テンション上げて買っちゃおう!!
「テント」といえばキャンプの主役。いよいよその選び方を語る回となりました。ワクワクしますね! ドキドキしますね! 前回の『チェアを買うときの注意』では「お尻で選べ!」と、慎重な姿勢を推奨した「なちゅガール」でしたが、テントは逆に「好みで買ってしまえば良い!」と考えています。

ひと言「テント」と言ってもピンからキリまであるのですが、よっぽどの格安品でないかぎり、本番で役割を果たさないなんてことはありません。ホームセンターでたくさん売られている定番品なら、ビギナーのニーズには十分答えられるでしょう。
テントを選ぶこの際に、ご自分の「スタイル」を確立してみてはどうでしょうか。第2回の「ハイスタイル? ロースタイル?」で予告しておいた「テイスト」についてです。サイトの顔となるテントですから、自分の好みを最優先して「可愛よー!」「格好よー!」で決めちゃって良いと思います。ですから今回は、テントというより「スタイル」をご説明する回となります。
1.ガーリースタイル

まずは「なちゅガール」の読者、女性の皆さんがいちばんに想定されるこのスタイル。数年前から始まった今のキャンプブーム を牽引したとも言える「おしゃキャン」スタイルです。インスタグラムの普及とともに、それまでのファミリーキャンプのイメージを一掃しました。
編集長「森風美」もこのスタイルで、大学生時代に一目惚れした『BURTONのキノコ柄テント』から「おままごとキャンプ」と自称するスタイルを始めました。好きなものに囲まれて、ゆっくりと流れる時間を満喫したい人に向いています。
上級者になるとインスタグラマーのYURIEさんやマリマリさんのように、優雅なスタイルにも発展します。レトロな「ロッジテント」や「ベルテント」は女性の永遠の憧れですね。
2.武骨スタイル
「武骨」は「無骨」とも書きます。サバイバルやミリタリーを意識した男性っぽいスタイルですが、現在コレにハマる女子が急増中! ファッションからギアまで、格好良くキメている女性がYouTubeなどで積極的に発信しています。

ソロ・キャンプで活動されている方が多く、自然の物を生かしてサバイバルをする「ブッシュクラフト」もそのスタイルの一環。高度な野営技術を身に付けたい人は、自然とこのスタイルになるのかも。
テントとしては「軍幕」と呼ばれるミリタリーのサープラス(払い下げ)ものや、「パップテント」や「タープ泊」のような開放型のものが好まれています。自然との一体感を大切にしているんですね。
3.ハイテク、ULスタイル
最新技術によるイノベーションの波が、キャンプ業界にも押し寄せています。軽量化がはかられながらも暴風に耐えるポール(骨組み)。シート(テントの生地)も最新の素材が使われ、耐水圧性能や遮光性能も向上しています。

雪山や極地での使用が想定されているものとなると、性能とともに値段もハネ上がりますが、徒歩キャンプや自転車のツーリングキャンプとの親和性が高く、近年はUL(ウルトラ・ライト)と呼ばれる新しいスタイルを確立しています。
形としてはドーム型が多く、機能美が具現化されたスタイリッシュなデザイン。遭難時にも目立つビビットカラーが主流です。でも高額なものが多いです。
最後になってしまいましたが
本来なら最初にお伝えしておくべき注意点ですが、文中にも出てきた耐水圧(雨が滲み込まない基準数値)は1500mm以上を目安としてください。それ以下になると夜間の雨などが心配になります。
また収容人数も、表示より余裕を持たせておくことをお勧めします。ソロキャンプでも2人分のスペースがあった方が良いですし、4人以上のファミリーテントならプラス2人分の余裕があると良いでしょう。
でも、テント選びで一番重要な要素は「一目惚れ」だと編集部は思っています。性能やレビューなどを確認してよほどの欠点がないかぎり、決断しちゃって大丈夫です。それよりワクワク感やドキドキ感を大切にして、本番前にお部屋やお庭で張っちゃったりする位の勢いが大切だと思っています。


