まだ引っ張ります!
「なちゅガールまつり」から早1ヶ月。「フィールドスタイル」も終わって、6月に入ったというのに、まだ引っ張ります。今回も、ゆるキャン△聖地の本栖高校(旧下部小・中学校)「校庭キャンプ」でゲットした食材でお送りいたします。
さて、今回の食材は「湯葉」になります。身延町は特産品「あけぼの大豆」の名産地でもありますし、日蓮宗の総本山、大っきな大っきな「身延山久遠寺」でも有名です。古くから、お豆腐や湯葉などの精進料理も名物なのです!
湯葉を和風に!?
身延町の湯葉は編集部も大好きで、初期の「外ごはん」レシピでも「湯葉フォンデュ」なる一品を披露しています。チーズフォンデュのチーズの代わりに、温めた湯葉に食材をくぐらせるだけの料理ですが、まろやかでとっても美味しいです。
そして今回も、『和風ンドゥブ』という料理名からお察しいただける通り、韓国料理の「スンドゥブ」を元にしています。韓国特有の辛いチゲ味に、アサリを中心とした海鮮とお豆腐を煮込んだお鍋のようなお料理ですね。
それを、校庭キャンプでゲットしてきた「ゆば丼」の素で、和風にアレンジしてみます。湯葉は最初から和の食材ですから、それを「和風に」というのはおかしな話ですが、とにかく和風の「スンドゥブ」を作っていきましょう!
材料&作り方
最初はキムチやコチュジャンなどを投入し、韓国風に仕上げようと思っていたのですが、旨辛な刺激で、せっかくの湯葉の繊細なお味が相殺されてしまってはもったいないなー……と思い、出来るだけ味をつけない方針で食材を集めました。
《材料》(1人分)
・ゆば丼(レトルトひと袋)
・絹ごし豆腐(1/4丁)
・シーフードミックス(1袋)
・山菜パック(少量)
・人参(少量)
・刻みネギ(少量)
容器は大きめのシェラカップ(400cc)を使うことにしました。湯葉丼のレトルトパウチは内容量180gとなっていましたから、よそってみると180ccに少し足りないくらい。これからお豆腐などの具材を入れていくにはちょうど良いでしょう!!
せっかく器にあけてみたので、調理を始める前にちょっとつまみ喰い……う〜ん、出汁のお味が極上! 本当はレトルトを袋のまま3〜5分温めた後、そのままご飯にかけて食べる「丼」なんですよね。当たり前ですが、このままで十分に美味しいです。
① 火にかける前に少し水を足しました。お鍋のように具材を煮るには、ちょっとドロドロし過ぎていたからです。後でお豆腐などからも水が出ますので、足しすぎに注意しましょう。目分量で50ccくらいかな。
② 具材を投入します。最初は冷凍海鮮、次に山菜とニンジン。これらの具材からも少量ですが水分が出ますので、溢れないように少しずつ投入するようにしましょう。途中で沸騰したら、火は弱火でキープした方が良いです。
③ 容器の大きさに合わせて、最後にお豆腐を投入します。最近は写真のように小分けのパックも出ていて便利ですね。今回は1/4丁にあたる分のパックを投入しました!
④ お豆腐が温かくなるまで一煮立ちさせたら、最後にネギを散らして完成です。今回もとっても簡単、お手軽に出来ちゃいました!! 男性のソロキャンプにもぴったりです!
試食&感想
予想通りのまったり、優しいお味です! 韓国風にコチュジャンなどの旨辛い調味料を入れなかったのは正解でした! ただ、入れても美味しく出来上がると思います。お好きな人はお試しください。
アサリを中心とした海鮮の味は、冷凍のシーフドミックスでもちゃんと沁み出していますね。和風と海鮮はもともと相性が良いはずですから、湯葉の豆乳味とも調和しています。ごはんのおかずとしても十分です。
念のため、味変用のお醤油や卵も用意していたのですが、もったいなくて使うことはありませんでした。薄味がお好きな人なら、このまま最後までいけちゃいます。もちろん、味が足りないと思ったら加えてみてください。
ちなみにこちらの「ゆば丼」の素は、身延町の『ゆば工房五大』さんでお買い求め頂けます。また、校庭キャンプに出店される事も多いですし、下の公式サイトでお取り寄せも可能です! ……が実は、編集部がもっともっと好きなのはこちらの「ゆばまん」だったりします!
ゆば工房五大 : https://www.yuba-godai.jp