どこかで聞いたような……
……というか、マクドナルドのメニューにありそうな名前になってしまいました。いや、あちらは「月見」……「日の出」ではありませんね。でも目玉焼きなんて同じ真ん丸なんですから、「月」でも「太陽」でもどっちでも良いですけどね。
そう。編集部としましても最初は「月見」にしたかったのです。ちょうど季節ですし。でも、今回作ろうとしているメニューは朝食向け。しかも編集長が開拓しているキャンプ場に泊まらせてもらっての朝ごはん。日の出がばっちり拝めるロケーションなのです!
そして周囲に散らしたポテトスナック……このニコニコ顔が「ハッピー」で「スマイリー」な1日の始まりを演出してくれます。ローソンで見つけた『スマイリースナック フライドポテト風味』……この可愛さだけで思わずジャケ買いです!!
「スマイリースナック フライドポテト風味」
この可愛いポテトスナック、東ハトさんからのローソン限定OEM商品になるようですが、他のお店で売っているのを見たことありませんよね。「なげわ」や「ポテコ」、「キャラメルコーン」はオリジナルパッケージで売っているのに……。
名前の「スマイリースナック」というのも他で聞いたことがありません。本当の意味でのローソンでしか買えない味なのかもしれませんが、「フライドポテト風味」というサブタイトルの通り、他のポテトチップスとは一線を画す美味しさです。
一時期前に「ピザポテト」で作るオムレツがキャンプ飯として流行りましたが、「袋の中で調理する」という手法が画期的でした。そのマネをしてこの「スマイリースナック」でもマッシュポテトができないか? ……というのが今回の野望の始まりです!!
材料&作り方
朝食ですから簡単、お手軽に。材料もシンプル、ちょっとしたものだけで揃えました。「卵」と「ベーコン」、彩りを添える「ちょっとした野菜」と味付けに「コンソメ」……それと「スマイリースナック」ですね。
① 最初にスキレットを中火で熱して、「オリーブ油」を少々注ぎます。
② 油が馴染んできたら「卵」を低い位置からそっと割り入れて、中火で3〜5分間焼きます。
③ 卵が半熟程度に焼けてきたところで、「スマイリースナック」を敷き並べていきます。
④「水」大さじ2杯に「顆粒コンソメの素」ひとつまみを溶かします……が、お湯ではなくお水でこの量だと完全には溶けません。それでも大丈夫です。
⑤ コンソメスープ(?)をスキレットの淵に沿って回し入れます。スナックに直接かけてしまうと、びしょびしょになり過ぎてしまうのでお気をつけください。
⑥ 水分がなくなったら蓋をして蒸らします。スキレット用の蓋がなければ、アルミホイルをかぶせるだけでも十分です。余熱と蒸気で30秒ほど蒸らすと、ちょうど良く「しんなり」します。
試食&感想
モーニングメニューということで、ちゃんと朝の5時から日の出に合わせて作り始めたのですが……写真からお分かりの通りこの日は曇り空で、太陽を拝むことはかないませんでした。……がっかり。
でも肝心のレシピの方は可愛く、美味しくできましたよ。目標にしていたのがマッシュポテトですから、ちょっとした添え物に過ぎませんが、ポテトスナックの元からの塩味とコンソメの薄味があいまって、ちょ〜ど良いお味に仕上がりました!!
これって、ジャガイモを持参して茹でてつぶすより、ずっと簡単で便利ですね。キャンプ向きです。他にも「じゃがビー」や「ポテロング」など……他のスナック菓子で試してみても良いかもしれません。
ついでにバンズで挟んで、本家マクドナルドにも倣ってもみました。……美味しいです!! お肉は入ってないので、ハンバーガーというよりBLTサンドって感じかな? これで本当に『ハッピースマイル日の出セット』の完成です。
命名の秘密……
最後にダメ押し。そもそもこの能天気なお名前「ハッピースマイル」……がどこから来たのか? マックの「ハッピーセット」や材料にした「スマイリースナック」が元になってるかと思いきや……その答えはまったく別のところにあるんです。
唐突ですが、こちら↓の絵になります。つい先日、編集長がスマホで撮って送ってきました。実家の引越しの際に発掘された絵。妹さんの花菜ちゃんによる、小学校1〜2年生頃のお絵描きです。タイトルが「ハッピースマイル」?
何かの魔法少女のようですが、「ハッピーだよ」「スマイルよ」「キャンキャン」……吹き出しのセンスも何だか凄く凄い事になってます。小学生低学年のセンス炸裂。大人には決して描けないイラストとワードセンスです。