すいません! 忘れてました!!
タイトルをご覧になって「♪キャンプでミュージック＊③」って……「③」って何やねん! 「①」「②」はどこにあるねん!? ってツッコまれた人もいらっしゃるでしょう。はい、まったくその通りです。申し訳ありません。
実はこの記事、ちょうど1年ぐらい前に上梓しました「①ウクレレ編」と「②カホン編」の続きになるんです。丸一年も放っておいて、今さら続きをお送りしようっていうのですから、覚えている人は少ないでしょう。
実を言うと、編集部もすっかり忘れていました。しかも「②カホン編」の最後には「次回は「プロジェクター」を使った「なちゅガール流」アイディアをご披露しようと思います! 更新まで、楽しみにお待ちください!」とまで書いていたのに!!
プロジェクターをどう使うの?
最近は、アウトドアのグッズ開発で、ちょっとだけご注目いただいている『なちゅガール』ですが(大変ありがたいお話です)、編集部の姿勢は「アウトドアの楽しさをお伝えしたくて、日々おもしろいことを探しています」にあります!
ここの所、ちょっとマジメな記事が続いてたような気もするので、今回は初心に戻って編集部のオリジナリティー溢れる「外あそび」記事をお伝えします。使用するのは予告通り「プロジェクター」です。
プロジェクター……最近はモバイル化も進み、キャンプや車中泊にもだいぶ持ち出されるようになりましたね。しかし、これで「カラオケ」をやろうっていう発想ではありません。マイクやスピーカーも必要になりますからね。
歌声キャンプ!?
ではどのようにプロジェクターを使うかと言うと、ずばり「歌声喫茶」です。知らないですよね。’60年代、’70年代に一世を風靡したと言うあの歌声喫茶。念のため言っておきますけど、編集部も知りませんよ。そんな歳ではありません。
でもそれらによると、当時は若人(わこうど)が歌声喫茶に集まって、フォークギターで青春を謳歌していたらしいのです。そしてそこには「歌本」なるものがあって、一同で歌詞とコードを覗き込み、声を合わせて歌っていたそうなのです。
「歌本」の方は正直知ってます。高校時代、軽音部でしたから。歌詞にギターコードが書いてあるだけの本。部室に古いのや新しいのが何冊も転がっていました。歌声喫茶の代わりに、その部室でお友だちといろいろな曲を弾いては、歌いまくっていました。
それをキャンプに持ち出したのが今回の「プロジェクターで歌本を映しちゃおう」企画です。写真を見ればすぐにお分かり頂けますね。スクリーンにはただ、歌詞とコードが表示されているだけ。編集部は主にこちらのサイトを使っています。
U-フレット : https://www.ufret.jp
あとはギターやウクレレがあればOK! 歌本よりも優れているのは、弾く人も、歌う人も、皆で大画面を眺めることができること。皆の頭を突き合わせて、一冊の本を覗き込むようなことはしなくて済みます。
おすすめスクリーン!
プロジェクターの他には、スクリーンが必要になります。白い壁や、テントの側面が利用できれば、それでもOKです。白いシーツなどで代用しても良いですけど、編集部のオススメはこんな薄〜いスクリーン。
ストッキングのような薄い布で作られていて、とってもコンパクトにまとまります。軽くて荷物の負担にならないし、キャンプ場ではタコ糸やガイロープ、カラビナ・フックなどでピンっと張ればOK。映画を見るにも便利ですよ。
レビューを見ると、お家では薄くて「壁の模様が透けちゃう」との意見もありますが、キャンプ場ならそんな心配は要りません。スタンド付きのスクリーンなどは荷物になりますし、こちらはお値段もずっとお手頃です。
使用上の注意!!
著作権の問題にはちょっとだけ注意してください。「U-フレット」のような歌詞やコードが載っているサイトは、家族やお友だちと楽しむ分には問題ありませんが、参加費や入場料を徴収しているオフ会やイベントで映すと、徴収の対象になります。
また『なちゅガール』の読者さんなら心配はいらないと思いますが、キャンプで映画を観る時と同様、キャンプ場のルールに従って、音量や光害による迷惑、就寝時間に気をつけましょう。ルールがなくても、周りのお客さんの迷惑にならないようにしましょうね。
下を向いて歌わなくてはいけない「歌本」と違って、歌詞も見やすいですし、懐かしい話に花が咲いたり、アニソンメドレーになっちゃったり……焚き火を囲んでの「歌声キャンプ」は本っ当に楽しいですよ。ぜひ、お試しください!
