キャリーキャンパーからの提案です!
「キャリーキャンパー」……もうちょっと懐かしい響きがあるかも。編集長、森風美が大学生時代、まだ車も免許も持っていなくて、コロコロと「キャリー」を引っ張ってキャンプに出かけていたところから、命名して頂いた通り名です。
そんな編集長が、先月の「ジャパンキャンピングカーショー」で、キャンピングカー同様に注目してきたたのがこちらアイテム。コールマンさんの『ソロキャンプスタートパッケージ』です! 写真でも「キャリーキャンパー」の血が騒ぎまくってます!!
これが「スタート」という名前ながら、決して初心者向け「だけ」の商品じゃない事は、後々説明するとして、まずは早速、その商品内容から見ていきましょう。
Colemanからの提案
写真でご覧の通り、キャリーバッグの中にソロキャンプに必要なすべてを詰め込んだセットになります。重さは約16kg。着替えなどの他の荷物を詰め込んで、女性が運ぶにもちょうど良い重さ。大きさもコンビニから宅配便で送れるサイズです。
気になるセット内容は……
*キャリーバッグ(オールインワンホイール)
*テント(インスタントアップドーム/S)
*シュラフ(コンパクトコルネット/L0)
*マット(コンパクトインフレーターマット/S)
*チェア(ファンチェア・コヨーテ)
*テーブル(コンパクトアルミテーブル)
*焚き火台(ファイアーディスクTMソロ)
*焚き火シート(ファイアープレイスシート)
*コンロ(アウトランダーマイクロストーブPZ)
*調理器具(パックアウェイ®ソロクッカーセット)
*ランタン(ラギットパッカウェイランタン)
さすがはコールマン! ウチの「女子キャンプ入門*第二回」で考察した「キャンプに必要なアイテム」と比べても、過不足ないパッケージ内容です。細かいことを言うと、この中にペグやガイロープまで含まれているんですよ!
「これだけ入ってお値段なんとっ」とテレビショッピングのようなことを言いたくもなりますが、実売価格はご自分でご確認ください。バラバラに買うと、総計8万円は超える品々がパックされているそうです(バラ売りもされています)。
心憎いのは、統一感のあるコヨーテカラーにまとめられながらも、アイテムによって若干その色味が変えられているところ。見ようによっては、渋くもあるし、可愛くもあるテイストが見事に演出されているのではないでしょうか?
作りはすべてコールマン品質ですから、そこも安心。だいぶ暖かくなって、今年のシーズンも近づいてきました。これからキャンプを始めたいお友だちに、自信を持ってすすめられるアイテムだと思います。
編集部からの提案
しかし、ビギナーの方だけではなく、こちらをお読みのベテランキャンパーさんにも、ぜひ今回の記事を覚えておいて頂けると嬉しいです。特にファミリーキャンパーさんは、頭の片隅に留めておいてください。
……というのも、キャリーバックをコロコロ転がしていく「キャリーキャンパー」スタイルは、何も、車を持っていない初心者キャンパー限定のものではないからです。
北海道や沖縄などの飛行機の方が近い場所、伊豆七島のような船で行く場所にも、魅力的なキャンプ場はたくさんあります。今の感染対策が解除されれば、海外遠征だって可能です。そしてそんな好機が咄嗟に訪れないとも限りません。
そんな時、大きなファミリーテントを持っていく訳にもいかず、かといって、キャリーバッグからランタンまで、一つずつ注文しても、容量が合わなかったり、統一感がなくなったり……。なんてことにならないように、いざという時に覚えておくと重宝するかもしれません。
そんな実利的な用途は脇に置いといても、徒歩キャンプには徒歩キャンプの楽しさがあります。編集長はもちろん、なちゅガールのメンバーたちも定期的に徒歩キャンプに繰り出しています。春の陽気に誘われて、オートキャンプ専門だった方も、一歩歩み出してみてはいかがでしょうか?