水槽セッティング
前々回素敵な感じに「水槽台」が作れたので、今回はいよいよ水槽本体のセッティングをしていきます。最近は、夏休みが終わったと思えば学校の色々なイベントが押し寄せてきて、毎日ヘトヘトです。そんな中、前のお家で使っていた水槽のセッティングに必要な水槽用品を持ってきました!
水槽のセッティングに必要な道具は大まかに言うと「水槽」「ヒーター」「底砂(ライブサンド)」「フィルター(濾過器)」「ライト」などです。海水水槽は淡水より難しそうですが、必要な器具はほとんど同じです。
バクテリアの役割
水槽には底砂を敷きます。底砂は自然な景観のレイアウトにするために敷く以外にも、重要な役割があります。バクテリアという水槽内に自然繁殖をする「好気性細菌」の住み処となる役割もあるのです。
水槽を1週間ぐらい放置しておくと、ガラス面に透明のヌルヌルが付きますよね。あのヌルヌルがバクテリアの集合体です。しかし、ガラス面ではその面積分しか繁殖しません。
ここで紙をくしゃくしゃに丸めたところを頭に思い描いてください。同じ表面積の紙が、ぐっと小さく収縮されます。「ライブサンド(サンゴ砂)」のような多孔質の濾材にも同じ効果があるのです。
その多孔質の「ライブサンド」を底に敷いて、背面フィルターに詰めたら、我が家の濾過システムの完成です! 「好気性細菌」は、魚の出したふんや汚れを比較的無害な物質「亜硝酸塩」「硝酸塩」に変えてくれる働きをします。
海水の調達
今回の水槽のセッティングで1番苦労したのは海水です。淡水と比べるとやや手間がかかるようになるのはここかもしれません。海水を手に入れる方法としては、大きく2つあるのですが……。
1つ目は単純に海で海水を汲んでくる方法です。海から海水を掬って水槽の中に入れるだけなのでとても簡単ですが、汲んできた海水の量が多くて重かったので、運ぶのにとても苦労しました。
2つ目は水と塩を混ぜて人工海水を作る方法です。塩といってもスーパーに売っているような塩ではなく、私の家では「インスタントオーシャン」という人工海水を作るための塩を使っています。1ℓあたり33gの塩を入れて作ります。
力のない私にとっては、こちらの方法の方がずっと楽でした。お金はかかってしまいますが、海から遠いところに住んでいる方も、きっとこの方法になりますよね。あと、人工海水は病気の元になる菌が混ざりにくいのでおすすめです!
謎の魚
こちらは真鶴のタイドプールで網をぶん回して採ってきた2匹目のパイロットフィッシュです。捕まえたは良いけれど、名前が分からなかったので、Googleの画像検索を使って頑張って調べました。
その結果、淡水魚の「ミミズハゼ」と海水魚の「イソミミズハゼ」という魚が出てきました。ウチの魚は黄色に近い褐色……色的には淡水魚の「ミミズハゼ」に近いのですが、捕まえたのは海……。
伊藤商店
ジャーン!! 水槽が完成しました〜。トイレの背面の狭いところに置くので、30cm×30cm×50cmの縦長の水槽です。ライトは2色の色で光ります。
水槽の引越しが終わったので、真鶴にあるデビット伊東さんのラーメン屋さん、「伊藤商店」に行ってきました! テレビ神奈川の「あっぱれ!KANAGAWA大行進」で知っている人も多いかも!
ラーメンは「醤油ラーメン」を頼みました。魚介系の味が混ざり、香りがとても良くく、美味しかったです。また「静岡おでん」も味がよく染み込んでいて美味しかったので、おすすめです!