『開拓DAY』が終わって……
先週の「キャンプ場開拓日誌*15」でお伝えしましたミカンの木の抜根。重機を使わずに人の手で抜くのは無理かな〜と思っていたのですが、おかげさまで『開拓DAY』にご参加の方々の尽力で、予想以上の成果を上げました!!
写真を見比べるとすんごい進捗、すっごく大変な作業のように思えますが、実質3時間ほどだったでしょうか? 皆さんの頑張りとパワーとで、あっという間に終わっちゃいました〜。それに対して『開拓DAY』は1泊2日のスケジュール。
作業の前後、そして夜、次の朝など。その他の時間は皆で食べたり、飲んだり、おしゃべりしたり……実にの〜んびりと過ごしました。もちろんそれも最初からの予定だったのです。来たるオープンに向けてのお試し。先行体験会ですね。
レシピがない!!
この2日間、基本的に食べ物と飲み物に関しては、キャンプミーティングやイベントでよくある形式。「各自持ち寄り」のポットラック式をとっていたのですが、せっかくですから(ちょっとぐらいは)皆さんをオ・モ・テ・ナ・シしようとも考えていました。
そうとなったら、なちゅガール「外ごはん」レシピです!! 過去のレシピの中から選りすぐりの1品を……と思ったのですが、探してみるとないんですよね。ご存知の通り、どれもこれもヘンテコレシピ、トンデモレシピばかりで……。
もうすでに60品以上のメニューが揃っているのですが、ロクなものがない!! 皆さんをおもてなしするだけのお料理がないのです。 ただ幸い、この開拓DAYが行われたのはお正月が明けてすぐ! まだギリギリ松の内!!
「たい焼き茶漬け」と「おちょるこ」です。メニューの詳細は ←青文字リンクの記事でお確かめください。どちらもお正月っぽくもありますし、お味の方は折り紙付き。皆さん到着して、設営が終わったお昼に、編集長のお母様がお出ししました。
一応、お仕事もしました
14時ぐらいになってようやく重い腰をあげて作業を開始しました。その様子は一昨日の開拓日誌でお伝えした通り。すっかり見違えるようになりました。予定していなかったブルーベリーの根っこまで抜いてもらって作業終了。
まだ明るかったので、ついでに邪魔な鉄パイプ(単管パイプ)もカットしてもらっちゃいました。これは編集長、森風美オススメのオモシロ作業。単管パイプカッターをクルクル回してポキッ! この快感! 10本近く切って頂きました〜。
そして暗くなってきたら、なちゅガール恒例の「松ぼっくりファイヤー」!! ……恒例と言っても、以前ゆるキャン△の「本栖高校文化祭」でやったきり。今回でまだ2回目です。これ、着火剤となる松ぼっくりを焚き火にしてますから、その火柱は圧巻です!!
後はそのまま夜の宴になだれこみ、皆さんがお持ち寄りの美味しいものと、森風美が焼いた外ごはんレシピ「鮭のちゃんちゃんタッカルビ」で、和やかに歓談。しっぽりと夜は更けていきました〜。
翌朝の様子……
そうです。このキャンプ場(開拓地)のウリは、ほぼ真東を向いてること。1年を通して日の出を拝むことができます。春分の日(3/20頃)から秋分の日(9/23頃)の間は海の水平線から、それ以外の時期は真鶴岬の先端の方から昇ります。
そして朝ごはんは、今年最初にご紹介した外ごはんレシピ、「七草リゾット」をお出ししました。記事の方でお伝えした通り、森風美が生米を炒めるところから調理した、本格的リゾットです。
メインで入れたカニの風味のおかげで七草の苦味を和らいで、かつ冬の朝にふさわしい、温かくて、優しい味わいに仕上がりました。皆さまにも大評判で、あっという間に完食。お鍋はペロリと空になってしまいました。
次回に続く
その後もキャンプのこと、ギアのこと、このキャンプ場の計画のこと……尽きぬお喋りを継続しながらの撤収。昼前ぐらいで自然解散となりました。肉体労働にも関わらず、皆さん筋肉痛になることもなく、元気に帰路へと着かれました。
プラス、お天気が良かったのも本当によかった〜。11月に企画した段階では、極寒の厳しい開拓になってしまう可能性も心配していたのですが、今年の関東は本当に暖かくて良かったです。肝心の海も始終キラキラと青く輝いてくれました。
次回の「開拓DAY」は3月の予定。詳細はまだまだ未定で、どんな内容になるのか、どんな作業をするのか、何も決まってません。実は今現在、砂利道だったスロープの大型工事が始まってまして、その頃にはどんな状況になっているか予測もできないのです。