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コラム
キャンプ場開拓日誌*01
『キャンプ場やりたいこと』

新しく連載を始めます!

こんにちは、なちゅガール編集長の森風美です! 今回から新しく不定期連載を始めることになりました。よろしくお願いいたします。内容は以前……エイプリルフールの記事『嘘のような本当の話』で予告していたキャンプ場開拓についてです!!

「本当の話」ですので本当にやります!

キャンプ場開拓……キャンプが大好きな人ならば一度は夢見たこともあるんじゃないでしょうか? かくいう私もそうでした。最初は自分の好きなテントやギアを並べる「おままごとキャンプ」から始まって、いつかはキャンプ場全体をプロデュースしたいなぁ……と。

懐かしい……大学生だった頃のサイトレイアウトです

こちらの連載ではそんな夢の始まりから、キャンプ場開拓にまつわる苦労や決まり事の数々。作りたい施設や膨らむ夢を日記形式? 日報形式? ログ形式で綴っていきたいと思います! 題して「キャンプ場開拓日誌」!……そのまんまです。

近いうちのオープンを楽しみに、応援いただければ嬉しいです!



'17年2月某日 Tiny Camp Village

かなり昔の話から始まります。2017年。この頃の私はまだ大学生。「なちゅガール」も始まる前でした。大学に通いながら就活に走り回るお友だちを尻目に、好きなキャンプのお仕事をしていきたいな〜……と考えていた(現実逃避していた?)時代です。

今のようなキャンプブームが来るなんて思ってもいませんでした。女子キャンパーなんて人も見当たらず、キャンプに一緒に行ってくれるお友だちもほぼゼロ。車も、免許も持ってなかったので、電車とバスで行ける範囲のキャンプ場に繰り出していました。

そんな折、母から「厚木にこんなキャンプ場ができるみたいだよ」と教えて貰ったのが、今やすっかり有名キャンプ場となったTiny Camp Villageさんです。なちゅガールの「スポット」記事でも第2号として紹介しています。




'18年4月某日 キャンプ場やらない?

現在キャンプ場の顔となっているエアストリームもワーゲンバスもスクールバスもなく、シンプルだけど可愛らしいキャンプ場でした。電車とバスを乗り継いで、キャリーバッグをコロコロ、ガタガタ転がしながらお邪魔すると、いつもオーナーの中村さんが何かを作ってる……まさに開拓が始まったばかりのキャンプ場でした。

この貴重な時期のTinyに出会えたのは本当に幸運でした

たまたま同じ大学の先輩だったということもあって、中村さんには本当に良くしてもらいました。キャンプ場を始めるきっかけ、これからの計画を語ってもらったり、私のこれから、将来のことを相談したり……。

次第に通いつめるようになり、中村さんが用事のある時にお留守番したり、開拓のお手伝いをしたり、キャンプのお客さんのお子さんと遊んだりする(これが中心)……アルバイトのようになっていました。

かき氷づくりのお手伝いもやらせて頂きました……

始まったばかりのキャンプ場に集まるベテランの方も多く、打楽器Player/音楽Producerの橋谷田真さんと初めてお会いした思い出深い場所でもあります。駆け出しだった私にキャンプやアウトドアの知識をたくさん教えてくださりました。




'18年5月某日 間違いの始まり?

そんな折、中村さんから「知り合いが使わなくなった農地を誰かに貸したがっている、そこがキャンプ場を始めるには良さそうな場所だ」ということをお伺いしました。思いがけないお話に、私の妄想力がヒートアップ!

これまで「おままごとキャンプ」だったのが「キャンプ場全体でおままごと」できる! 女の子向けキャンプ場にして、女子キャンプ人口を増やすことができる! お友だちも増えるかも!? 就職活動しなくても食べていけるかも!?

そんな私の妄想とは関係なく、今ではすっかりキャンプブームが到来し、女子キャンパーも増え、女性に優しいキャンプ場も(まだまだ少ないけど)つくられています。この「なちゅガール」を通して、キャンプのお友だちもいっぱい出来ました。

先日の「なちゅ祭り」ではそれを思い出して泣きそうになりました

けど、この時はそんな未来のことなど知りようもなく、とりあえず両親に相談してみました。これが間違い(?)の始まりだったのです。




次回に続きます!

字数となりましたので、今回はここまで。「開拓日誌」というよりも、昔の思い出話が中心で終わってしまいました。でもそもそもの始まりの頃、自分が感じていたキャンプへの想いを回想できて良かったです。

そしてこんなに早く女子キャンプが普及した事実にびっくり!

思い返してみると、この直後からwebや雑誌、テレビなどの媒体に出させていただけるようになったのでした。そんな経緯で、かなり早い時期からインタビューなどで聞かれる度に「キャンプ場を開くのが夢!」と言っていた気がします。

2018年という日付を見ると、まだまだ先が長いようにお感じになるかもしれませんが、次回は時がびゅんっと飛びますので、ご安心ください。開拓中のキャンプ場の方も楽しみに、続報をお待ちいただければと思います。

慣れない作業にも挑戦していきます〜!!










Author
森風美
年間80泊するほどキャンプを愛し、女性でも楽しめるキャンプスタイルを発信しているキャンプ女子の森風美です。 幼少の頃からアウトドア好きな家族の影響で、キャンパーとして育ち、キャンプ歴は年齢=27年。