結果発表!!
本題に入る前に、前回の「はななのフィッシュ日和」で応募した「幼魚フォトコンテスト」ですが……なんと! 佳作を頂きました! ありがとうございます。私はミナミトビハゼの写真を1番気に入っていたのですが、受賞した作品は……。
300点の応募の中から賞を貰うことが出来て、とても嬉しかったです! 他にも賞を受賞した方の作品はどれも目を引き、タイトルも面白い写真ばかりで、ハイレベルな戦いでした。
車で採集♪
今年初めての車での遠征、伊豆へ向かいます。今年は引越しで夏休みに採集に行けず、10月になってようやく車を出してもらいました。でも天気は曇り空。下田に着く頃には天気も良くなってるはず……と願いながら出発しました。
写真は下田の手前にある展望台から撮った眺めです。国道135号沿いの「尾ヶ崎ウイング」という展望台で、下田の海が一望できます。手前に見えるのが「竜宮島」、奥の岬の先端にあるのが昨年も記事で書いた「えびす島」になります。
えびす島に到着!
えびす島は駐車場が海にとても近く、トイレも近くにあるので豆チョウ採集にはぴったりの場所です! 到着してから潮風に吹かれながら海を見ていると、日差しもだんだん出てきて絶好の採集日和になってきました!
私の他には、2組の人が豆チョウ採集に来ていました。色々と話を聞いてみると、「今年は黒潮の流れが蛇行していて、あまりチョウチョウウオがいない」など、今年の様子を教えてくれました。
初めは母とえびす島の右側にある突堤からエントリーしました。海の中はなぜか大きいサイズのチョウチョウウオばかりで、私が採れるサイズのチョウチョウウオほあまりいませんでした。
30分ほどスノーケルを母が寒いからと海から上がってしまったあとは、父が待ってましたと交代してきました。海は危ないので、必ず2人組(バディシステム)で泳ぐようにしています。
ナミチョウGet!!
父が母と交代して、しばらく豆チョウを探していると、ナンヨウツバメウオの幼魚を見つけました。枯葉に擬態して水面近くを漂っているフリをしているので、比較的に掬いやすいです。
父がそれを掬って岸へと泳ぎ始めたので、私も後を追うように泳いでいました。だけど、岸に戻る途中で、大きなナミチョウチョウウオが岩に隠れているのを見つけました。
我が家では、豆チョウのサイズを「1円玉サイズ」「10円玉サイズ」「500玉サイズ」……と硬貨にたとえて表しているのですが、それより1回り、2回りも大きくて! 1,000円玉サイズくらいあります!!
私はチョウチョウウオが隠れている岩に右手で網を被せ、左手で穴の隙間から手を伸ばし追い立てました。すると、なんと2匹とも自分からサッと網の中に入ってくれたのです! こんな大きなチョウチョウウオを採ったのは初めて!!
本日2度目のエントリー
暖をとりながら採ったばかりの豆チョウを見ていると、駐車場でお会いした人も海から上がっていて、橋の方でクラカケモンガラ、チョウハン、ニジハギを見たよ……と「お魚情報」を教えてもらいました。
そうなったら船着場のスロープから、父と海へ2回目のエントリーです。……しかしクラカケモンガラはあと少しのところで捕まえられず、チョウハンも掬い逃し、ニジハギはとうとう見つけることさえできませんでした……。
ガッカリしながら陸に上がろうとゆっくり戻ろうとしたら、再びチョウハンを発見! さっきと同じく右手で網をかまえて、左手で追い立てると、サッとネットイン! 見事掬うことが出来ました。
陸に上がると、採集の方にミゾレチョウチョウウオを頂きました! 豆チョウの区別がつくようになって4年も経ちましたが、未だに海でミゾレは見たことありません。いつかは自分で採ることが出来るようになりたいです。
チョウハン
一見似ていますが、よく見ると口の先が白いのが「ナミチョウチョウウオ」、黄色いのが「チョウハン」……別種となってチョウハンの方が希少です。見慣れると海中でもすぐ見分けられるようになります。
私は初めてこのチョウハンを知った時、「めっちゃChinaっぽい!」と思いました。共感してもらえるかは分かりませんが、濃い黄色の色合いと名前のせいで、特に中国っぽく感じます。
しかし、海外では目を通る黒い帯がアライグマっぽいと見られているそうで、英名では「Raccoon butterflyfish」と呼ばれています。「Raccoon」というのがアライグマです。
肉チャーハン
「ふるさと」というお店で稲取名物の肉チャーハンを食べてきました! 下田の方へ行くと、よく帰り道に寄るお店です。入店してすぐに3人とも肉チャーハンを頼みました! チャーハンと言ってもご飯は炒めてありません。
味は唯一無二で中華屋さんならではの豪快に炒めた深い味がしてとても美味しかったです。遠方から「ふるさと」に来てテイクアウトをしていくお客さんが多くてびっくりしました。