで焼いた後、缶に残った汁をザルで濾して牡蠣の殻のカケラを取り除きます。汁をお鍋に移してご飯とチーズを投入。後はお鍋を火にかけて一煮立ちさせて、少し煮詰めるだけです。黒胡椒を振れば絶品リゾットの出来上がり!!

さすが公式オススメの食べ方だけあって、これも美味しい〜。ここまでなんとなく和風で攻めてきましたが、洋風のリゾットも美味しいですね。特に味がある具を使わずに、固めのご飯と薄いチーズの味だけで仕上げたので、牡蠣の汁の繊細さがしっかり味わえるんです!

……と言いたいところですが、編集長、ちょっとしょっぱ過ぎました〜。お塩入れすぎです。お塩を増やすより、お好きな方は黒胡椒を多めにした方が良いと思います。テーブルコショウより、ミルでゴリゴリ挽く黒胡椒の方がだんぜん美味しいですよ!!

まだ続きます!!

あ〜美味しかった! 2回に分けてお送りした「牡蠣のカンカン焼き」でしたが、実はあともう一回だけ続きます。引っ張りすぎな気もしますが、安心してください。次はもう「外ごはんレシピ」ではありません。缶を使ってもうひとつ何かやらかします!!

いや〜、それにしても今回気づいたのは、牡蠣の美味しさもさることながら、この缶の使い勝手の良さです。「カンカン焼き」にも「スモーク」にも対応して、缶がそのまま役に立つ! ……というか、この缶があれば既製品の「スモーカー(燻製器)」要らないかも!!

悔やまれるのは、失敗するともったいないので「牡蠣のスモーク」を少ししか作らなかったことです。お酒好きの方はスモークの方を多めに作った方が良いかも!? 後悔はさせませんっ!!

SEAFOOD JUNKY 販売ページ : https://seafoodjunky.co