森はなな考案(?)
本日の「外ごはん」レシピは、連載『はななのフィッシュ日和』でいつもお世話になっております「森花菜」考案レシピをお届けします。編集長「森風美」の妹。なちゅガールメンバー見習いとして末席に控えさせて頂いております!
ですが、今回のキャンプ飯は「魚料理」でもなく、厳密には「はなな考案」でもありません。ただ、クロワッサンを代用することでパイ生地を持って行かずに済む、キャンプ向けの簡単レシピとなっております。
クロワッサンを潰してカリカリに仕上げるアレンジが
— テイストメイド ジャパン (@Tastemade_japan) May 7, 2023
海外でトレンドって知ってる?
全体重かけてしっかり潰す🥺スマッシュクロワッサン🥐 pic.twitter.com/M0A8Y0ZAux
ご覧の通り、クロワッサンをつぶして焼くことで、パリパリ食感のパイ生地に変わっちゃう! 冷凍パイ生地を持っていくにも、オーブンで温度管理するにもハードルの高いキャンプには、うってつけのスイーツレシピです!
カスタードクリームの作り方(おさらい)
ということで基本のアイディアはネットで発見したようですが、今回はこれをミルフィーユ状に重ね、レモン味のパイにアレンジするそうです。この部分からは正真正銘のはななの考案……というか、本人の好みです。
ミルフィーユにするためにはまずクリーム! 前回『豆乳カスタードクリームフォンデュ』でチャレンジした時と同様にカスタードクリームから作りますが、豆乳に代わって、ダノンさんから頂いたオーツミルク『alpro(アルプロ)』を使ってみます。
ちょっとおさらいしますと、カスタードクリームは「卵の黄身(2個分)」に「牛乳(200cc)」「砂糖(40g)」「薄力粉(20g)」を混ぜ合わせ、お鍋などで熱すれば簡単に作れます。生クリームよりも手早くできるので、キャンプでのお菓子作りにはオススメ食材になります。
クロワッサンでパイ生地を作る
続いてクロワッサンをつぶして行くのですが、キャンプでお手軽なのはクッキングシートで上下を挟み、手延べ棒で広げて行く方法です。手延べ棒を用意するのが大変なら、シェラカップの底などで潰してしまってもOK!
薄くなったら、バターを敷いたスキレットやフライパンでパリパリに焼いていきます。お好みでハチミツやメープルシロップをブラスすると表面のパリパリ感がUPします。焼いている途中で膨らんできてしまったら、またシェラカップで押しましょう。
クロワッサンを3個焼いたら取り出して、カスタードクリームと皮を取ったレモンの輪切りを挟み込んでいきます。酸っぱさもお好みですが、カスタードクリームにバニラエッセンスを使わず、レモン果汁を絞り込んでも美味しいですよ!
試食&感想
さて、なかなかボリュームたっぷりに出来上がりました。なんといってもクロワッサンを3個も使っていますからね! 最後にホワイトのチョコペンとミントの葉でデコレーションしてみましたが、別になくても構いません。
ナイフでサクサクっと切り分け、皆で取り分ければちょうど良いデザートになりますね。切断面もミルフィーユほどではありませんが、なかなか綺麗です。グループキャンプなどで皆に振る舞うにはポイント高いでしょう!
そしてお味の方は……爽やかです! 夏のキャンプにはぴったりの、涼を運んでくれるスイーツに仕上がりました。間に挟んだレモンのスライスが、甘さの中で酸味のアクセントを醸し出してくれています!
「レモンケーキ」とか「レモンパイ」って、普段はちょっと忘れてるけど、時おり食べると不思議な昭和感が湧き起こりますよね。どうしてかは分からないけど……お子さんにも、大人の人にも喜ばれる、オリジナルスイーツが誕生しました!