北海道に行ってきました!
こんにちは森風美です。もうすでに関東は、桜のつぼみが膨らみ始めておりますが、私はこの冬、極寒の北海道を「給電くん」で走破してきました。日本の北端、宗谷岬まで!!
私にとっては初めての経験で、タイヤは大丈夫なのか、冷却水は凍らないのか、エンジントラブルはないか……不安の連続でした。その様子は近々Mortorzチャンネルさん、『給電させてもらえませんか?』のYouTube動画で公開される予定です。
そんな北海道旅の道中で(ダジャレではありませんよ)出会った素敵なお店を今日はご案内します。『ZERO DAY』さん。北海道の下の方、有名な洞爺湖の近くにあるアウトドアセレクトショップです。
たかにぃさんのご紹介
冬の北海道にはこれまで何回か行ったことがあるのですが、最北端となると世界が変わります。冒頭でも漏らした不安から、たくさんの方々にご相談させて頂きました。その中で思い出したのが「たかにぃ」さんです。
私が大学生の頃からお世話になっているアウトドア、特にULキャンプの達人さん。UL(ウルトラライト)の超軽量スタイルなキャンプにかけては、右に出る人はいません! 昨年ご本も出版されています!!
そんな「たかにぃ」さんが以前ツイートされていた耳寄りな情報が「洞爺湖の近くにスゴク良いショップがあるよ!」でした。「たかにぃ」さんのオススメなら間違いはありません! ちょっと遠回りにはなったのですが寄らせて頂きました!!
『ZERO DAY』
こちらのショップが素晴らしいのは、そのコンセプト! オーナーさんのご夫婦2人が、東京での生活からアメリカ・ヨーロッパを旅して周り、そのロングトレイルの経験から日本にあまりなかったスタイルのお店をオープンされました。
アメリカ大陸をキャンピングカーで横断!! ユーコン川を10日かけて下り、スペインの巡礼路を800km踏破されたそうです!! またその他にもテントを背負って歩いた数々のロングトレイル……そこにあった地元の拠点ショップ、ハブショップ。
国立公園の中や、登山口のそば、ロングトレイルのルート近辺に建っていて、地元の情報に詳しいお店です。おすすめのルートや見どころを教えてもらったり、必要になるもののアドバイスを頂いて、買い足したりするお店ですね。
お二人はアメリカの「ヨセミテ国立公園」や「ジョン・ミューア・トレイル」にあった、地元密着型のアウトドアショップに感銘を受け、「いつかこんなお店をやりたい!」と帰国されたそうです。
駆け足で店内紹介
実際私が訪れた時も、おしゃれな店内に、北海道でおなじみのガレージブランドさんと、UL(ウルトラライト)ギアが目白押しでした。 そのほんの一部を写真中心に、駆け足で紹介していきますね!!
まずは北海道から発信された途端、全国的に有名になった「TRIPATH PRODUCTS」さん。この芸術的な焚き火台『グルグルファイヤー』はウチの記事でもイチオシしました!!
北海道伊達市の障がい者支援施設の皆さんが作られた「ハンノキ」の薪『HOLOHOLO』です。この美しい幹……ハンノキと言えば白樺のお仲間ですからね。これは燃やしてみたい!!
鹿のツノの加工品とアイヌの口琴『ムックル(ムックリとも)』です。五十嵐大介さん原作のアニメ「海獣の子供」ではデデというお婆さんが神秘的な音色を奏でていました。
ペナント風ステッカーとオリジナルのタオル。ペナントというと昔懐かしい感じがしますが、アメリカの国立公園などでも定番。新し懐かしいデザインになっていますね。
北海道産ではありませんが、「AS2OV(アッソブ)」のスェードバッグ。バックスキンなのにウォータープルーフのアウトドア仕様! ユニセックスなカラーバリエに目を奪われちゃう!!
いつかはロングトレイルに!!
店名の『ZERO DAY』は、ロングトレイルの用語で「Zero mile day」……1マイルも進まない日を意味するそうです。数百キロや千キロ以上の道程を、テントや寝袋をかついで踏破するロングトレイル。束の間の一日の休息……。
そしてUL(ウルトラライト)だけにこだわる訳でもなく、「軽いは正義、重いはロマン」をお店のコンセプトにされているので、「カッコ良さ」や「可愛さ」重視のアイテムもたくさん並べられていました!!
店内の商品を見ているだけでも、北海道の自然を歩き尽くしたい! いつか海外のトレイルにも挑戦してみたい!! そんなロマンを感じずにはいられないお店でした(このあと「給電くん」で北端まで踏破ならぬ、走破したのですが)。
ZERO DAY HP : https://zeroday-toya.com/
〒049-5721 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺湖温泉45 柴田屋ビル