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外あそび
寝袋がなくても!?
『お布団キャンプのススメ』

実体験からのご提案です

「冬キャンプの危険」「暖かいキャンプの仕方」をお伝えして来ている「なちゅガール」ですが、「おウチのお布団を導入してみよう」という本記事も追加して、安全で暖かいキャンプをご提案できればと思います。

キャンプを始めて間もない頃は、夏用や3シーズン対応のシュラフ(寝袋)は持っていても、真冬用のダウンシュラフとなると、高価でなかなか手が出せないものですよね。私も初心者だった頃はよくしてました「お布団キャンプ」。

そんな実体験からのメリットと注意点をお伝えします!

お布団キャンプのメリット

なんと言っても安い! 暖かい!!

羽毛布団とオートキャンプが大前提ですが、車があれば敷布団も掛け布団も積んでしまって、テントの中にインストールしてしまいましょう。この写真の時は撮影用にクッションも多めに持っていったのですが、頭が冷えず、帽子なしでぐっすり眠れました。

テント内の雰囲気も、いつものシュラフとは違って「グランピング感」が出ているかも!? テントの生地のせいか天蓋付きのお姫様ベッド感も!! ……いえ、子どもの頃に「押し入れ」で寝てみたワクワク感がいちばん近いかもしれません。

実際に寝てみると実感できるのは、キャンプの夜(特に明け方!)に付きものの地面からの冷気がシャットアウトできること。狭いシュラフよりも自由に寝返りが打てるし、腰痛持ちの方には良いですね。起きた時の回復度合がとっても良好です。

ファミリーキャンプでは、シュラフを持っている方にも、お布団の方がおすすめかも。特に小さなお子さんと一緒に寝てあげる時には、湯たんぽのようにお互いの体温が暖かさを伝え合えるので、お母さんも安心ですね。



お布団キャンプの注意点

「暖かい」「寝やすい」「お子さまも安心」……メリットの多い「お布団キャンプ」ですが、やはり万能なわけではありません。その問題点はただ一点! お布団が汚れてしまう可能性です。

テントやグランドシートからはみ出てしまったり、運搬時に地面にこすってしまったりしたら、言わずもがな。落ち葉や土が付いてしまいます。草の青みや泥がついてしまったら、その大きさゆえにお洗濯も大変ですよね。

また、体験するまでは予想もつかないものですが、結露! これが冬キャンプでは大敵になります。結露は対策法も色々と紹介されてはいるのですが、効果のあるものに出会ったことはありません。結果として、お布団がびしゃびしゃに濡れてしまうこともあります。



工夫次第で楽しいお布団ライフを!

それでも、まだギアが揃わなかったり、高価な羽毛のシュラフを買う予算のない方に「お布団キャンプ」はオススメです。現に私もそうして冬キャンプデビューをしました。

上記のデメリットを克服するためには、汚れても良い布団を用意したり、テントではなく車内に敷いて就寝したり(結露も車の方が少ないです)、翌朝のチェックアウト前に十分乾かしたり……いくつかの対策が取れると思います。

人数が多い時には、積載を減らすために「圧縮袋」も有効です。なんどもご注意しているように、冬キャンプの寒さは命に関わります。「布団キャンプで寒さもふっとんだ」となるようにご準備ください。



あらなみさんのお布団キャンプは家族の暖かさが満載!




*こちらの記事は2年前に掲載されたものを再構成し、新たに書き下ろしたものになります。



Author
なちゅガール編集部
アウトドアの楽しさをお伝えしたくて、日々おもしろいことを探しています。皆様からの情報提供もメールでお待ちしています!! また記事につきましては正確を期しておりますが、最新の情報や価格については都度お調べください。